妊活

    間違いだらけ!妊活のありがちNGと脱却法【後編】

    公開日:2019.09.26 / 最終更新日:2019.11.05

    間違いだらけ!妊活のありがちNGと脱却法【後編】

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    真剣に妊活にとり組んでいるからこそハマりやすいワナ。
    妊活期間をガマンや不満でいっぱいにしないために、妊活のありがちざんねんポイントと脱却方法を2回に渡ってご紹介。
    今回は後編をお届けします。前編はコチラからお読みいただけます→間違いだらけ!妊活のありがちNGと脱却法【前編】
    妊活のNG行動を卒業して、妊活期間をもっと幸せに過ごしましょう!

    ステップアップ、する? しない? 迷いすぎてタイムロス

    妊活卒業生からは「迷わずステップアップすればよかった」という声がよく聞かれます。ただ、治療で大事なのは効率だけではありません。また、早くステップアップすることが妊娠に直結するとも限りません。体の状態、治療の経緯を見ながら、次のステップを決めることがたいせつです。もちろん、よく考えてステップアップしないという決断をするならそれもまちがいではありません。ただ、漠然とした不安から、なかなか決断ができないのであれば、思いきる勇気も必要。なぜなら、体外受精の成功率も年齢とともに下がってしまうからです。「いつかするなら早めに!」が可能性を高めます。

    <脱・間違い>のポイント

    夫婦で話し合って、決断する
    治療はふたりでの人生にかかわること。夫婦でたくさん話し合うプロセスもたいせつ。

    体外受精についての疑問や不安は医師に相談
    排卵や移植法にもさまざまな種類が。通院回数を少なめにするなどの調整ができることも。

    あかほし卒業生が語る 私の間違い体験

    妊活を終えた卒業生が、当時をふり返って「あのときこうしていれば」を激白。先輩の告白を反面教師にしましょう!

    仕事との両立、痛みへの恐怖がハードルに
    通院の回数もふえるし、採卵もこわい……。そう考えると体外受精になかなか踏みきれなかったが、いざ始めてしまえばすぐに慣れて生活の一部に。迷っていた10カ月間がもったいなかった ゆずまるさん(35才)

    「若いからだいじょうぶ」と言われ続けて…
    周りから「若いからだいじょうぶ」と言われたのを真に受け、タイミング法と人工授精をダラダラ続けてしまった。7年たってようやく体外受精に踏みきりましたが時間は戻りません。決断は早めに! acoさん (33才)

    体外受精でダメだったらと想像してしまった
    「体外受精で授からなかったら、もう治療法がない」と悩んで、半年間もモヤモヤ。でも、思いきってトライしたら、幸運にも1回目で妊娠。ダメだったらそのとき考える、くらいでいいのかも。 あーちゃん(29才)

    妊活ですれ違い… あわや夫婦の危機に!

    妊活への温度差を放置していると、夫婦関係にまでヒビが入ってしまうことも。原因のひとつは、夫婦のコミュニケーション不足。病院に行く機会の少ない男性には、治療の負担がイメージできないことも。治療のこと、お互いの気持ちを確認しながら、夫婦で同じ方向を向くことが重要! そうした経験は、無事に赤ちゃんを授かったあとの子育て中にも必須です。もし夫が無関心ならば、妊活中こそパパへの準備期間と考え、夫育てに着手しましょう。

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    <脱・間違い>のポイント

    妊活の本来の目的を思い出す
    妊活は、ふたりの赤ちゃんを授かるための期間。夫婦関係がギスギスしていたら本末転倒!

    「察して」と思わず、コミュニケーションを
    不妊治療は、どうしても女性の負担が大きくなりがち。治療内容を夫婦で共有して二人三脚態勢を。

    あかほし卒業生が語る 私の間違い体験

    落ち込む私を尻めに無言で部屋にこもる夫
    生理がきて落ち込んでいると、「さわらぬ神にたたりなし」とばかりに寝室に避難する夫。よけいに悲しさが倍増した。言葉なんていらないから、ギュッとハグしてくれればよかったのに! ルミ姉さん(38才)

    排卵日に飲み会に行くだんなにブチ切れ
    排卵日周辺に会食や飲み会で帰宅が遅い日が続いた夫。「わざとでしょ!」と私が激怒すると、夫も「仕事だよ」と大爆発。今思えば、あんな雰囲気でセックスなんかできるわけもなく……。 トミーさん (31才)

    結果を求めすぎる夫がストレスに
    治療の結果が出ないとすぐに別の病院を調べ、転院をすすめてくる夫。できないことを責められているみたいでつらかった。気持ちを伝えると、ようやく理解し、冷静になってくれました。 あかねっちさん(27才)

