体験談

    多嚢胞性卵巣症候群を乗り越え38歳で妊娠!釈由美子さんに妊活を振り返ってもらいました

    公開日:2020.10.24 / 最終更新日:2020.11.05

    多嚢胞性卵巣症候群を乗り越え38歳で妊娠!釈由美子さんに妊活を振り返ってもらいました

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    38歳で出産した釈 由美子さん。25歳で多嚢胞性卵巣症候群と診断され、妊娠しづらいといわれていたこともあり、結婚が決まってすぐに病院指導のタイミング法を始めました。

    病気と向き合いながらも、長年にわたり「私ってママになれるの?」とモヤモヤを抱え続けてきたといいます。38歳で長男を出産されるまでの通院ストーリーや現在の思いを伺いました。

    釈由美子さん・妊娠するまでヒストリー振り返り

    25歳
    生理不順でかかった婦人科で多嚢胞性卵巣症候群と診断され、症状の進行をおさえるためのピルを飲み始める

    34歳
    婦人科の再診で多嚢胞性卵巣症候群が悪化していることが判明。将来、妊娠はむずかしいかもと告げられる

    37歳
    ご主人と出会い、プロポーズ後に妊活をスタート。排卵誘発剤を使った病院指導のタイミング法にトライ
    10月に入籍。翌年1月にブログで妊娠を発表。

    38歳
    6月に第1子となる男の子を出産。念願のママに。

    多嚢胞性卵巣症候群が判明したのは25歳「将来妊娠するのはむずかしいかも」

    はじめて婦人科の門をくぐったのは25歳のとき。当時はずっとダイエットをしていたこともあってなかなか生理がこなくなり、妹もお世話になっていた女医さんのいる婦人科を訪ねました。

    そこで「多嚢胞性卵巣症候群」と診断されてビックリしました。聞いたこともない病名。主治医からは卵巣を休ませて、症状の進行を止めるためにピルを飲むことをすすめられました。当時は結婚の予定もなく、いつかは子どもが欲しいと思っていましたが、いざ妊娠を考えたときにピルの服用をやめれば、排卵しやすくなるということでした。

    それから5年ほどピルを飲み続けましたが、30歳を超えたころ、あまりにも長い間ピルを飲んでいることに抵抗を感じ、自己判断で服用をやめてしまいました。生理もきちんときているし、自分では治ったつもりでいたのです。

    しかし34歳のときに再検査をしてみると、多嚢胞性卵巣症候群も症状が進んでしまっていて、排卵もしていないことがわかりました。主治医から「この分だと残念ながら、将来子どもを授かる確率は低いです」と診断され、とてもショックを受けました。

    プロポーズは嬉しかった!だけど「結婚後に告げるのはルール違反だと思い・・・」

    30代も後半になり、闘病中だった父から「早く孫の顔が見たい」と言われたりして、結婚や出産を現実的に考え始めたころ、友人の紹介で主人に出会いました。年齢的にも結婚を前提としないおつきあいは考えられなかったのですが、すぐにプロポーズをしてくれました。私もこの人だ!と心に決めていましたが、ひとつ気になっていたのが子どものこと。私は「多嚢胞性卵巣症候群」で、子どもが授かりづらいということでした。

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    彼やご家族に対して、結婚後に「実は子どもができないかもしれない」と告げるのはルール違反だと思い、私なりの誠意として、多嚢胞性卵巣症候群であること、妊活は時間がかかりそうで、授からない可能性もあることを正直に伝えました。

    彼は「すぐに子どもができたらラッキーだけど、長い道のりでもかまわないし、もしこの先授からなくても、由美子と一緒ならいい」と。 彼はありのままの私を受け止めてくれました。その言葉を聞いてこの人と結婚しようと決めました。

    主治医と相談し、排卵誘発剤を飲みながら妊活をスタート

    結婚したのは37歳。30代後半ということもあり、結婚を決めた時点から妊活をスタートしました。久しぶりにかかりつけの婦人科へ行き、多嚢胞性卵巣症候群をチェックしてもらったところ、やはり治ってはいませんでした。

