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    不妊治療って自然の摂理に反してる。そこがいや。そこがこわい。【メンタル弱男の妊活体験Case1】

    公開日:2019.04.03

    不妊治療って自然の摂理に反してる。そこがいや。そこがこわい。【メンタル弱男の妊活体験Case1】

    超積極的?それともしぶしぶ?「俺、妊活してます」と言っても、その温度差は千差万別。彼らの知られざる悩み、苦労、ホンネに迫ります。

    大川茂さん(45才・運輸/妊活歴5年)の場合

    DATA
    夫30才、妻28才で結婚
    結婚生活10年間のセックス回数は月1程度
    妻39才から通院開始
    2年間で人工授精6回、体外受精5回で妊娠

    そもそも不妊治療なんてここ20年ぐらいの技術ですよね…

    抵抗は……ありました。とにかく自然の摂理に反しているじゃないですか。そこがいや。そこがこわい。自然に授かることができなければ、そういう運命だと思ってあきらめる。それじゃダメなんですかね?そもそも不妊治療なんてここ20年ぐらいの技術でしょ?人間有史以来、僕の考えのほうが真っ当だと思うのですが……。

    科学の力を借りてできた子どもを愛せるのか、俺

    ネットで見たのですが、受精卵を凍結し、それを融解し母体に戻すという技術もあるそうですね。そんな科学の力を借りてできた子どもを本気で愛することができるのか?違う夫婦の受精卵と取り違えたりしないのか?不安です。

    心身ともにボロボロになるとネットに出ていたし

    しかもとてもお金がかかる。結局授からず、心身ともにボロボロになってしまった夫婦も多いと、ネットにありました。もともと不妊治療に懐疑的である私が、そんなことになるのはイヤです。

    不妊治療によりマンションの頭金として貯めていた貯金もすべて使い果たして、それでもできなかったあと、一生、賃貸アパートで夫婦ふたりで暮らしていくなんて、耐えられそうもない。

    妻の雷、落ちる

    妻はすぐにでも不妊治療を始めたがっていて、いつもこのことでケンカになりました。

    「時代錯誤もはなはだしいわよ!非科学的にもほどがある!じゃああなた、がんになったら、医療にかからずそのまま死ぬのね!だってがん治療なんて人間有史で見たら、ここ最近のことなんですから!」

    そこでお互いの妥協案として、体外受精はせずに人工授精でダメならあきらめるという結論に至り、治療を開始。6回の人工授精で妊娠せず、結局あきらめきれない妻に押し切られて、貯金を切りくずして体外受精を開始。その後、5回の体外受精でついに妊娠、待望の男の子を授かりました。

    今となっては自分が愚かだったと思ってます

    いざ、わが子を手にした喜びはあこがれのマンションなんかには到底及びません。あのとき、抵抗があった自分を今となってはなんて愚かだったのかとさえ思うほどです。

    取材・文/村橋ゴロー

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