妊活

    絶対妊娠したい!世代別の妊活ベストルートまとめ【不妊治療専門医監修】

    公開日:2020.06.26 / 最終更新日:2020.06.30

    絶対妊娠したい!世代別の妊活ベストルートまとめ【不妊治療専門医監修】

    スポンサーリンク

    どうして若いほうが妊娠しやすいの? 年齢が上がったらすぐ体外受精をするべきなの?

    「妊娠したい」「赤ちゃんが欲しい」「子どもが欲しい」絶対妊娠したいという気持ちは同じ。でも年齢と妊娠率には大きな関係があるため、妊娠へのベストルートは異なってきます。

    あいだ希望クリニックの会田院長に20代、30代前半、30代後半、40代それぞれの妊娠までの妊活プランのヒントと世代別のポイントをうかがいました。

    最近ご出産された有名人の出産年齢は…?

    28歳 丸高愛実さん
    30歳 吉田明世さん
    32歳 はあちゅうさん
    32歳 吉木りささん
    33歳 神戸蘭子さん
    35歳 安田美沙子さん
    37歳 保田 圭さん
    37歳 釈 由美子さん
    37歳 松本莉緒さん
    38歳 高橋真麻さん
    42歳 NANAさん( MAX )
    42歳 滝川クリステルさん
    45歳 華原朋美さん

    年齢が上がるほど、妊娠率は下がっていきます

    年齢を重ねるほどに、妊娠できる確率が下がっていくのは、質のよい卵子が減っていくからだと考えられます。

    卵子は、胎児のときに一生分がつくられ、原始卵胞という未成熟な状態で卵巣の表面に蓄えられています。

    つまり、女性が年齢を重ねるごとに、原始卵胞も年をとっていくわけです。老化した卵子は受精能力が低くなり、受精卵になったとしても、途中で成長が止まってしまうものや、染色体異常によって流産してしまうものがふえていきます。

    特に30代半ばからは、妊娠率が急激に下がり始め、同時に流産率が上昇します。妊娠と年齢には大きな関係があることを理解することが、妊活プランを立てるうえでの大切な一歩といえるでしょう。

    【40代の妊活】1日も早い受診で治療をスタート! 

    40代になると、妊娠率はさらに下降します。卵子の質が低下し、子宮と卵巣機能の低下も進むため、40代の妊活は待ったなし!

    できるだけ早く専門クリニックを受診し、はじめから確率の高い体外受精にトライするのがいいでしょう。

    ただし、自然妊娠の確率と同様、体外受精での妊娠率も年齢とともに下がります。40歳の1回あたりの体外受精の妊娠率は15%以下。43歳では8%にまで下がります。

    何度かトライすることも多く、頭に入れておきましょう。

    スポンサーリンク

    自然周期法がおすすめ

    卵巣機能が落ちてくる40代は、排卵誘発剤を使わない自然周期法がおすすめです。

    自然周期法の場合、採卵できる卵子の数は1〜2個と少ないものの、卵巣への負担が少なく、卵子の質が落ちにくいのが特徴。

    また自然周期法なら毎周期でも採卵・移植ができるため、チャンスが広がることが多いのです。

    ただ、子宮や卵巣の状態、AMHの数値などは個人差が大きいものです。検査の結果をみながら、治療プランを立てていくのはほかの年代と変わりません。

    40代でも質のいい卵子がとれれば、チャンスは大いにあります。どんな治療がしたいかを夫婦でよく話し合い、通院できる期間、費用の目安などもあわせて考えたうえで医師と治療プランを立てましょう。

    40代の妊活プランと体験談》詳しくはコチラ

    【30代後半の妊活】妊娠率が急降下します

    妊娠率が急降下する30代後半からの妊活は、検査で自分の体を知ることからスタート

    女性の検査にはさまざまな項目があり、1〜3カ月ほどかかります。その間に、並行して医師の指導によるタイミング法を行います。

    検査の結果によって、あと数回病院指導のタイミング法をするか、人工授精、あるいは体外受精へとステップアップするかを決めます。

    早めの行動で1年以内の妊娠をめざす!

