【お風呂博士が伝授】お湯はぬるめが◎?妊活中もお風呂で心も体もリフレッシュ!|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
妊活
おうち時間が増えている今、手軽にできる毎日の楽しみが欲しい!と思っている人は多いですよね。『赤ちゃんが欲しい』本誌にもご登場いただいている“お風呂博士”のTwitterには、目からウロコのお風呂知識が満載! 妊活女子も必読な情報をお届けします。お風呂タイムを充実させちゃいましょう!
今日はお風呂で温まる時間のこと。
38℃でも41℃でも表面の皮膚温は5~6分、筋温は10分程度でピークをむかえます。温まり感を感じたかったら5~6分、筋肉を使って疲れていたら10分はお湯につかっていたほうがいいですね!!😀
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あかほし編集部:キャンドルやアロマを楽しみながら長風呂をしたい日もありますが、日常的なお風呂ってどのくらいつかっていればいいの?という疑問はありますよね。おうち時間を過ごした日は5~6分を、ウォーキングなどで体を動かした日は10分を目安にするとよいようですね。ちなみに筋温とは筋肉の温度という意味です。
今日は血液循環のお話。 人の血液は体重の約1/13ℓ 。体重60Kgの人は約4.6ℓ。この血液は身体を1周約1分で周ります。計算上ね。
43℃に3分浸かるより、39℃に15分のほうが 体を芯まで温める。 3周と15周では違うよね。
温まるのと”温まり感”は違うということ😅。ある程度つかるには心地良い湯温でね。
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あかほし編集部:血の巡りが悪くなると、冷え性になったり、代謝が落ちたりしますよね。熱めのお湯に入っていると汗がダラダラ出て来てすぐにのぼせそうになりますが、ぬるめのお湯であれば、長風呂も楽しむことができますよね。防水対策をしっかりして、お風呂で読書やスマホタイムを楽しむなどすれば長風呂もあっという間!
スキンケアについて。 お風呂に入ると皮脂も溶けて、汚れも流されて肌には水分が入って潤ってきます。
大切なのはお風呂上がりのケア。 浴後10分も経つと乾燥して肌の水分量は入る前と同じになり、その後は乾燥が進みます😅
10分以内にスキンケア😀。マイナス5才肌も夢じゃない!
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あかほし編集部:お風呂上がりは早めにスキンケアをしたほうがいいと聞いたことはありますよね? せっかくお風呂に入って潤ったなら、その水分を閉じ込めるべく、なるべく早めにスキンケアするようにしましょう。湯ぶねにつかりながらパックするのもおすすめです。
睡眠とお風呂の関係。 人は生まれてから亡くなるまでリズムの中に生きています。
体温にもリズムがあり、夜になると体温が下がり眠りに入ります。 夜、お風呂に入ると一時的に体温が上がりその後スムーズに下がる↘️ので眠りを良くします。
眠りが良くなるから疲れがとれるんだよね😀
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あかほし編集部:昼間は暑かったのに、夜になると足や手が冷える、なんてこともありますよね? 赤ちゃんの時から大人になった今でも、人間は一定のリズムの中で生きているとは、当たり前のようですが、改めて聞くと納得! 寝る前はお風呂で温まって、睡眠の質を上げましょう。
お風呂に入るとなぜ血の巡りが良くなるの?と思ったことはありませんか?
人間は温まると血管の内壁に一酸化窒素がでてきて、血管平滑筋がゆるみます。 また、お風呂の水圧の影響で心拍数が上がり心臓からたくさん血液が押し出されます。血管がゆるんだところに血が多く流れるから血行促進するわけです😀
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あかほし編集部:お風呂に入る前まではキンキンに冷えていた足先も、入っているとポカポカしてきます。それは、血の巡りが悪かったところの血がきちんと巡るようになったから、ということ! 入浴することで血管がゆるみ、そこに血がたくさん流れるようになるんですね。
今日はお風呂に入るとなぜ関節可動域が広がるのか?というお話。
関節をまたいでくっついているのが骨格筋。端っこは腱(けん)っていうんだけど、そうアキレス腱の腱ね。この腱の組織はコラーゲン繊維なんだ。 だから温まると柔らかく伸びやすくなる😀
お風呂はウォームアップに使えるんだよね。
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あかほし編集部:温泉のような広いお風呂に入ってあぐらをかいたとき、股関節のやわらかさを感じたことはありませんか? 腱のまわりのコラーゲン組織が柔らかくなっているからなんですね。これからは大きいお風呂に入ったら、関節をちょっと伸ばしてみるのもいいかもしれません。
お風呂と自律神経のお話。お湯の温度が自律神経に影響を及ぼします。
熱いお風呂に入ると交感神経が優位になり、戦闘体勢に入ってしまい血管も収縮傾向になります。
でも心拍数は増えるので、血液が沢山送り込まれ血圧が高くなってしまうんです😅
血圧に不安があるかたは熱い湯には入らないこと。
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あかほし編集部:妊活中のみなさんも気になる自律神経のバランス。起きて活動しているときは交感神経、寝てリラックスしているときは副交感神経が優位になるのは知っていますよね。でも、交感神経が優位になることで血管が縮小傾向になるとは知りませんでした。ぬるめのお湯でリラックスモードを意識して♪
銭湯の料金のはなし。 現在、東京の銭湯料金は大人一人当たり460円です。毎日行くと1ヶ月で13,800円。最近は利用者が減って、経営上の問題もあるのでしょう。
昭和50年は100円でした。 江戸時代の料金は10文、今のお金で250円。2階の座敷を使うとプラス12文(300円)。 毎日行ける料金かな?
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あかほし編集部:最後はちょっと雑学的なツイートをご紹介! 銭湯料金というのは、都道府県によって金額が設定されています。このツイートを見て調べてみたところ、一番高いのは岩手県の480円でした。昭和より江戸時代のほうが銭湯料金が高いというのはびっくりですね。
入浴について、役に立つツイートはこれ以外にもいっぱい! ほかにも妊活女子にも役に立つ情報を毎日アップしているお風呂博士。是非、Twitterものぞいてみてくださいね。
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温泉入浴指導員、睡眠改善インストラクター の資格を持ち、「お風呂博士」として温泉や入浴、睡眠に関する健康に関する情報を発信している。
文/本間 綾
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