    主治医と相談し、いきなり高度な不妊治療をすすめるのではなく、まずはできることからやっていきましょうということになりました。

    そこでまず渡されたのが基礎体温のグラフ。ずっとつけていなかったのですが、日記感覚で毎日グラフを書いているうちに、今日から高温期に入ったなとか、自分の体調の変化がわかるようになりました。

    さらにクロミッド(排卵誘発剤)を処方され、それを飲みながらタイミング法にトライすることに。生理がくるたびに「あ~、またイチからやり直しだ~」と、がっかりしましたが、次はきっと大丈夫!と、気持ちをリセットするように心がけていました。

    かかりつけの婦人科の先生からは、もしこのタイミング法で授からなければ、不妊治療の専門クリニックにかかったほうがよいと、クリニックを紹介され、転院も考え始めていました。

    山からのパワーと温活のおかげかも

    妊活には血行をよくすることが大事だとよくいわれますが、私は当時、山登りにハマっていて、歩くことで体調もすごくよくなりました。あるとき、北アルプスの鷲ヶ岳という3000m級の山を3日間かけて登るというハードなロケに。雄大な自然の中にいると、山からすごくパワーをもらえるんです。それからほどなくして妊娠が判明したのも、山のパワーのおかげかもしれません。

    ほかにも、常に腹巻をして温活に励んだり、体をあたためる根菜スープを作ったり、自分なりにできることを心がけていました。多嚢胞性卵巣症候群のため妊娠しにくい体と言われ、長期戦を覚悟していましたが、治療をしたというのはおこがましいほど早く授かることができて、とても恵まれていたと感じます。

    腹巻や根菜スープで温活

    もともと冷え性だったので、夏でも腹巻+靴下は4枚重ね(シルク製と綿製を交互に重ね履き)。ホットヨガや酵素風呂に通ったり、しょうがや根菜類のスープを飲んだり、とにかく体を冷やさないように。温活に努めました。

    多嚢胞性卵巣症候群でもあきらめないで治療を

    私の38歳の誕生日に長男を出産しました。

    若いころは結婚すればすぐに子どもができると思っていましたが、そんなに甘くなかったですね。 妊娠中もひどいつわりと切迫早産に苦しみ、当時「コウノドリ」のドラマがオンエア中で、毎回号泣。 妊娠するのも、無事に出産するのも、奇跡なんだと改めて思います。

    息子は4才になりました。彼はまだ生まれる前のことを覚えていて、「お空雲の上からママを見ていて、ポトンとママのおなかに入ったんだ。神様じゃなくて、ぼくがママを選んだんだよ」などと、不思議な話をしてくれます。私はこの言葉を信じていて、来るべきタイミングで、子どもがやってきてくれたような気がしています。

    ママがストレスをためていると、子どもがおりてきづらいとも聞きます。 妊活中のかたはきっと悩みや不安をたくさん抱えておられると思います。でも、やるべきことはちゃんとして、あとはゆったりとした気持ちで待っていてほしいなと思っています。

    妊娠を考えているかたは婦人科でチェックを!

    私が生理不順ではじめて婦人科にかかったのは25歳。少し勇気がいるけれど、妊娠を考えているかたは、まずは婦人科でチェックされることをおすすめします。

    私も「多嚢胞性卵巣症候群」と診断されたときは、むずかしい漢字の読み方さえわからず、重い病気なのかと心配しました。でもこれは生まれつきの体質のようなもので、普通の人より少し授かりにくいだけ。成熟卵をきちんと育てれば、妊娠する確率も低くないそうです。

    信頼できるドクターのもとで適切な治療を受ければ、授かるチャンスはきっとあります!妊活は時間との勝負でもあります。時間を無駄にしないよう、早めの検査、早めの治療を心がけてくださいね。みなさんがかわいいベビーに出会われることを心からお祈りしています。

    釈由美子さんプロフィール

    1978年、東京都出身。映画「修羅雪姫」、「ゴジラ×メガゴジラ」、「KIRI職業・殺し屋」で主演を務めるなど、女優、タレントとして活躍。古武道(十二騎神道流)、温泉ソムリエの資格も持ち、登山愛好家としても知られる。2015年に実業家と結婚、2016年に長男を出産。オフィシャルブログ「本日も余裕しゃくしゃく」 Twitter @yumiko_shaku

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