妊活コーチング

    体外受精は痛そう。失敗もこわい。不妊治療のステップアップ、どうする?

    公開日:2019.06.29 / 最終更新日:2019.08.01

    体外受精は痛そう。失敗もこわい。不妊治療のステップアップ、どうする?

    不妊治療を進めることを”ステップアップ”といいますが、そのタイミングや治療法選びに悩みはつきものです。

    さつきさんも(仮名)もその一人。迷える妊活女子とコーチングのプロの実際のセッションを『赤ちゃんが欲しい』編集部がレポートします。心がフワッと軽くなる、Web上妊活コーチング、スタートです♪

    「体外受精にステップアップを」と言われたけれど、わたしはホントにステップアップしたいのかな?

    コーチングとは? 明るく過ごしたい、夫にやさしくしたいなど「なりたい自分」の実現のためにどう行動を変えればいいのかを、相手から引き出すのがコーチング。ときにコーチは具体的な課題や、視点を変えた物の見方を提案し、相談者が自分の力で前に進むためのお手伝いをします。

    相談者プロフィール 

    さつきさん(仮名)28才。結婚して1年たっても妊娠せず、人工授精にトライ中。妊活を始めてから、気持ちの落ち込みと体調の悪化に悩み、『赤ちゃんが欲しい』の妊活コーチング企画に応募。厚川ひろみコーチとのセッションの中で少しずつ元気を回復。

     

     

    体外受精は痛そう。失敗することもこわい。

    厚川コーチ 体外受精について、さつきさんご自身はどう感じていますか?

    さつきさん うーん、体外受精は若いほうが成功率が高いので、やるなら早いほうがいい。でもまだアラサーだから、あせらなくてもいいんじゃないかという気もして、迷っています。

    コーチ 若いほうが成功率は高いけど、今やることに迷いがあるのね。

    さつき なんだかこわくて。体験者のブログなどを読むと、採卵のあとにすごく出血するとか、痛いとか…。ダメだったときの落ち込みは人工授精のときよりはげしいみたいだし。そんないろんなことに耐えられるのかな、と。

    コーチ プレッシャーも強くなる?

    さつき 人工授精でも、施術後の判定まではいやな気持ちなんです。「きっとまたダメだ」って思いながら2週間過ごすことが多くて。その不安定さが、体外受精だとより大きくなると思うんですよね。

    コーチ ためらう理由は「未知の体験だからこわいし、痛そう」ということと、「失敗したらと考えると不安になる」。この2つということかしら。

    さつき はい、そうです。

    コーチ では、体外受精で起こるかもしれない「いいこと」はありますか?

    さつき えっと…。子供ができる可能性が高くなることです。あと、体外受精をすると、不妊の原因がわかることもあると言われました。DNAの問題なんかもわかるらしいです。

    コーチ 原因がわかると、対処方法も見えてくるかもしれないですね。

    さつき 確かに。今は不妊の原因がわからないまま人工授精しているので、「こんなことをしていてもムダかも」と思うことはありますね。

    コーチ そうですか。ほかにも「いいこと」がありますか。

    さつき 卵子や精子は老化するので、いつかやろうと思っているなら早いほうがいいのかもしれません。

    コーチ ほかには?

    さつき 後悔しなくてすむかな。体外受精をしないまま、あと何年後かにまだ妊娠できていなかったら、すごく後悔するような気がします。

     

    自分を信頼できると「決意」もできる

    コーチ こうやって聞くと、デメリットよりメリットのほうが多いですね。さて今、実際に自分の気持ちを話してみて、何か感じたこと、気づいたことはありましたか?

    さつき はい。私は「踏ん切りをつけたいんだ」って気づきました。

    コーチ 踏ん切り?

    さつき 私たぶん、体外受精はしようと思っているんです。でも、不安や恐怖をかけたままやるのではなく、ちゃんと決意して挑みたい。今こうやって話しているうちに、少し前向きになってきました。

    コーチ それはよかった。きょうのセッションの最初より、声も力強くなっていますよ。では踏ん切りをつけるために、明日からは何をしましょうか。

    さつき 「痛い」「こわい」だけじゃない、うまくいったという体験談を聞きたいと思っています。

    コーチ 成功した人から話を聞く会を実施している病院などもあるようですよ。

    さつき そうですね、聞いてみます。

    コーチ あとは、結果が出るまでの揺れ動く時期に心のバランスをくずさないために、何かすることを考えておいたほうがいいかもしれません。以前、「新しい習慣を10個つくりましょう」と提案しましたね。その中で、「これはいい」というものはありましたか?

    さつき ミキサーで野菜ジュースを作るのがいいですね。小腹がすいたときに飲むと、お菓子の量が減って気分的に健康な感じになります。

    コーチ いいですね! 新しい習慣を続けることは、自分への小さな約束なんです。その約束を守り続けることで、自分を好きになれるし、自分への信頼感も高まります。無理をしていろいろやる必要は絶対にありませんが、できれば1つでも2つでも続けて、自信の源にしていってください。

    さつき はい、そうですね。

    迷ったときの処方箋 「メリットとデメリットを洗い出そう」

    大きな選択を前に迷っているときには、実際にやってみたときのメリット、デメリットを具体的に検証してみましょう。「採卵が痛そう」と漠然と不安に思うのではなく、「実際に体験した人に聞いてみよう」と考えるほうが、決断しやすくなります(厚川コーチ)

    不安な心の処方箋 「毎日続けること、必ずやることを決める」

    心と体のエネルギーが失われそうなときは、簡単なことでいいので「毎日必ずやる」ということを決めましょう。朝、窓をあけて空気を入れかえる、散歩に行く、花を飾る…。それが自分自身との約束になり、続けられたときに自信が持てるようになります(厚川コーチ)

    自分に自信をつけて体外受精を決意【後日談】

    このセッションのあと、さつきさんは懸案事項だった部屋の整理に取り組み、英会話にも調整し始めたそうです。そして次のセッションでは「体外受精します」と宣言しました。妊活に直接関係なさそうなことでも、「やろうと思っていたことを実行した」ことが自信になり、大きな決断をあと押しする勇気になったのだと思います(厚川コーチ)。

    アドバイス 

    厚川ひろみさん。ハートフルコーチ(NPO法人ハートフルコミュニケーション監事) IFC国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ。NPO法人ハートフルコミュニケーション ハートフルコーチ。コーチのキャリアは15年近くにおよぶ。2人の男の子の母だが、不育症でなかなか授からなかった経験がある。www.heartful-com.

    関連リンク

    『体外受精のリスク』知っておきたい6つのこと

    https://akahoshi.net/contents/study/2969

     

    体外受精のよる妊娠の確率って?

    https://akahoshi.net/contents/study/3333

     

    妊活コーチング「子どもはまだ?」攻撃どうやり過ごす?

    https://akahoshi.net/contents/coaching/3469

     

     

     

     

     

     

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