MENU
TOP 不妊治療 自分にあった治療の選択肢を知ろう!体外受精のときの卵の育てかた【一人ひとりに合わせた体外受精の刺激法を提案するクリニック/表参道ARTクリニック】

自分にあった治療の選択肢を知ろう!体外受精のときの卵の育てかた【一人ひとりに合わせた体外受精の刺激法を提案するクリニック/表参道ARTクリニック】

不妊治療
著者:赤ちゃんが欲しい(あかほし)編集部
2022/08/05 公開
2023/05/24 更新

画像ギャラリー

監修
表参道ARTクリニック
院長 二村 典孝先生

年齢やホルモン値などから卵の育てかたを決めます

卵巣から卵をとりだし受精させる体外受精では、とりだすまでの間にどうやって卵巣で卵を育てるか?は、とても大切なポイントになります。やりかたによって、とりだせる卵の数が違いますし、その人に最適な方法でなければ、卵を1つもとりだせなかった…ということもありうるからです。卵巣で卵子を育てる「卵巣刺激」の方法を知っておきましょう。

卵巣刺激は大きく分けると、まったく薬を使わずに卵を育てる「完全自然周期」、主に排卵誘発の飲み薬を使う「低刺激法」、排卵誘発の注射薬を使う「高刺激法」の3つの方法があります。クリニックによっては薬の量や回数を見極めて、中刺激に調整するところもあります。

完全自然周期ではできる卵は基本的には1個、低刺激では1~5個程度、高刺激では6~15個程度を目指します。複数の卵を一度にとって受精させることによって、妊娠のチャンスもふえますから、たとえ排卵に問題がない場合でも、排卵誘発剤を使って卵を育てる低刺激法もしくは高刺激法が一般的です。

どれを選ぶかは、その人のホルモン値や年齢、AMH値(卵巣にどれくらいの卵が残っているか)などで決まりますが、希望があれば医師と相談しましょう。

おもな卵巣刺激法

高刺激
アンタゴニスト法
排卵誘発剤は少なめ。排卵を注射薬でおさえる

排卵誘発剤で複数の卵を育てるとき、採卵前に排卵しないようにおさえる必要があります。アンタゴニスト法は、GnRHアンタゴニスト製剤という注射で排卵をおさえる方法です。複数の卵子を育てると、卵巣が腫れるといった症状のあるOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になりやすいのですが、この方法はOHSSをコントロールしやすいというメリットがあります。

高刺激
ロング法
排卵誘発剤は多め。点鼻薬で排卵をおさえる

長く歴史のある刺激法です。採卵する前の周期から点鼻薬を使って排卵をコントロールするため、自然に排卵してしまうリスクはほとんどありません。排卵誘発剤の量は多くなりますが、より多くの卵が得られる可能性は高くなるでしょう。ただし、OHSSのリスクも高くなるため、注意が必要になります。

低刺激
低刺激法
クロミッドなどの飲み薬で卵を育てます

卵巣機能が低下していたり、卵の数が少ない場合、アンタゴニスト法やロング法で刺激しても卵が育たない場合があります。そこでクロミッドなどの飲み薬でマイルドに刺激をするのが低刺激法です。通院回数が少なくてすむうえ、連続で採卵することも可能ですが、排卵のコントロールがしづらかったり、採卵前に排卵してしまう可能性もあります。

一人ひとりに合わせた体外受精の刺激法を提案するクリニック

表参道ARTクリニック

住所
東京都港区北青山3丁目11番7号 Aoビル11F

電話番号
03-6433-5461

休診日
火曜・土曜の午後
日曜・祝日

アクセス
東京メトロ銀座線/半蔵門線/千代田線「表参道駅」B2出口

※WEB予約24時間可能。
WEBにて希望時間に予約が取れない際はお電話でお問合せください。予約していただくと、待ち時間が少なくスムーズです。

URL
https://www.omotesando-art.jp/

時間
月/9:00~13:00・15:00~19:00
火/9:00~13:00
水/9:00~13:00・15:00~19:00
木/9:00~13:00・15:00~19:00
金/9:00~13:00・15:00~19:00
土/9:00~13:00

初診受付時間 9:00〜12:00/15:00〜18:00
再診受付時間 9:00〜12:30/15:00〜18:30

PROFILE
赤ちゃんが欲しい(あかほし)編集部
PROFILE
赤ちゃんが欲しい(あかほし)編集部

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

Twitter LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる