不妊ピア・カウンセラー お悩み相談室

第8回

生理が来るたび辛い…精神的に限界です

ご相談内容ご相談者:ばちゃこ 様

私は結婚5年目、妊活2年目の29歳です。
タイミングから始めて人工授精を5回行いましたが未だ授かりません。医者には「まだ若いから」と良く言われますが、夫婦共々今すぐにでも子供を授かりたく、生理が来るたびに胸が張り裂けそうな程毎回辛い思いをしています。

働いているので仕事が手につかなくなり、自然と涙が出そうになる時が良くありますが、仕事を辞めたら生活が苦しくなるため辞める訳にもいきません。

精神的に限界です。この辛い状況を前向きに捉え、また頑張ろうと気持ちを持ち直すためにはどうしたら良いでしょうか。
また来月生理が来たら体外受精を考えているので、体外受精を受ける前の注意点など教えて下さい。

アドバイス

ばちゃこ 様

はじめまして。NPO法人Fine公認不妊ピア・カウンセラーの寺島かおるです。
30代で不妊治療を5年間続けましたが、その後、治療生活にピリオドを打ち、現在は夫婦二人で暮らしています。

タイミング、人工授精、そして体外受精へステップアップの経験があります。
タイミングから人工授精まで頑張ってこられた妊活が2年目となるのですね。
ばちゃこ様と旦那様ともに、今すぐにでもお子様を授かりたいと願っておられるところ、医師からは「まだ若いから」と言われたとのこと。
不妊治療を受ける女性は30~40代が多い現状ですので、20代のばちゃこ様に対して医師は、「まだ若いから大丈夫、焦らないで…」という励ましの意味で言葉をかけたのかもしれません。

でも、希望を持ってステップアップして人工授精を繰り返しても、授かることが難しいという状況に、ばちゃこ様は生理が来る度に胸が張り裂けそうな程、辛い思いをされているのですね。
リセットする前に、十分悲しんだり、落ち込んだ気持ちを吐き出したりできていますか。
あまり我慢しすぎないようにしてくださいね。

また、治療と仕事の両立には、様々な苦労がおありかと思います。仕事が手につかなくなり、涙が出そうになってしまう時もあるのですね。経済的な部分を考えると仕事も簡単には辞められませんよね。
でも、仕事を続けること(無理のない範囲で)は、『不妊である自分』だけにならずに、それまでの自分をキープできるメリットもあるのではないでしょうか。
ただ、ばちゃこ様はご自身でも精神的に限界だと仰られるように、今までずっと頑張ってこられて、カラダとココロの両方が疲れきってしまっているように感じます。
今回のご相談を一つのきっかけに、ちょっと立ち止まって、可能であれば治療から少しだけ距離を置き、ご自身のカラダとココロを休ませてあげることも必要なのかなという気がします。

まず、これまでのご自分の頑張りを十分労ってあげてほしいと思います。そしてご自分が落ち着ける時間を過ごしてみたり、心を許せる誰かとゆっくり話をしたり…。

ばちゃこ様が心地良いと思えるように過ごす…というのが大切です。 また、『排卵』というチャンスが限られている治療を、出来るだけ休まず続けようと頑張る方は多いのですが、一周期だけお休みしたり、短期間治療から離れて普通の日常を送ることで、リフレッシュしたり、治療に対する気持ちの整理が出来たりと、有意義に過ごせることもあります。
私自身もそんな風にお休みをしながら治療を続けましたが、ほんの数週間でも普通の生活をすることで、とても解放感を得られ、次の治療への元気(モチベーション)を取り戻した記憶があります。

もしも来月生理が来たら、体外受精へ進む予定とのことですね。
受ける前の注意点に関してですが…、
治療に関しての具体的なことは医師や看護師から指示があると思います。
大切なことは、夫婦お二人の治療への足並みがそろっていることではないでしょうか。
次回のステップアップに対しての計画(何回迄トライするか、費用はどこまでなど)や、お互いの気持ちをじっくり伝え合ってからというのが大切でしょう。

体外受精に進むと、女性側の通院スケジュールは今までよりハードになり、費用の負担も増えることが予想されますから、一歩ずつお二人の意志を確認しあいながら、進んでいくことをお勧めします。
くれぐれも体調に気を付けてお過ごしくださいね。

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