不育症は女性&男性の年齢と関係あるの?【不妊治療専門医がギモン&不安にお答え!/神戸ARTクリニック】

Q 妊娠はするものの、流産を繰り返しています。高齢になると、やはり流産率は上がるのでしょうか。女性&男性の年齢は不育症と関係ありますか?(S.Hさん / 41歳)
A ご夫婦の年齢が高齢になるにつれ流産率は上がってしまいます。
女性の場合は35歳を超えると妊娠率は徐々に下がり、反対に流産率は徐々に上昇して40を超えると急激に上昇します。
日本産科婦人科学会のデータをご覧ください。
高齢になるにつれ流産率が上がるのは、このグラフに示されるように受精卵の染色体異常の割合が急速に増えていくためです。男性の年齢はそこまで極端には関係しないようですがそれでもやはり精子の遺伝子の断片化が進むので、同じく妊娠率は下がり、流産率は上がります。
同クリニックでは2004年からPGT-Aをのべ1万人以上のかたに実施し、多くのかたの不育症の治療に取り組んできました
シンプルで過ごしやすい雰囲気の待合室。大きな窓からは三宮をはじめ、神戸市街が一望できます。
神戸、三ノ宮駅の目の前の複合ビル・ミント神戸内にある、神戸ARTクリニック。駅からのアクセスも良く、17時〜19時の診察もあるため、仕事帰りの通院も可能なクリニックです。
同クリニックでは受精卵の染色体異常を検査するPGT‒Aの実施だけでなく、幅広い検査と治療を行っており、多くのかたの不育症の治療に取り組んできました。
患者さんの大切な卵子や精子を扱う培養室には約10人の培養士が在籍。
大谷先生は、「流産は体だけでなく精神的なダメージも大きいと思います。流産率は女性が高齢になるほど上がり、40歳をすぎると約半数が流産し、その8割以上が染色体異常を原因とした流産です。
その流産を減らすことができる技術が、PGT‒A。当院ではPGT‒Aによって染色体異常のない受精卵を戻すことで、妊娠率は70%程度、流産率は10%程度という結果がでています。
また、PGT‒Aを受けると胎児として育てる胚のみを子宮に戻すことになるので、妊娠継続を見込めない移植や流産を回避することにより患者様の限られた時間を有効に使うことができるという大きなメリットがあります。そこで当院では染色体異常が増え始める35歳以上のかたにおすすめしています」と語ります。
体外受精の際に利用するリカバリールーム。
「得意としているのは、習慣流産、35歳以上の高齢の方の不妊治療です。といっても若い方を苦手にしているわけではありません。高齢の方の卵子は若い方に比べて弱っているので、より丁寧なケアが必要になりますが、それを行える熟練の技術を当院では得意としています。あなたの想いを確かな技術で小さな命へとつなげます」と語る大谷先生。
「また流産するかもしれない」と不安を感じていたり、「なかなか着床しない」と悩んでいたり、「高齢で時間がない」と感じられたりするかたは一度神戸ARTクリニックにご相談してみてはいかがでしょうか。
お答えいただいたのは
理事長 大谷 徹郎 先生
1979年神戸大学医学部卒業。ワシントン大学医学部、ドイツ・キール大学医学部留学などを経て、1996年神戸大学医学部附属病院助教授。2000年より大谷産婦人科不妊センター院長。2011年神戸ARTクリニック開設。
神戸ARTクリニック
住所
兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸15階
電話番号
078-261-3500
アクセス
各線「三宮駅」よりすぐ
休診日
土・日・祝日の午後
時間
月/9:00~13:00・17:00~19:00
火/9:00~13:00・17:00~19:00
水/9:00~13:00・17:00~19:00
木/9:00~13:00・17:00~19:00
金/9:00~13:00・17:00~19:00
土/9:00~13:00
日/9:00~13:00
祝/△9:00~13:00
※△…予約のみ
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