【#妊活しんどい】妊娠&出産をめざすなら知っておきたいメンタルケアのこと。|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
妊活
新型ウイルスの感染拡大により、不安やご苦労をかかえる妊活カップルは多いことでしょう。
でも赤ちゃんが欲しい、妊娠したいという願いに変わりはありませんよね?
こんな今こそ、妊娠という結果をめざすためにできることを改めて考えてみませんか。データとエビデンスにもとづいてリプロダクションクリニック 松林秀彦先生に徹底解説していただきます。
今回は妊活中のメンタルケアについてのおはなし。妊活の「しんどい」を解消していきましょう。
妊活を続けているうちに、「夫婦の会話が少なくなってしまった」という声は少なくありません。特に人工授精、体外受精にステップアップすると、夫婦の温度感にズレが生じてしまうこともしばしば。
「必要なときだけ精子を出せばいいんでしょ」と考えてしまう男性も…!
妊活は、2人のライフプランをかなえるための期間です。自己流タイミングも、クリニックでの治療をスタートしてからも、夫婦がお互いに思いやりながら二人三脚で進んでいくことがなにより大事。
妻が妊活一直線になるほど、夫はプレッシャーを感じやすいようです。家庭では妊活の話題だけでなく、日常のなにげない会話をふやすことを心がけて。
妊娠によくない影響を与えるストレスとは、ズバリ「妊活」に関すること。
知人の妊娠報告、周囲の「お子さんは?」というなにげないひとことなどは、妊活ストレスの筆頭です。また、基礎体温の記録など、妊活のためにやっていることも負担になっているなら逆効果。こまかいことを気にするのは、妊娠にはマイナスです。
男性の場合は、排卵日セックス、人工授精や体外受精のための採精などがプレッシャーに。精子所見が良好な人でも、人工授精の日にだけ極端に精子の数が減ったり、運動率が下がることもあるほどです。
ストレスのもとになる場所、人、コトはなるべく避け、リラックスする時間をたいせつにしましょう。
通院を休んでいる間に自然妊娠した、という報告はたびたびあります。気持ちをゆるめたことがプラスに働いた可能性も。ストレス対策の重要性がわかりますね。
リプロダクションクリニック
スーパーバイザー
松林秀彦先生
産婦人科専門医、生殖医療専門医。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学産婦人科、東海大学医学部専門診療学系産婦人科学法教授などをへて、2013年に「ふたりで取り組む不妊治療」をコンセプトにリプロダクションクリニック大阪を、2017年にリプロダクションクリニック東京を開院スピード感を重視した的確な治療に信頼が集まる。http://www.reptokyo.jp/
『赤ちゃんが欲しい2020夏』より
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