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一人ひとりの背景も把握して治療をプランニング。 医療者側の工夫で、仕事と治療の両立をサポート【働く女性にやさしいクリニック/麻布モンテアールレディースクリニック】

2022/04/22 公開
2023/04/26 更新

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麻布モンテアールレディースクリニック(東京都港区)

院長 山中 智哉 先生

1998年山梨医科大学卒業。同大学産婦人科、国立甲府病院産婦人科、NTT東日本関東病院、不妊治療専門レディースクリニック等をへて、2020年7月より麻布モンテアールレディースクリニック院長に。医学博士、日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本抗加齢医学会認定専門医、米国ISFN認定サプリメントアドバイザー、点滴療法研究会認定医。

一人ひとりの背景も把握して治療をプランニング。
医療者側の工夫で、仕事と治療の両立をサポート

採卵1回で複数個の凍結胚を確保し、
第二子、第三子まで計画

一人ひとりの状況を十分に把握して、それぞれに合わせた治療を行っている麻布モンテアールレディースクリニック。通院中の約7~8割のかたは、仕事をしながら治療を続けているそうです。

「当院は火曜と木曜は20時まで、土日の診療も行っています。体外受精もすべてこの日程の中で診療を構成することができますから、無理なく治療を続けていただけると思います。予約制で時間の指定もできるため、予約時間だけ仕事を抜けて受診いただくことも可能です」と院長の山中智哉先生。
「働く女性がこれからクリニック選びをされるなら、治療の選択肢が幅広いクリニックを選ぶとよいと思います。特に体外受精はやり方によっては何度も通院する必要がありますので、あらかじめ確認しておくといいでしょう」

たとえば自然周期の体外受精は、その人の生理周期に合わせて行うため、採卵・移植する時期をコントロールすることができず、仕事のスケジューリングも難しくなる可能性があります。刺激周期であれば、採卵の時期をある程度決められるため、仕事と両立しやすいといえるでしょう。凍結胚を複数個確保できれば、妊娠の時期も選択することができます。

「実際に、当院には体外受精の1回の採卵で複数個の凍結胚を確保し、その後、仕事をしながら第二子、第三子まで妊娠、出産されているかたも多くいらっしゃいますね。診察でも、超音波検査と尿検査で排卵日などを予測し、受診回数ができるだけ少なくて済むような工夫もしています」

木目を基調とした明るい光が差し込む待合室。麻布商店街という立地から、待ち時間にカフェなどを楽しむ方もいらっしゃいます。

患者さんの背景もしっかりと聞くことで
最適な治療計画を提案

「一人ひとりに合わせた治療計画をたてるには、そのかたの背景を知ることも大切です。私はしっかりと話を聞き「平日は休めない仕事をしている」「第一子がいるので受診時間が限られる」「〇日に出張がある」「この期間は旅行に行く」などといったエピソードもカルテに記入しています。こうした情報も考慮することで、そのかたに最適なプランニングをすることができます。当院は基本的には私がすべての患者さんの診療を行いますから、患者さん一人ひとりの全体像を常に把握しながら、細かな悩みの部分まで、相談に応じています」

たとえば、タイミング法であれば、一般的には排卵前にチェックしてタイミングをとる日の指示を出しますが、次に受診できるのが排卵後になってしまう場合でも、事前に排卵日を予測しておくことでカバーできます。
「大切なのは、次にいつ受診できるのかを、診察する段階で患者さんと共有しておくこと。“受診できる日”“絶対に受診できない日”“調整すれば受診できるかもしれない日”を前もって教えていただけると、スムーズですね」

体外受精では、夫婦二人の予定を確認し、どちらかの都合が悪い期間に採卵になることのないよう調整しています。

「排卵誘発剤を使って卵巣を刺激し、5~10個の採卵を目指す場合は、事前にピルで卵巣の状態を整えます。ピルを飲み終えると4~5日後に生理が来ることがわかっていますから、ピルの服用期間を調整することで、ご夫婦ともに都合の良い日に採卵するといったことも可能になります。ご主人の都合がつかないようなら、精子凍結を行うこともできます。

また胚移植の際に完全自然周期で移植する場合は、排卵する時期まで待つのが一般的で、日にちのコントロールができないと考えるかたが多いですが、少し排卵誘発剤を使うことで、数日の日にちの調整は可能です」

スタッフのかたが明るく出迎えてくれる受付。

院長自らが行う
無料の不妊カウンセリングでまずは相談を

同院では、初診の前に疑問や不安を相談してもらいたいという思いから、山中先生による無料の不妊カウンセリングも行っています。

「自分には不妊治療が必要かどうか分からない、治療を始めるにあたってどうやって進めていいか分からないといった質問から、他院で治療しているけれどうまくいかないといったセカンドオピニオン的な相談、卵子凍結の相談もあります。一人あたり15~20分ほど時間をとって話をお聞きし、その後に、そのまま検査を受けていくかたも多いですね。不妊治療への一歩が踏み出せない、とりあえず相談したいというかたは、ご予約のうえお越しください」

「仕事を続けながら、不妊治療を継続することは可能です」と断言する山中先生。
「〝この日に必ず来てください〟〝この日しか採卵・移植できません〟ということはなく、そこは医療者側の工夫次第でなんとかなります。気軽に相談してほしいですね」

笑顔あふれる明るいスタッフの皆さん。一丸となり妊活をサポート。

先生からのメッセージ

2つのことを並行して行うのは大変ですが、
私たち医療者側がサポートします

仕事も妊娠も、働く女性にとって大切なライフイベントです。
どちらかを犠牲にしなければいけないということはなく、働きながら不妊治療を行うことは可能です。もちろん、2つのことを並行して行っていく場合、1つのことに専念するよりも負担は大きくなりますが、いくらかの仕事の調整や、医療者側の診療の工夫で乗り越えることができます。

通いやすいポイント

①火曜・木曜は20時まで診療

②土曜・日曜も診療

③受診回数を減らす工夫

④患者さんの背景もふまえて計画

待ち時間もリラックスできるよう待合室には水槽も。

培養室。精子や卵子、受精卵が大切に管理されています。

麻布モンテアールレディースクリニック

住所:東京都港区麻布十番1-5-18 カートブラン麻布十番3階

電話番号:03-6804-3208

アクセス:東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口より徒歩7分
都営大江戸線「麻布十番駅」7番出口より徒歩3分

URL:https://www.monteart.jp/

時間
月/9:00~13:00、14:00~18:00
火/9:30~12:30、15:00~20:00
水/-
木/9:30~12:30、15:00~20:00
金/9:00~13:00、14:00~18:00
土/9:00~13:00、14:00~16:00
日/9:00~13:00、14:00~16:00

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