    人工授精は、洗浄・濃縮した精液を注射器で子宮内に送り込むこと。頸管粘液が少ない、精子に問題がある、フーナーテストがよくない、射精障害や勃起障害がある場合に適した治療です。

    人工授精の目安は3回程度。それ以上繰り返しても妊娠に至らないことが多いため、早めに体外受精を検討しましょう。

    体外受精では、排卵直前の卵子を採取し、精子と出合わせて受精卵にしてから子宮に戻します。

    体外受精での採卵は大きく2つの方法に分けられます。排卵誘発剤を使って複数の卵をとる方法と、薬を使わず1〜2個の卵をとる自然周期法です。クリニックによって得意とする方法が違うので、病院選びの際にはホームページや説明会などで治療方針をあらかじめ確認しましょう。

    30代後半の妊活プランと体験談》詳しくはコチラ

    【30代前半の妊活】原因に合わせた治療を

    自己流タイミングで1年間妊活してきたなら、病院でのタイミング法は2〜3回が目安。その後、人工授精に進むか、体外受精に進むかは検査の結果から判断します。

    フーナーテストがよくない場合は、人工授精が効果的なことも。人工授精に2〜3回トライします。

    30代前半はまだ卵子の質もよく、妊娠率も高い年代です。卵子と精子が出合うことができれば、高い確率で妊娠が期待できます。

    検査によって卵子と精子が出合えていない原因を見定め、その原因に合わせた治療を。女性だけでなく、男性も検査を受けましょう。

    時間をムダにしないよう早めに検査を!

    妊娠できる確率はゆるやかに下がっていますが、まだ妊娠に適した年代。生理周期が安定している人は、20代と同じく、セルフでのタイミング法を行ってください。

    ただ、すでに1年間、避妊せずに夫婦生活をもっていても妊娠していない場合は、卵子と精子の出合いに問題があるかもしれません。

    まずは病院での検査を受けましょう。ホルモン値、超音波検査のほか、卵管に詰まりがないかを確認する子宮卵管通水検査、または子宮卵管造影検査などは必須! 

    AMH検査で、卵巣に残っている卵子の在庫数が何歳相当であるかを調べることもあります。また、同時に男性の精液検査も受け、精液の量や精子の数、運動率などをチェックします。

    30代前半の妊活プランと体験談》詳しくはコチラ

    【20代の妊活】排卵日を知って、セルフのタイミング法にトライ!

    20代の場合、1年間で妊娠する確率は9割以上。ほとんどのカップルは、避妊をせずに夫婦生活を営めば、1年以内に妊娠します。

    20代後半になるとゆるやかに妊娠率は下がり始めますが、それでもまだまだ妊娠しやすい適齢期。セルフでのタイミング法を実践し、赤ちゃんを待ちましょう。 

    たとえば28日周期の人ならば、生理開始10日目くらいから排卵日までに1日おきにタイミングをとれるとベスト。

    排卵日の予測は月経管理アプリなどでわかる排卵日で十分です。また、排卵日ぴったりに合わせなくても、精子は子宮の中で3〜5日ほど生きていられます。

    排卵日にこだわりすぎると、お互いにストレスになって夫婦がギスギスする原因になってしまうことも。排卵日までに2〜3回タイミングをとれればOKと、ゆるやかに考えて。

    20代妊活、こんな方は注意して!早めの検査を

    ただ、生理痛がひどい、子宮筋腫がある、生理周期が不規則で排卵しているかわからない場合は、タイミング法では妊娠がむずかしい可能性も。早めに検査を受けましょう。

    また、生理周期が24日以内と短い場合も要注意。早期閉経や早期卵巣機能不全の可能性があるため、診察を受けてください。

    セルフのタイミング法で1年たっても妊娠しない場合は、夫婦で検査を。精子の数が少ない、精子が子宮に入れていない場合は人工授精で妊娠する可能性があります。

    卵管が詰まっていたり、正常に排卵していない場合などは、体外受精が有効です。

    《20代の妊活プランと体験談》詳しくはコチラ

    監修

    あいだ希望クリニック   院長 会田拓也先生

    あいだ希望クリニック 

    院長
    会田拓也先生

    順天堂大学医学部卒業後、同大学産科婦人科教室入局。越谷市立病院産婦人科、高崎ARTクリニック院長、加藤レディスクリニック勤務などをへて、2014年より現職。医学博士、日本産婦人科学会専門医。
    https://aidakibo.com/ ℡03-3254-1124

    赤ちゃんが欲しい2020春』より

    スポンサーリンク

    あかほしLINE