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    【あなたのスマホはきれいですか?】ウイルス温床の意外な盲点!スマホを正しく消毒

    公開日:2020.06.30 / 最終更新日:2020.07.01

    【あなたのスマホはきれいですか?】ウイルス温床の意外な盲点!スマホを正しく消毒

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    感染症予防に気を配り、うがい・手洗いを徹底しているみなさん。意外な盲点はスマホ(スマートフォン)の汚れです!

    そこでウイルスの温床となりやすいスマホの消毒術を感染症にくわしい医師・鈴木葉子先生に伺いました。もはや私たちの生活になくてはならないスマホ。ふれている時間も長いことから、できる範囲で清潔に保ちたいですよね。

    「スマホのきれい」はなぜ、重要?

    ウイルスのついている可能性のある場所、たとえばエレベーターのボタンや手すりなどをさわり、その手でスマホをさわると、スマホにウイルスが移動します。スマホがウイルスの温床となってしまうのです。

    いくら手をしっかり洗っても、その手で再びスマホについたウイルスにふれれば、手に再度ウイルスが移動。その手で食品や、直接、口・鼻・目をさわれば、ウイルスが体内に侵入してしまいます。もちろん、スマホ本体を顔の近くにつければ、感染する確率は上がります。

    ここでご紹介する消毒方法はいずれも、100%完璧ではありません。でも、スマホについたウイルスをかなり減らすことはできます。ウイルスの量を圧倒的に少なくさせることで、感染する確率は下げられます。

    身近な相棒のような存在のスマホ。自分の手、顔と同様に、できるだけ清潔を保ちたいですね。

    スマホからウイルスに感染する仕組み

    ●手すりやつり革をさわった手 
     ↓
    ●スマホにウイルスが移動 
     ↓
    ●手を洗ったあと、スマホをさわる 
     ↓
    ●再び手指にウイルスが移動。そのまま食品などにふれたり、口もとをさわれば感染。

    スマホからウイルスに感染する仕組み

    そもそも消毒するって、どういうこと?

    消毒とは、ウイルスを失活させること。ウイルス粒子の周囲には、エンベロープと呼ばれる膜があり、脂質と糖タンパクでできています。このエンベロープ をアルコールなどで破壊すると、消毒できるというわけです。

    そもそもスマホを消毒するって、どういうこと?

    【スマホ消毒のルール】気をつけるポイントをチェック!

    まず手をきれいに洗ってから。消毒後も手洗いを

    スマホ消毒の前後は手を洗いましょう。スマホについたウイルスが手に付着してしまう恐れも 。スマホ消毒後に料理や食事をするときには、もう一度手を洗うと安心。

    薬液やスプレーをスマホに直接…はNG

    薬液やスプレーをスマホに直接はNG

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    スマホのスピーカーや受話口などの「穴」に液体が侵入しないように注意! 除菌スプレーなどを直接ふきかけるのはNG。必ずクロスを浸して拭き、故障を防ぎましょう。

    スマホ画面だけでなく、ケースも消毒を

    スマホの画面と後は同様 にケースもふきましょう。ケースを外出用と自宅用で使い分けるのも衛生的です。

    スマホ画面だけでなく、ケースも消毒を

    スマホケースをつけるなら、 凹凸の少ないものに

    ストーンなどの凹凸の多いデザインや 、布製、革製などを避ける。表面がつるっとして、なるべく飾りのないものが消毒しやすい。

    スマホケースをつけるなら、 凹凸の少ないものに

    さっそくトライ!スマホの消毒方法

    専用除菌シートがあれば使いましょう。入手がしづらい場合は、エタノールや手指消毒用スプレー、食器洗い用洗剤を使います。いずれも直接、薬液類をスマホにつけず、クロスにとって拭き取ります。

    さっそくトライ!スマホの消毒方法

    エタノールを希釈して使う場合

    100%のアルコールは、80%に希釈します。希釈には滅菌精製水がベストですが、手に入らない場合は、水道水を煮沸して冷ましたものでもOK。ただし、その場合は、2〜3日以内に使い切る量だけ希釈します。希釈倍率は、なぜか85%以上になると、逆に消毒の力は落ちるといわれています。高濃度ならいいというわけではないので注意して。

    エタノールが手に入らない場合

    次亜塩素酸系漂白剤(台所用漂白剤など)

    消毒効果はアルコールよりも高いですが 、 金属部分にふれると錆びるので不向き。 ケースやフィルムを貼った画面に使用。

    次亜塩素酸系漂白剤(台所用漂白剤など)でスマホを消毒する

    手指消毒用スプレー

    クロスにたっぷりしみ込ませて使用。

    手指消毒用スプレーでスマホを消毒する

    食器洗い洗剤

    界面活性剤入りの洗剤を約200 倍に希釈したものを使用(10ccの水に洗剤1滴)。SARSの流行時に実験され、有効性も証明されています。穴に入らないように注意を。

    食器洗い洗剤でスマホを消毒する

    ※皮膚にできるだけつかないように注意!

    消毒用の薬液類は基本的に脂質・タンパク質を破壊するものなので、皮膚にできるだけつかないようにしましょう(撮影ではゴム手袋を使用)。薬液が皮膚についたら、なるべく早く洗い落としましょう。 薬液がふれる時間が長いほうが消毒効果は上がるので、1回さっとふくのではなく、数回ふくようにします。力を入れてゴシゴシこする必要はありません。

    ※タッチ画面の加工を壊さないように注意!

    機種ごとに取り扱いの注意事項は必ず確認してください。 スマホのタッチ画面には、スマホメーカー各社それぞれの加工がされています。次亜塩素酸水を使うと、加工膜が取れてしまい、反応しなくなるという機種も。画面部分は保護フィルムで覆い、フィルム上を消毒するようにするとベターです。

    裏技!スマホのウイルス付着を防ぐ

    外出中はスマホをラップでくるむ!

    見た目はよくないですが、ラップでスマホ全体を覆ってしまう奥の手も。帰宅したら、ラップをはがすだけ。はがすときはラップ表面に ついたウイルスが再びスマホに着かないよう、注意しましょう。

    外出中はスマホをラップでくるんでウイルスの付着を防ぐ

    または、ファスナー付きビニール袋に入れてウイルスの付着を防ぐ方法も。ビニール袋はスマホ本体と同じようにして消毒するか、使い捨てにします。

    ファスナー付きビニール袋でウイルス付着を防止

    通話はなるべくイヤホンマイクを使う

    スマホ本体に顔を近づけないためには、イヤホンマイクを使うのがおすすめ。Bluetoothのワイヤレスイヤホンにマイク機能がある場合も。スマホ表面のウイルスが目や鼻から体内に入り込むのを防ぎます。

    通話はなるべくイヤホンマイクを使ってウイルス防止

    さっそく実践!

    ウイルス対策、そのなかでも意外と盲点なのがスマホ。毎日さわる、身近なアイテムだからこそ、清潔に保ちたいですよね。ルールや注意事項に気をつけて、さっそく消毒してみましょう!

    指導(アドバイス)

    鈴木葉子先生
    和洋女子大学家政学部健康栄養学科教授
    東京女子医科大学東医療センター小児科准教授を経て現職に。感染症の専門医。

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