女の子が欲しい!医学的根拠に基づいた産み分けポイントを解説します 【産婦人科医監修】|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
妊活
男女どちらでも、わが子はかわいいもの。でもちょっぴり「女の子を育てたい」「次は男の子がいいな」などと思うことも…。ちまたには俗説も含めていろいろな産み分け情報があふれていますが、本当のところはどうなの…?と思っている方も多いはず。
妊活情報誌『赤ちゃんが欲しい』より、医学的根拠にもとづいた産み分け術をご紹介する書籍『男の子 女の子が欲しい!あかちゃんの産み分けがわかる本』が発売に。
杉山産婦人科理事長 杉山力一先生監修のもと、SS研究会(産み分けに共感し賛同する全国の産婦人科医による全国グループ)の長年の医学的エビデンスに基づいた産み分けの方法をどこよりも詳しく解説しています。
この書籍より、あかほし読者さんにだけ、気になる”女の子”の産み分け術をちょこっとご紹介していきます。
産み分けにあせりは禁物!産み分けの理論や方法について、しっかり頭に入れて実践しましょう。
ズバリ結論を先に言うと、男性と女性を決定するのは「染色体」と呼ばれる体内の構成物質であることがわかっています。学校の生物の授業で習ったことのある人も多いと思いますが、染色体についてどのようなものか説明します。
生物は、それぞれ次世代に伝えなければならないさまざまな情報を持っています。人間でいうと、目や髪、肌の色、体質といったことはもちろん、手と足が2本ずつで指が5本、というような基本的な重要情報まで、きちんと次世代へ受け継がれていかなければなりません。
そしてその情報を伝える役割を果たすのが染色体です。
染色体の個数や形状は生物によって異なります。人間の場合は23組46本。この46本の染色体が、ひとつひとつの細胞の中の核と呼ばれる部分に存在するのです。
そしてこの23組の染色体のうち、22組は同じ形をしているのですが、最後の1組だけが性別によって異なります。つまり、この23組目の染色体「性染色体」が、男の子か女の子かを決定するキーポイントに。
1本の染色体を「Y染色体」、1本の染色体を「X染色体」といい、女の子の場合はX染色体+X染色体の組み合わせ、男の子の場合はX染色体+Y染色体の組み合わせになります。
妊娠はふつう射精された約5億個の精子のうちの1つが1つの卵子と出会い、融合して1つの受精卵になり、子宮の中に着床することで成立します。卵子と精子はそれぞれ23種類の染色体を持っているので、この2つが合わさることで、23組46本となるわけです。
卵子はX染色体だけしか持っていませんが、精子にはX染色体を持っているもの、Y染色体w持っているものの2種類があります。X染色体を持っている精子はX精子、Y染色体を持っている精子はY精子と呼ばれ、このどちらかが先に卵子に到達し、受精して受精卵になるかによって性別が決まるのです。
X精子、Y精子には、それぞれ異なった性質があるのです。その性質の特徴をうまく利用するのが、書籍『男の子 女の子が欲しい!あかちゃんの産み分けがわかる本』でご紹介している産み分け法です!
受胎セックスの日が決まったら、その日までに最低2回はセックスを。その際には避妊を忘れずに。男性はぴったりとした下着を着用しましょう。
精子の中で、女の子になるX精子の数は、男の子になるY精子の約2分の1。精子の数が多くなれば多くなるほど、その数の差は開いていきます。そして運動性の高いY精子が多ければ、X精子は受胎レースにおいて不利になってしまします。
ですから、精液の中にいる精子の数を少なくするため、受胎セックスの日を決めたら、その日を最終地点として、最低2回はセックスしておきましょう。
精子の数には個人差があるものですが、女の子の産み分けに成功した人の多くが3日に一度のペースでセックスをしていたそうです。
そうかといって、毎日セックスをするのはNG。精液が薄すぎて妊娠しにくい、という実験例もありますので気をつけましょう。
産み分けをするときには、受胎セックス以外のセックスでは避妊をするのが基本。もちろん、精子の数を調整するためのセックスでも、避妊は忘れずにしてください。
方法はコンドームがベスト。 リングやピルによる避妊は、受胎セックスの際も妊娠できなくなりますので、産み分けをすることに決めたらやめることが必要です。リングの場合は病院で器具をはずしてもらってから2カ月、ピルの場合は服用を中止してから3カ月たつまでは産み分けをスタートしないこと。
また、Y精子は熱に弱い性質があるので、睾丸をあたためることで、Y精子の数を減らすことができるといわれています。男性にはブリーフなどぴったりとした下着をはいてもらうようにするのもよいかもしれません。
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