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    妊活中の夫とのすれ違い、どう解消する?非協力的な夫への対応3ポイント

    公開日:2020.01.05 / 最終更新日:2020.10.21

    妊活中の夫とのすれ違い、どう解消する?非協力的な夫への対応3ポイント

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    次に気を付けたいのが「正論」と「他人との比較」です。

    正論 → 夫なんだから妻を助けるべきだ!
    他人との比較 → ○○ちゃんのところの旦那さんはもっと優しいよ

    まず、正論を突きつけられて、心の底から反省する人はいません。言えば言うほど逆効果です。また、他人と比べられると、仮に「悪いな」と思ってもそれを素直に表現することができなくなってしまいます。

    それよりも、もっと率直に、「私、いま正直いって精神的につらいんだ。だから助けて欲しい」と「素直な気持ちの言葉」を伝えたほうが相手の心にスッと入っていきます。心の鎧を少し脱いで、「つらい」「困っている」など自己開示してみましょう。

    ここでも大事なのは「私」を主語にした「Iメッセージ」です。短く簡潔に伝えましょう。

    目指すは会話のキャッチボール。ドッチボールにならないように気をつけよう!

    きっと、夫もいろいろと思うところはあるはずです。言わないだけで自分では優しくしているつもりだし、妻を傷つけないように頑張っているのだと思います。

    それなのに妻は不満そうだし、見ているとあんまり幸せそうじゃないから「なんで俺もがんばっているのにわかってくれないんだ」と心の中では思っているのかもしれません。

    男性は社会の中で、自分の気持ちを正直に話すことをあまり推奨されずに育ってきました。ロジカルに、価値のあることを言わなければいけないと訓練されてきていますので、今の複雑に気持ちが混ざり合う状況に、夫自身も困惑している可能性があります。

    ですから、大変だけど、妻側が話し合いのアプローチを変えて、会話がキャッチボールになるように心がけてみましょう。

    目指すのはキャッチボールです。くれぐれもドッチボールにならないよう、お気をつけあれ。

    【会話例 Aさんの場合】

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    私たち夫婦はすでに人工授精を4回していますが、夫は「疲れているから」と言ってクリニックに一緒にきてくれません。もっと自分事にとらえて欲しいです。30代Aさん

    ここまで読んだあなたなら、「自分事にとらえて欲しい」では相手に届かないというのがわかりますよね。なので、まずは夫へのリクエストの的を絞ります。その上で、誰のことも責めずに伝えてみます。

    妻:おつかれさま。いま1〜2分いい?(相手の都合を聞く)

    夫:ん?いいよ

    妻:実はね、クリニックのことなんだけどさ、今なかなか結果が出てないじゃない? それで正直、精神的にまいっている部分もあって、ひとりで診察結果を聞くのがしんどいなって思うことがあるの。(素直な気持ちの言葉)

    それでね、あなたが忙しいのもわかってるんだけど(理解を示す言葉)、月に1〜2回、一緒に病院に来てもらえないかしら。たぶん待ち時間も含めて所要時間は3時間くらいだと思う。(頻度と時間を示す) どう?(相手の意見も聞く)

    夫:んー、だめな週もあるかもしれないけど、行けるときもあると思うよ。それにしても3時間は長いね。

    妻:うん、長いよね。(相手の言葉を受け止める)やっぱりどうしてもそれくらいはかかっちゃうんだよね。あー、でもよかった。来れるときもあるんだね。うれしい。(素直な気持ちの言葉) じゃあ、また予定がわかったら、あなたにも相談するね。聞いてくれてありがとう!

    さ、それじゃ、お風呂でも入ってこようかな。(ダラダラ長引かせず話を終わらせる)

    いかがでしたでしょうか?それではもう一度ポイントをまとめてみましょう。

    妊活・不妊治療中の夫への語りかけポイント

    ①夫へのリクエストは具体的に的をしぼる
    ②誰のことも責めずにIメッセージで話す
    ③「正論」と「他人との比較」は封印する

    逆に言うと、あいまいな要望を突きつけて、責めながら、正論かつ他人と比較しながら話すと簡単にケンカになります。

    せっかく子どもを持つという未来に向けてがんばっているわけですから、お互いを大事にするコミュニケーションができたらいいですよね。
    心からエールを送ります!

    教えてくれたのは

    妊活コミュニケーション協会 

    代表 鈴木早苗さん

    不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー
    6年間の不妊治療経験者で、アサーティブ・コミュニケーション(自分も相手も大切にした自己主張)の専門家。講師歴は15年。治療中は、コミュニケーション講師でありながら、夫にうまく気持ちを伝えられず、話し合いの難しさを実感。その苦しみから抜け出すために自らの専門知識を総動員して現状を分析し、自分を客観視しながら、夫と対話を重ねていくことで「妊活コミュニケーション」を開発しました。ブログ「心が軽くなる不妊治療中のコミュニケーション」は15万PVを超え、多くの悩める夫婦の心の支えとなっています。Twitterやインスタグラムでは「さな吉」という名前で情報発信中!(@sanakichi8)

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