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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム まずはブライダルチェックを受けてみよう【峯レディースクリニック】

まずはブライダルチェックを受けてみよう【峯レディースクリニック】

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基礎知識
2026/08/09 公開

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私に合うクリニックが分かる!あなたの希望をかなえるおすすめのクリニックをピックアップ。

関連記事「もっと早く受診していれば…」とならないように、自分自身の体に向き合うきっかけにしてほしい【峯レディースクリニック】

不妊治療はまだ早すぎる…と感じるなら、まずはブライダルチェックを受けてみよう

峯レディースクリニック(東京都目黒区)

峯レディースクリニック
院長 峯 克也 先生

自分の体のことを知っておきましょう

「ブライダルチェック」というと、結婚前の女性が受けるものというイメージがありませんか? 実は結婚前の女性だけでなく、結婚後でも、結婚する予定がなくても受けられる検査です。「まだ気が早いかな」と思わず、将来子どもが欲しいすべての人に知ってほしい大切なステップです。

ブライダルチェックをすることで、早めに不妊治療などを受けるべきかどうかを検討することができます。主に、問診、血液検査、超音波検査などが行われます。同じような内容で不妊治療クリニックなどで行われる不妊検査がありますが、こちらは月経周期に合わせて調べる検査もあり、何度も通院する必要があります。

一方で、ブライダルチェックは1日で終わるので何度も通院する必要がなく、結果は郵送やオンライン診療で説明してくれるクリニックもあります。そのため「本格的な不妊治療の予定はまだないが、将来の妊娠出産に備えておきたい」というかたにおすすめ。検査によって、自分では気づきにくいリスクを早期に発見できるメリットもあります。

費用や検査項目はクリニックによって異なりますので、ホームページなどで確認してみましょう。

ブライダルチェックに関するQ&A

Q1. いつ受けるのがベスト?
A1. 「結婚や妊活を意識し始めたらすぐ」がおすすめです。検査結果が出るまでに1~2週間かかるほか、万が一、治療が必要な感染症が見つかった場合や、風疹などのワクチン接種が必要になった場合は、その後に数ヶ月の避妊期間が必要になることもあります。直前になってあわてないよう、早めの計画が安心です。

Q2. 生理中の受診は避けるべき?
A2. 女性は月経期を避けるのが一般的ですが、男性にもいくつか注意点があります。女性の婦人科検診(子宮頸がんや膣分泌物検査など)は、月経期以外に行うのが基本です。ただし、ホルモン検査などあえて「月経開始から5日以内」に行う項目もあるため、予約時に確認しましょう。また、男性が当日に精液検査を行う場合は、正確なデータを出すために2~3日の禁欲期間(射精を控える期間)を設けて来院するのが望ましいとされています。

Q3. 保険はきくの?費用を抑える方法は?
A3. 基本は「自由診療(全額自己負担)」ですが、お住まいの自治体の助成制度をチェックしてみましょう。病気の治療ではないため健康保険は適用されませんが、近年は将来の妊娠に向けた健康管理(プレコンセプションケア)を応援する自治体が増えています。各自治体のホームページを確認してみるのがおすすめです。

ブライダルチェックで行うおもな検査

超音波検査
腟から器具を入れて、子宮や卵巣の様子をモニターに映し出して確認します。はじめての場合は緊張するかもしれませんが、ほとんど痛みはありません。子宮に筋腫がないか、卵巣に腫瘍がないかなどを調べることができます。

性感染症の検査
クラミジアやHIVなどの性感染症の検査も行います。なかでもクラミジアは日本で最も多い性感染症。女性の約8割は自覚症状がありませんが、卵管炎などを起こして不妊の原因になるため、早めに発見して治療しておいたほうがいい病気です。

AMH検査
卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかを調べるための血液検査。男性の精子は常に新しいものがつくられますが、女性の場合、卵子は生まれる前につくられ、年をへるごとにどんどん減っていきます。若くても卵子の数が残り少ない人もいるため、不妊治療を急ぐべきかどうかがわかります。

風疹抗体検査
風疹抗体のない女性が妊娠中に風疹にかかると、生まれてきた赤ちゃんに先天性風しん症候群(難聴・心疾患・白内障等の症状)が現れることがあります。生まれてくる赤ちゃんを守るための重要な検査です。免疫が無い場合はワクチンを接種しますが、接種後約2か月の避妊が必要となります。

感染症検査
B型肝炎やC型肝炎はほうっておくと肝炎は肝臓がんなどに進行する病気で、母子感染もあるため、調べておく必要があります。またクラミジア感染の既往を調べる検査が陽性の場合、知らないうちに卵管の狭窄や閉塞など、不妊の原因が存在している可能性があります。近年増加しているとされる梅毒も胎盤を通じて胎児に感染することもあります。

ブライダルチェックは男性も受けましょう

不妊原因の約半数は男性側にあります。
ふたりの未来を健やかにスタートさせるために、男性も自分の体を知ることから始めましょう。

精液検査
精子の数や運動率、形などを顕微鏡で詳しく調べる最も重要な検査です。見た目が健康であっても、精子の状態は検査をしてみないと分かりません。数値が良くない場合でも、生活習慣の改善や適切な治療でカバーできることが多いでしょう。

精子精密検査(DFI検査)
精液精密検査(DFI検査)とは、精子のDNAの損傷割合を数値化し、通常の精液検査だけでは見えない「精子の質」を詳しく評価する検査です。DNAの損傷率(DFI)が高い場合、受精率や妊娠率の低下、あるいは流産のリスクが高まると言われています。

血液検査
女性の検査と同様で、主に性感染症(クラミジア、梅毒、HIV、肝炎など)の有無や、風疹などの抗体、男性ホルモンの値を調べます。特に感染症やウイルスは、自覚症状がないままパートナーにうつしてしまうリスクがあり、赤ちゃんの健康に影響を与えることも。ふたりと未来の家族を病気から守るために、欠かせないスクリーニングです。

自治体の「プレコンセプションケア」の助成制度を利用しよう

ブライダルチェック(プレコンセプションケア)は基本的に自由診療ですが、検査費用の助成制度をスタートさせている自治体もあります。まずはお住いの自治体のホームページを確認してみましょう。たとえば…

東京都
18~39歳のかたを対象に、事前の講習会(TOKYOプレコンゼミ)を受講することで、必須検査や選択検査の費用が最大3万円補助されます。

大阪府
18~39歳のかたを対象に、事前の講習会を受講することで、AMH検査の費用助成を行い、早発卵巣不全の診断を受けたかたなどには卵子凍結の費用が補助されます。


企画:サンワードメディア

監修
監修

日本医科大学大学院女性生殖発達病態学修了。同大学産婦人科学教室で講師や生殖医療主任、木場公園クリニック勤務などをへて、2017年6月に峯レディースクリニックを開院。父も産婦人科医で母は助産師の家庭に育ち、現在は2児の父。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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