子宮内フローラ検査ができるクリニック

つばきウイメンズクリニック(愛媛県松山市)

つばきウイメンズクリニック・理事長院長 鍋田基生先生

理事長・院長鍋田 基生先生

久留米大学医学部卒業。愛媛大学大学院博士課程修了。愛媛大学医学部附属病院助教、講師、外来医長を経て2015年10月より、つばきウイメンズクリニック理事長・院長。現在、愛媛大学医学部および兵庫医科大学の非常勤講師も兼ねる。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。管理胚培養士。日本生殖医学会学術奨励賞受賞。

「1年以内に妊娠すること!」を目標に徹底的な検査と、あらゆる治療を行ないます

タイミングと人工授精を併用して実施

松山市内にあるつばきウイメンズクリニックは、産科と不妊治療を併設するクリニックとして2015年に開院しました。産科と不妊治療では入り口が分かれ、待合室も別々なので、気兼ねなく受診することができます。無事妊娠した後も、そのまま出産まで通い続けることができますから、女性にとってはとても安心できる施設です。

まるで一流ホテルのような、シックなつくりの診察室

まるで一流ホテルのような、シックなつくりの診察室

「高度な専門性をもつ〝かかりつけ産婦人科〞として気軽に来院いただきたいと思っています」と話すのは院長の鍋田先生。不妊治療を担当する先生ですが、休日や夜間のお産などには立ち会うこともあるなど、非常にエネルギッシュな先生です。「クリニックとしての目標は、初診から1年以内に卒業してもらうこと。やるなら全力でやるのが私のスタンスなので、それは患者さんにも理解してもらっています」たとえば、タイミング法を数カ月↓人工授精を数カ月↓体外受精にステップアップというのが一般的な治療の流れですが、つばきウイメンズクリニックではタイミング法と人工授精を併用しています。

採卵、胚移植が行われる部屋。患者さんの緊張をほぐすようなリラックスできる空間に

採卵、胚移植が行われる部屋。患者さんの緊張をほぐすようなリラックスできる空間に

「当クリニックの治療は、体〝内〞受精か体外受精のどちらか。タイミング法も人工授精も妊娠が成立するまでの過程はほぼ同じですから、2つを併用して3〜4回行ない、妊娠しない場合は体外受精となります。人工授精で妊娠している人は、4回目までで妊娠していることがほとんどですから、30代であれば体〝内〞受精を3〜4回、40代であればすぐに体外受精を提案することもあります」

最初に検査で徹底的に原因を追求

また、同クリニックの特徴として、最初に徹底的に検査を行なうということもあげられます。「1カ月近くかけて、精密検査に近いくらいの徹底したスクリーニング検査を行ないます」(鍋田先生)という検査の一つが、子宮内フローラ検査。この検査はほかのクリニックでも行なわれている検査で、体外受精で良好胚を戻しても妊娠しない場合に行なうことが一般的です。しかし、つばきウイメンズクリニックでは、最初にほぼ全員に対して子宮内フローラ検査を実施しています。

培養室には高度な機器、充実した設備がそろう。クリーンルームが維持された清潔な空間です

培養室には高度な機器、充実した設備がそろう。クリーンルームが維持された清潔な空間です

「2018年9月に子宮内フローラ検査を導入し、当初は体外受精で良好胚を戻してもなかなか妊娠しない人に対して、検査を行なっていました。しかしこの検査は結果がでるまで1ヵ月、結果が悪かった場合は改善するまで1〜4カ月かかります。30代であれば時間的にも余裕がありますから、フローラが改善するのを待ってから胚移植をすることができますが、40代は時間との勝負。もし検査結果が悪かった場合は半年近く胚移植ができなくなってしまい、大幅な時間のロスになってしまいます。私の感覚ですと、40代のかたは半年ほどで体質が変わっていく印象がありますから、半年も待つことはできません。そこで12月からは皆さんに行なうスクリーニング検査にとりいれて、治療をとどこおらせることなく進められるようにしました」

病院とは思えないような、おしゃれな外観

病院とは思えないような、おしゃれな外観

スクリーニング検査では子宮内フローラ検査以外にも、亜鉛やビタミンDの数値などまで細かく調べ、不足していればサプリメントで補い、子宮卵管造影検査で卵管がせまいとわかれば、すぐに卵管鏡の手術をするなど、妊娠によくない部分が見つかれば、そのつど手当てをします。「最初に徹底した検査をしますから、検査費用は他院よりもやや高くなるかもしれません。しかし、最初に検査をして悪かったところを治していけば、体外受精まで進まなくても妊娠できるかもしれません。トータルでみればそのほうが経済的ですし、時間的にも短縮できると思います」

採算度外視で必要なものを導入

体外受精の核となる培養部門には、現在6人の培養士が在籍。すべての受精卵は環境を変化させることなく、卵にとって極力ストレスの少ない状態を維持できる「タイムラプスインキュベータ」で培養するなど、「培養室に関しては採算度外視で必要なものを導入している」と鍋田先生。「培養士には、卵子や精子、受精卵を〝ヒト〞として扱うことを意識するように言っています。私自身も管理胚培養士の資格を持っているので、培養士の気持ちが分かるのですが、顕微鏡で卵を観続けていると、いつの間にか〝モノ〞と思ってしまいがちです。ですから、赤ちゃんが生まれたらすぐに羊水をふいてタオルでくるんで暖かいところに連れて行くように、卵子も精子も受精卵も、ていねいに扱うように気をつけています」

すべての技術を使い最大限にサポート

同クリニックでは月に1回、通院しているかたを対象とした体外受精説明会を行なっています。妊娠の基本的な仕組みや不妊症の原因、検査結果の見方、治療法についてなど2時間半かけて、説明しています。

「体外受精を受けるかたは全員に参加していただいています。というのも体外受精は患者さんが主体的に〝妊娠するんだ〞という思いを持ってもらう必要があるからです。私はすべての技術を使って最大限のサポートをしますが、走るのはあくまでも患者さんです。そのことを患者さんには理解していただきたいなと思っています」

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妊活は「急がばまわれ」問題を一つ一つ解決していきます

妊活は「急がばまわれ」問題を一つ一つ解決していきます

当院では、できるだけ時間をかけずに集中的に、すみやかに治療をすすめることをモットーにしています。最初に可能なかぎりの検査をして、一つ一つていねいに解決していくことが、妊娠には遠回りのように見えて近道。このやり方を患者さんにも理解してもらいながら、私は全力で患者さんをサポートしていきたいと思っています。

つばきウイメンズクリニック

シックで落ち着いた待合室。産科とは入口から別になっています

住所 愛媛県松山市北土居5-11-7
電話番号 089-905-1122
時間 平日9:00~12:00、15:00~18:00、水曜9:00~12:00
土曜9:00~12:00、15:00~17:00
男性不妊外来/月1回・完全予約制
土曜15:00~17:00、日曜9:00~11:00
休診日 日・祝日・水曜日午後
アクセス 市内中心部より車で約15分、松山インター出口より約3分
伊予鉄道バス「椿前」バス停より徒歩約4分
URL https://www.tsubaki-wc.com/