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    もしかして着床しづらい体質かも!基礎体温グラフでわかる不妊の原因

    公開日:2018.10.30 / 最終更新日:2020.01.11

    もしかして着床しづらい体質かも!基礎体温グラフでわかる不妊の原因

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    妊娠可能な生理か、基礎体温グラフでチェックを

    生理があっても排卵が起こっていない「無排卵月経」や、子宮内膜が十分に厚くならずに着床しにくくなる「黄体機能不全」は、見た目にはふつうに生理がきているので、自分で判断するのがむずかしいです。そこで役立つのが基礎体温グラフ。気がかりがあれば婦人科や不妊専門クリニックを受診しましょう。

    関連リンク:黄体ホルモンが少ない?『黄体機能不全』をどこよりも詳しく解説

    一般的な基礎体温グラフ

    グラフにしたとき、おおまかな2相になっているのが理想です。

    低温期
    卵巣からエストロゲン分泌量が増えている期間。日数に個人差がありますが、月経から2週間程度続きます。

    排卵
    低温期から高温期に変わる境目が排卵日付近であるサイン

    高温期
    プロゲステロンの分泌により、体温が高温に。妊娠しなければ約2週間後に月経が起こります。妊娠していれば妊娠14週ごろまで高温期が続きます。

    【体温がガタガタ】無排卵月経の疑いが

    個人差や周期差はありますが、何カ月もグラフがガタガタの場合は、無排卵の可能性が。ただしデジタル体温計は精度が高く、こまかい体温差をとらえるので、多少のガタガタは誤差の範囲内。

    【2相に分かれていない】無排卵月経の可能性が

    低温期が長く高温期がない場合は、無排卵の可能性が。生理があっても排卵がない場合もあるので、生理があるからと安心せず、早めに受診しましょう。

    【低温期と高温期の差が少ない】黄体機能不全かも

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    低温期と高温期の差は0.3~0.5度ぐらいが目安。あまりにも差が少なく、高温期が分かりづらい場合は「黄体機能不全」の可能性も。

    【高温期が短い】体温を保ちきれず着床しづらい状態

    黄体機能不全だと、体温を保ちきれず高温期が短くなる場合が。排卵があったとしても、子宮内膜が十分に厚くならないため、着床しづらくなっていまい不妊の原因に。

    【高温期が長い】黄体依存症の可能性も

    いわゆる妊娠が成立したい状態ですが、妊娠検査薬では陰性なのに高温期が続く場合は「黄体依存症」の可能性が。ホルモンバランスの乱れが原因と考えられます。

    関連リンク:目指せ「ベスト排卵」! 妊娠に欠かせないホルモンの働きをよくする方法とは?

    経血量や生理痛も不妊原因を知る手がかりになります

    □生理のサイクルが20日より短い
    ホルモンの分泌異常や無排卵であるか、排卵があっても応対機能が弱く、着床障害を起こしている可能性もあります。

    □生理のサクルが40日より長い
    排卵がスムーズに行われていないか、ホルモンの分泌異常、無排卵月経などの可能性があります。

    □生理痛がひどい
    不妊の大きな原因である子宮内膜症や、子宮筋腫などの可能性があります。とくに35才ごろから急に痛みが激しくなった場合は要注意です。

    □経血量が多い、または少ない
    多い場合は子宮筋腫、少ない場合はホルモンバランスの乱れが疑われます。急に経血量が変化した場合はトラブルかも。早めに受診を。

    □生理が8日以上続く
    少量の出血がダラダラ続く場合は無排卵月経、激しい生理痛や不正出血をともなう場合は子宮内膜症や子宮筋腫の疑いがあります。

    関連リンク:『子宮内膜症』はどんなトラブル?知っておきたい症状や治療法

    最後に

    基礎体温グラフをつけ、おりものの状態や、いつ排卵しているかを記録しておくことは大切です。自己流で行う場合は排卵日検査薬をつかっても。自分の体のリズムを知っておくことが、妊娠への近道です。

    Advice

    杉山産婦人科 丸の内 院長
    栗林 靖先生

    聖マリアンナ医科大学卒業。2011年5月より現職。専門は内視鏡手術、不妊治療全般。日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医。日本産婦人科医会幹事長。クリニックでは、国内初の日帰り不妊内視鏡手術を行っている。

    杉山産婦人科 丸の内
    https://www.sugiyama.or.jp/marunouchi/index

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