MENU
TOP 妊活ライフ 生理痛がひどいと妊娠しづらい!?体の状態に働きかける漢方薬について聞きました【妊活スタート】

生理痛がひどいと妊娠しづらい!?体の状態に働きかける漢方薬について聞きました【妊活スタート】

妊活ライフ
著者:赤ちゃんが欲しい(あかほし)編集部
2022/08/05 公開
2023/04/24 更新

画像ギャラリー

10年以上前から電話相談を行っており、コロナ禍となって漢方のオンラインでのカウンセリングもスタートさせた一陽館薬局。スタッフは全員女性なので、不妊治療に関するデリケートな相談でもリラックスして話せると人気です。

薬剤師のかしたに陽子さんに、生理痛と妊娠の関係、男性不妊に効果がある漢方薬について聞きました。

生理痛がひどいと妊娠しづらいというのは本当ですか?

生理痛があると、妊娠までに半年長く時間がかかるというデータも。当薬局では「生理痛がある」と答えた女性と、「生理痛がない」と答えた女性の、それぞれ妊娠までかかった期間を比較したデータ(来店した方)があるのですが、それによると、「生理痛がある」と答えたほうが、半年程度長くかかっていました。

生理痛は子宮内膜が排出される際に、スムーズに出ない経血を押し出そうと子宮が収縮して起こるともいわれます。漢方的に考えるとスムーズに出ない経血とは、ドロドロだったり、かたまりがあったりするもの。こうした血の状態を変えようと働きかけるのが、漢方です。血のめぐりがよくなれば、生理の血の色は赤くサラサラになるので、それが1つの目安です。そうなれば、生理痛もやわらぐと思います。

男性不妊にも漢方薬は効果がありますか?

男性不妊を漢方でととのえるポイントは大きく3つあります。

①疲れや年齢的な体力低下に対応する「補腎(ほじん)」
②体質的なエネルギー不足やストレスによる気力消耗に対応する「補気(ほき)」
③めぐりやデトックスを促進するための「駆瘀血(くおけつ)」

これらに対応した漢方を用いることで、男性の体を元気で快調な状態にし、その分身ともいえる精子も力が発揮できるようになります。精子は成熟するまで、75~80日程度必要といわれますから、2~3カ月程度が漢方服用の1つの目安になると思います。

答えてくださったのは
薬剤師 かしたに陽子さん

一陽館薬局 学園前店


妊娠しやすい体質へと漢方でサポートします!

【住所】奈良県奈良市学園北1-14-8
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】木・日曜、祝日

☎︎0120-50-9301
https://www.ichiyokan.jp

関連記事:近くの漢方薬局・薬店を探してみる

PROFILE
赤ちゃんが欲しい(あかほし)編集部
PROFILE
赤ちゃんが欲しい(あかほし)編集部

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

Twitter LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる