排卵日が知りたい!妊活女子の基礎体温グラフをドクター診断|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
妊活
妊活スタート同時に毎朝はかりたいのが「基礎体温」。排卵日を予測して、自己流タイミングをとっているカップルも多いでしょう。でも実は、「基礎体温」を知ることの何が大切なのかよくわからない…という声も聞かれます。そこで今回は「基礎体温」について徹底解明!正しいはかり方は?排卵日っていつなの?の疑問を解消します。産婦人科医による3名の基礎体温グラフの診断もぜひ、ご参考に。リズムのある体温生活をマスターして、妊娠力をアップさせましょう。
呼吸など、最小限の活動(基礎代謝)の時の体温をいいます。眠っているときがそれにあたるため、朝一番の眠りに近い状態ではかります。
① 毎朝、決まった時間に起床。そのまま起き上がらずに舌下で計測。
② 計測中は布団から出ず静かにはかる。
③ 計測を忘れた日があっても、そのまま空白に。(ドクターが判断に迷うので勝手に書き込まない)。
3カ月以上月経がない、周期が24日以内と短いなど。月経が安定していれば、およその排卵日も予測できます。
月経予定日後も長く高温が続くと妊娠の可能性。
分泌がよくないと基礎体温が安定しないことが。
月経前は体調が悪いなど、変化に気づきやすい。
3周期くらいつけて月経周期をつかんだら、排卵日を算出してタイミングをとってみましょう。
排卵日の2日前から1日おきにトライするのがおすすめです。
排卵日の正しい目安 (妊娠しやすい時期)
月経周期 − 14日 = 排卵目安の日
(さらに±2日)
ただし、プラスマイナス2日間もタイミングの日になります。
【例】月経周期28日の場合、
28 – 14=14日、月経開始から14日とその前後2日間 (月経開始12~16日)
→セックスの目安は12日目から1日おきに3回くらい
排卵していない可能性があります。
排卵日がわかりにくい。
排卵しにくい状態。
病気による出血の可能性がないか検査を。
妊娠の可能性があります。
女性ホルモンがしっかり分泌されると、グラフに低温期と高温期があらわれ、その繰り返しが月経のリズムをつくります。不規則なのは不調のサインと考えましょう。
基礎体温が低温期から高温期へと移り変わるのは、女性ホルモンの分泌量の変化で起こります。
月経開始とともに卵胞ホルモン(エストロゲン)が多く分泌され、排卵に向けて卵子を成熟させます。この時期は、セロトニンやドーパミンといった気分を前向きにするホルモンも分泌されて、肌がいきいき。美人度もアップして活動的な状態に!
一方、排卵すると子宮内膜を厚くする黄体ホルモン(プロゲステロン)が盛んに分泌されます。基礎体温が高くなるのは、このホルモンの影響。妊娠すると栄養が必要なので、この時期の体はため込む性質があり、体がむくんだり、おなかや胸が張ることも。特に月経3~10日前に強く症状が出ると、月経前症候群(PMS)になります。
こうした月経周期で起こる体調変化を知っていれば、「なんだかイライラすると思ったら生理前か」「この時期は旅行を避けよう」と自分の行動の参考に。そしてなによりも、変化をあらかじめ知ることで先の不安がやわらぎます。
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