子宮・卵巣トラブルがあっても妊娠したい!子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫を乗り越えて妊娠しました体験談|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
体験談
女性に生まれたからには、子宮や卵巣トラブルは他人事ではありません。赤ちゃんを授かりたいあかほし読者さんは、意識したい重要キーワード。
子宮筋腫、子宮内膜症など、子宮や卵巣のトラブルや病気があっても妊娠できるの?という不安、ありますよね。
大丈夫です! トラブルを乗り越えてママになった卒業生はたくさんいます。子宮・卵巣のトラブルを乗り越えて待望の赤ちゃんを妊娠した7人のケースを病気の症状・妊活ヒストリーとともにご紹介します。
子宮筋腫、子宮内膜症ってどんな病気?トラブルがあっても妊娠できるの?
子宮筋腫や子宮ポリープなどのトラブルがあると、 子宮自体の形が変形するので、 受精卵の着床の妨げになることがあります。
子宮内膜症では、 それが原因で臓器の癒着が起こることが。また、 大きな卵巣嚢腫があることで、卵管の動きが悪くなることもあります。
これらの病名だけ聞くとドキリとしてしまいますよね。 でも、子宮内膜症については、妊活中の女性の10 人にひとりがかかっているという学会データもあるほど、 女性にとっては身近なトラブルといえます。
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫 詳しくはコチラから
Aさん (35才・妊活歴2年)
29才 子宮筋腫がわかり、手術をする
31才 結婚
32才 妊活スタート。不妊治療専門クリニックへ通う
33才 人工授精を3回行ったあと、体外受精にトライ
34才 4回目の体外受精で妊娠。12月に第1子出産
生理がダラダラと、トータルで10日近く続くようになった、疲れやすくなった、生理痛がひどいときがあったなどが子宮筋腫の自覚症状でした。筋腫がなんと 10cmを超える大きさだったので、腹腔鏡手術より開腹手術のほうがオペ時間も短く負担が少ないとのことで、開腹手術を選びました。
私は妊活前に手術をしたけれど、子宮筋腫が不妊の原因になっている場合、それをとり除くことで妊娠する可能性もあると思います。
M.Yさん (33才・妊活歴4年)
16才 高校生のときに子宮内膜症との診断を受ける
28才 結婚
29才 妊活スタート。不妊治療専門クリニック へ通院し、人工授精にトライ
33才 はじめての体外受精で妊娠
34才 第1子出産予定
中学生のころから生理痛がひどく、高校生で婦人科を受診。そのときに、子宮内膜症と診断されました。不妊治療を始めてからは、漢方と鍼灸、よもぎ蒸しに通い、自宅ではヨガとお灸をしました。 長年の鎮痛剤の副作用で、冷えや血行不良が起こり、そのせいで生理で排出されるべき古い血が体にたまり、子宮内膜症の症状も悪化…という悪循環だったよう。治療と同時に、体の内側を健康にすることも心がけて、1回目の体外受精で妊娠しました。
ゆうこさん (39才・妊活歴3年)
36才 2人目妊活スタート。
第1子のときの受精卵を凍結しており、その移植スケジュ ールを組む
37才 移植日を決めるための初回の内膜測定時に、子宮内膜ポリープが見つかる。
子宮内膜ポリープ切除術を行い、その1カ 月後に移植
38才 不育症検査をへて、2回目の移植で妊娠。年末に第2子出産
先生からは「子宮内膜ポリープは着床しづらい原因のひとつだから切除したほうがいい」と言われ、静脈麻酔(点滴)をして内視鏡下で3個切除しました。 私の場合、幸いにもポリープ切除後すぐに妊娠できたので、手術の日程を組んだりするのに少し時間はかかったけれど、結果的にはとり除いてよかったと思います。その時間がもったいないと思わず、少しでも妊娠の可能性が高まるように決断するのがいいのかもしれません。
ちぃたんママさん (40才・妊活歴4年2カ月)
30才 卵巣嚢腫の緊急手術。同時に、子 宮内膜症とチョコレート嚢胞がわかる
32才 妊娠
33才 第1子出産
37才 クリニック(産婦人科)にてタイミング法スタート。
38才 不妊治療専門クリニックへ転院。タイミング法をへて人工授精にトライ
39才 7回目の人工授精で妊娠
40才 第2子出産
突然激しい腹痛に襲われて救急車で病院へ。卵巣嚢腫&子宮内膜症で、しかも、すでに両方の卵巣が破裂していて緊急入院。その日のうちに手術に。1週間くらい前から吐きけがあり、疲れや体調不良のせいだと思い込んでいたけれど、それが自覚症状だったのかも。
両方の卵巣の手術をした私でも、2人の子どもを授かることができました。トラブルはきちんと対処すれ ば大丈夫。妊娠は無理だと悲観的にならず、妊娠できる!と前向きになることが大事です。
ますみさん (33才・妊活歴5年)
26才 婦人科検診で卵巣嚢腫が見つかる
27才 卵巣嚢腫の手術後、結婚。自己流のタイミング法スタート
30才 不妊治療専門クリニックで人工授精を3回、体外受精を1回
31才 転院。2回目の体外受精にトライするときの検査で子宮内膜炎がわかり、抗生剤の服用を開始
32才 自然妊娠。その年末に第1子出産
20代後半になり婦人科検診でも受けてみるか~と軽い気持ちで受診したら卵巣囊腫(皮様性腫傷)が見つかりました。しかもすでに 8cmの大きさ! GWを利用して腹腔鏡手術をしました。そのときに主治医から、「卵巣機能が低下するかもしれない」と言われていたので、結婚後、早めに妊活をスタート。
でも、卵巣自体に問題はなく原因不明のまま体外受精へ。その中で子宮内膜炎がわかり、治療をしたら自然妊娠。卵巣嚢腫ではなく、子宮内膜炎が原因で授かりづらかったのかな。
みづほさん (30才・妊活歴1年6カ月)
22才 子宮奇形(双頭双角子宮)と膣中隔があることがわかり、その後、膣中隔を切除する手術のみ行う
27才 結婚
28才 自己流で妊活スタート
29才 不妊治療に力を入れている婦人科に通院を始める。夫婦でひと通りの検査をし、夫婦ともに大きな問題はなく病院指導のタイミング法をスタート。その後、4回目のタイミング法で妊娠
30才 11月に第1子出産予定
不正出血で婦人科を受診したところ、子宮奇形と膣中隔との診断。先生からは、「手術をすることで癒着などを起こして妊娠しづらくなる可能性も」との説明を受けたので、性交渉のときに痛みを感じる原因の腟中隔切除の手術をすることに。腰の麻酔がなかなか入らず、局所麻酔の予定が急きょ、全身麻酔での手術になりました。
タイミング法で授かれたので、子宮奇形はあまり不妊とは関係なかったと思います。ただ、子宮奇形は流産や早産のリスクが高いそうなので、油断はできません!
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