    私、妊活で性悪に⁉︎ 自己嫌悪のループにはまる

    努力すればそれだけ成果が出るとわかっていれば、むやみに心が乱れることもないかもしれません。けれど、妊活では、がんばってもなかなか結果が出ないことも。思うようにいかないのが妊活、ともいえるでしょう。それは妊娠、出産、子育て、命にかかわるすべてのことにいえること。自分を責めず、一人一人に違うストーリーがあると考えましょう。気持ちに余裕がなくなってつらいときには、旅行をしたり、おいしいものを食べたりして、がんばっている自分にごほうびをあげるのもおすすめです。

    <脱・間違い>のポイント

    ひとりでかかえ込まず、周囲に話す
    つらい気持ちをため込んでは、ストレスが増す一方。安心して話せる家族や友人を頼って。

    妊活中はだれもが体験すること、自分を許す
    けっして性格が悪くなったわけではなく、多くの人が経験すること。今はしかたない、と割りきって。

    あかほし卒業生が語る 私の間違い体験

    私より先に妊娠しないで!妊娠報告に敗北感…
    同年代の友人から妊娠の報告が届くと、なぜか「負けた」という気分になって落ち込んだ。妊娠は早いから勝ち、遅いから負けではない、とい うことも頭ではわかっていたんだけど……。ちゃんさん(27才)

    気にしすぎて自分を追い込んでいた
    妊活中は、「パンダご懐妊!」といった動物の妊娠ニュースすらいやだった。でも、あまりに気にしすぎるのは、自分の人生を暗くしちゃうだけ。妊活以外にも目を向けて、肩の力を抜いて! まるもちゃん(34才)

    妊婦さんやママを見ると胸がチクチク…
    幸せそうな妊婦さん、赤ちゃんを抱っこするママを見ると、「私だってママになりたいのに……」とモヤモヤ。そんなときはすなおな気持ちを吐き出せる妊活友だちとのおしゃべりで救われました。 弥生さん(34才)

    医師にまかせっきりで「なんとなく妊活」に

    不妊治療中は、薬を服用したり、仕事を調整しながら通院したりと、大変なこともたくさんあります。医師に言われるがままの受け身の治療では、その大変さばか りがのしかかって、出口の見えないトンネルに迷い込んだような気持ちになってしまうことも。ふたりの幸せを思い描いた先に、赤ちゃんのいる生活があったはず。医療のサポートを受けても、妊娠するのはご自身の体です。一つ一つの治療を納得して受けることがたいせつです。

    <脱・間違い>のポイント

    妊活の主役は夫婦であることを 忘れない
    妊活はある意味、結婚後のライフプランを考える作業。さまざまな選択肢を夫婦ふたりで納得しながら一つ一つ選びましょう。

    あかほし卒業生が語る 私の間違い体験

    ムダなことは何もない、すべては未来のための通過点
    妊活中、悩んだり、立ち止まったりしたこともあったけれど、それもムダではなかったと思う。効率が悪くても、納得して先に進めればよし! 妊活経験で夫婦ともに成長したと胸を張って。 カナエもんさん(34才)

    医師の説明に疑問があり別のクリニックへ
    タイミング法からのつもりで受診したところ、「AMHが低いからすぐに顕微授精を」と言われて混乱。本当にほかに可能性がないのか疑問に思い、別の病院へ。人工授精で妊娠できました。 久美子さん(36才)

    「言われたことだけ」でなく夫婦でできることを
    クリニックでは「排卵日に1~2回タイミングをとって」と指導されていたけれど、なかなか結果が出なかったため、自己流タイミングをプラス。そのおかげか念願の赤ちゃんを授かりました! 渡辺あずささん(35才)

    「妊活期間をガマン、不満で塗りつぶさないように、納得しながら進んで」

    不妊治療は、一日も早い妊娠・出産をめざすものです。ただ、妊娠までに時間がかかることや、または思うような結果が出ないこともどうしてもあります。だからといって「ざんねんな妊活」と思うこともありません。無事に授かれたとしても「妊活のことはもう思い出したくない」という負の思い出になってしまったとしたら、それこそ残念なことです。

    妊活の道のりは、カップルごとに異なります。悩んだり、迷ったりすることもあって当然。でもふたりで支え合い、また医師を信頼して、チームで妊活にあたることができれば、きっと笑顔で妊活を終えることができるはずです(峯先生より)。

    (『赤ちゃんが欲しい2019夏号』より転載)

    峯レディースクリニック
    院長 峯 克也先生
    1998年日本医科大学医学部卒業後、同大学大学院女性生殖発達病態学修了。木場公園クリニック、新宿ARTクリニックをへて、東京・自由が丘に峯レディースクリニックを開院。厚生労働省研究班「不育治療に関する再評価と新なる治療法の開発に関する研究」にも協力。

     

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