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    コロナ不安を抱える今、心をすこやかに保つ3つのポイントって?【生殖心理カウンセラーが解説】

    公開日:2020.04.26 / 最終更新日:2020.09.10

    コロナ不安を抱える今、心をすこやかに保つ3つのポイントって?【生殖心理カウンセラーが解説】

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    妊活・不妊治療中はただでさえ、モヤモヤ&イライラしがちなのに、突如ふりかかってきた新型コロナウイルスの脅威…。不安が募るこんな今、心の健康を保つにはどうしたらいいの? 心の専門家である、東京HARTクリニック公認心理師 平山史朗先生に「大事なこと3つ」を聞いてみました。#コロナに負けない 健康なメンタルを保つために大切なポイント、ぜひ参考にしてください。

    妊活中のあかほしメルマガ会員に聞きました「今、どんな気持ち?」

    ◯40代なので時間がなく、焦ります。コロナの終息の先が見えない感じがすごく不安で辛いです

    ◯これからのことがとても心配。不安感が増しています

    ◯不妊治療をしている身としては少しのチャンスもムダにはしたくないという思いの反面、人が多い病院に行くのもなぁ…と心の葛藤があります

    ◯そもそもいま、妊活してよいのか、わかりません

    ◯移植後、なるべく外に出ずに過ごしていますが、通院は電車なので感染が心配です。少しでもリスクを回避できる方法を知りたい

    ◯妊娠したときにコロナウイルスに感染したらおなかの赤ちゃんはどうなるのかわからないので、妊娠したい反面、不安です

    ◯妊娠できたときの過ごし方について考えています。介護施設で働いていますので、感染リスクが高いのではとこわいです

    あかほしメルマガ会員アンケートに寄せられたリアルボイスをご紹介しました。ほかにも「在宅ワークできない職種なので、ウイルスにおびえています」「次回の診療で担当医と今後について相談する予定」「夫と話し合いたいけれど、温度差があって・・・」など、仕事環境や治療状況によっても不安や悩みはさまざまです。

    それでは3つのポイントを平山先生に伺ってみましょう。

    不確実な情報に踊らされない

    妊活中のコロナ不安。不確実な情報に踊らされない

    さまざまな情報が飛び交いますが、まず情報をうのみにしないことが大事! 参考にしてよいのは、それが「一次情報」である場合です。一次情報とはその発言者自身の体験や知識から直接発信された情報のこと。「~によると」というネットなどの又聞きの情報は一次情報までさかのぼって調べましょう。また、それが一次情報であるときにも、その根拠は何か、反論はないかも合わせて調べたうえで採用するかどうか判断しましょう。

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    1つだけの正解を求めない

    妊活中のコロナ不安。1つだけの正解を求めない

    いまはだれにもほんとうの正解はわかりません。私たちは「ただ1つの正解」を信じたいクセがあるので、それらしきものを見つけると安心しますが、それだけに頼って突き進んでしまうとまちがってしまいがちです。1つだけでなく、幅広い選択肢を持つ柔軟性をたいせつにしたいものです。

    そして何を信じてよいかわからなくなったら、情報から距離を置くことも大事。不安な人は情報がふえるほどかえって不安が強まってしまうので、テレビやネットの情報を遮断して、自分の時間をとりましょう。

    「一人でいること」と「つながること」の両方をたいせつに

    妊活中のコロナ不安。「一人でいること」と「つながること」の両方をたいせつに

    外出自粛のため、常に夫婦や家族がいっしょにいる、いなければならない日々が続きます。これは家族の親密さを作ることができる代わりに、「一人でいる」ことをむずかしくします。社会的距離は家族のなかでもときに必要で、そうしないと互いの関係が悪化してしまいかねません。それぞれが自分だけの時間や空間を確保することはメンタルヘルスにとても大事なのです。

    そして、一人だけの時間とみんなといっしょの時間の心地よいバランスは人によって異なります。自分の時間、相手の時間、いっしょの時間、それぞれを尊重して自宅での時間を過ごせるようにしましょう。

    妊活中に身につけたスキルが役立つときです

    「すでに妊活を頑張っているあかほし読者のみなさん。

    ここに書いた3つのポイントは、不妊への対処とも共通する部分があります。これまでみなさんが妊活の大変さの中で身につけたスキルが、今の困難な状況を乗りきるのにも役立つでしょう。

    これまでうまくいった対処法をまず試してみましょう。そうしてこの困難な状況を乗りきれれば、コロナ終息後の妊活への対処もじょうずになっているでしょう。」(平山先生)

    平山先生おすすめの情報サイト

    日本心理学会 
    「特設ページ/新型コロナウイルス感染症関連〜もしも『距離を保つ』ことを求められたなら」 
    https://psych.or.jp/special/covid19/

    日本赤十字社
    「感染症流行期にこころの健康を保つために」
    http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200327_006138.html
    ソーシャルディスタンスとはどういうことなのか心理学的な根拠をもとに解説しています。

    NPO法人Fine主催オンラインカウンセリング公開講座 基調講演より

    お話

    平山史朗先生
    東京HARTクリニック公認心理師。生殖心理カウンセラー
    日本生殖心理学会副理事長 NPO法人Fine主催不妊ピア・カウンセラー養成講座の講師をつとめる。著書に『妊活に疲れたら、開く本』がある。

    協力:NPO法人Fine~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~

    NPO法人Fineでは平山史朗先生も講師をつとめる不妊ピア・カウンセラー養成講座(eラーニング)の「ライセンス取得1年短期集中コース」の受講生を募集中(先着15名さま)です。

    Fine公認ピア・カウンセラーによる電話相談も行っています。ひとりで抱え込んでしまう前に、ピア・カウンセラーと電話で気軽にお話ししてみませんか? 今後の予定につきましては、公式サイトをご確認ください。

    https://j-fine.jp/

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