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    妊娠検査薬が使えるのはいつから?陽性反応が間違いのこともある?【不妊治療専門医監修】

    公開日:2019.07.29 / 最終更新日:2020.10.19

    妊娠検査薬が使えるのはいつから?陽性反応が間違いのこともある?【不妊治療専門医監修】

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    陽性反応が出ることもある?

    hCGが増え始める時期や増え方などには個人差があり、着床した時期によってhCGの産出量も違います。そのため、妊娠検査薬で指示された期日より前に検査をして「陽性」の判定が出ることがないとはいえません。ただ、生理予定日の前や生理予定日を少し過ぎたころだと、まだhCGの量が十分ではなく、妊娠していても「陰性」と出ることがあります。

    「少しでも早く妊娠しているかどうか知りたい」気持ちは、妊活中の人ならだれでも持っていると思いますが、妊娠への期待が大きいだけに、「陰性」が出たときのショックが大きい人も少なくありません。できるだけ妊娠検査薬で指示されている期日から検査をするようにしましょう。

    それでもどうしても早く検査を行いたい場合は、生理予定日の約3日前から検査できる「早期妊娠検査薬」を使うという方法もあります。形状や使い方、判定結果の見方などは、一般的な妊娠検査薬とほぼ同じです。

    ただし、尿中のhCGが25IU/mLで「陽性」と判定するため、一般的な妊娠検査薬より正確性は低くなります。また、国内メーカーで製造しているのはごくわずかで、「医療用体外診断用医薬品」に分類されるため、通販サイトでの購入はできません。薬局で薬剤師との対面のみでの販売となります。

    フライング検査での判定は本当?

    陽性→陰性になることもある?

    妊娠検査薬で指示された期日より前に検査をして「陽性」となった場合は、すでにhCGの分泌量が十分増えていることを意味し、妊娠している可能性があります。胎嚢が見える妊娠5~6週ごろに医療機関を受診して、超音波検査を受けましょう。

    陰性→陽性になることもある?

    妊娠検査薬で指示された期日より前に検査をした場合、hCGの分泌量が十分でなく、正しく検査結果が出ないことがあります。その後、検査し直したときにはhCGの分泌量が増えていて、「陽性」の判定が出ることは十分にあり得ます。

    病院を受診するタイミングは?

    化学流産の場合

    化学流産では、妊娠検査薬で「陽性」の判定が出ても超音波検査では胎嚢が確認されず、その後普段の生理と同じぐらいの出血があります。

    超音波検査で胎嚢が確認できるのは、排卵から3週後の妊娠5週ごろなので、そのころに医療機関を受診すれば、妊娠が順調かどうかわかります。

    異所性妊娠(子宮外妊娠)の場合

    異所性妊娠も化学流産と同様、妊娠検査薬で「陽性」判定が出ても、超音波検査では胎嚢が確認されません。最も多い卵管に着床する場合では、妊娠7~8週になると細い卵管で胎嚢が大きくなって破裂し、ショック状態になることもあります。

    異所性妊娠の場合は、手術が必要になることもあるため、排卵から4週後の妊娠6週ごろまでに医療機関を受診してください。

    体外受精後の妊娠検査薬の使用について

    体外受精後の妊娠検査薬の反応は?

    不妊治療で体外受精にステップアップすると、排卵を促す「LHサージ」を人工的に起こして採卵するため、hCGの注射を投与します。そのため、妊娠検査薬を使うタイミングによっては、投与されたhCGが検出されて「陽性」になることがあります。

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    体外受精後、いつから妊娠検査薬は使用できる?

    hCG投与を行なってから1週間ぐらいすると検出されにくくなるので、妊娠検査薬を使う場合はそれ以降にしましょう。

    取材・文/荒木晶子

    監修

    桜十字渋谷バースクリニック 院長 井上治先生

    福岡大学医学部卒業。慶應義塾大学病院産婦人科、東京医科歯科大学市川総合病院をへて、2018年より現職。一般不妊治療から、高度生殖医療、不育症までをカバー。じっくり話を聞いて、ていねいに説明してくれる」と評判です。渋谷PARCO隣りのクリニックはアクセスのよさとホスピラリティの高さが『赤ちゃんが欲しい』読者に好評。

    関連リンク:桜十字渋谷バースクリニックレポート
    https://www.sj-shibuya-bc.jp/

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