【多嚢胞性卵巣症候群】ピルをやめたら生理がストップ…!神戸蘭子さんの妊活ふりかえり|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
体験談
ニュースなどで聞くことが多くなった気がする「多嚢胞性卵巣症候群」。むずかしい漢字が並んでいてなんだかコワイ…。そう思っているかたも多いはず。20代のころから生理不順で、無排卵月経や多嚢胞性卵巣症候群などのトラブルがあった神戸蘭子さんにお話をうかがいました!
「子どもができにくい」と言われたのは、20歳ぐらいのときでした。生理が1カ月以上続いていて、実家に帰ったとき母に話したところ、婦人科に連れていかれました。
でも、そのときは、「若いから、そんなにあわてなくても」と言われ、とりあえず基礎体温をはかることにしました。
基礎体温表をつけると、1年のうちできれいな2相になるのは3回ぐらい。ホルモンバランスがメチャクチャに乱れていました。当時の体重は40㎏弱ぐらいだったため、「まずは太りなさい」と言われたけれど、自分ではそれほどやせているとは思っていなかったんです。
ピルは20代後半で人間ドックを受けたときに仲よくなった女医さんにすすめられてから飲み始めました。それからはきちんと生理もくるようになり、自分では「カンペキ!」って思っていました。
31歳で結婚後、しばらくして、「そろそろ子どもが欲しいね」という話になり、ピルの服用を中止。やめてすぐは妊娠しやすいと聞いていたので、期待していました。
ところが、生理がこなくなっちゃった!
妊娠したのかと思って検査薬で調べてみたけれど、違う。そのとき受診して検査を受け、はじめて多嚢胞性卵巣症候群とわかりました。簡単には妊娠できないと知ってショックでした。
それに、夫にも病院に行ってもらわなければいけないかもしれない…。
それでも、夫に話すとすんなり受け入れてくれ、気持ちが軽くなりました。同じ多嚢胞性卵巣症候群で通院している同級生からアドバイスももらえたので、心強かったですね。
それからは、ストレスを少なくしようとお仕事を控えめにし、毎月、排卵誘発して次の生理がくるかこないか…という生活。生理がきたときは、家に一人でいるといろいろ考えてしまい、落ち込みました。
今思うと、もっと長いスパンで考えればよかったな、あせりすぎてたなって思います。途中でお休みしながら、1年以上そんな生活を続けたころに妊娠することができました。
自分の経験から、周りの友だちには、「一度検査したほうがいいよ」ってすすめています。
「婦人科がこわい」「行きづらい」っていう子も多いのですが、そんなときは、「基礎体温だけでもつけてみて」と。治療には時間がかかるから、トラブルにまだ気づいていない人が少しでも早く気づいて治療を始められますように、と願っています。
※インタビュー内容は『赤ちゃんが欲しい2016夏』掲載当時の情報です。
ファッションモデル、タレント。1982年宮崎県出身。女性ファッション誌の読者モデルをへて、『JJ』モデルへ。現在はテレビや女性誌を中心に活躍中。2014年に結婚。16年長男を出産、19年次男を出産。公式ブログhttp://ameblo.jp/ran-ran-k/
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