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    【最新2021年!助成金】拡充した「不妊治療費の助成金」申請できました体験談/実際に申請した方からのアドバイスも

    公開日:2021.04.08 / 最終更新日:2021.04.24

    【最新2021年!助成金】拡充した「不妊治療費の助成金」申請できました体験談/実際に申請した方からのアドバイスも

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    令和3年1月1日以降に終了した治療から特定不妊治療費の助成内容が大幅に拡充されたのをご存知ですか?

    国が実施している「特定不妊治療費助成事業」では、特定不妊治療(体外受精・顕微授精)にかかる費用の一部が助成されます。その助成の内容が、今春拡充されました。もらえるお金と回数が増えたり、「所得制限」がなくなります。

    不妊治療は保険適用外の治療も多く、高額になりがちです。拡充内容をしっかりチェックして、申請しましょう。

    >>助成事業の拡充内容・もらえる条件を詳しく読む!

    今回は、実際に拡充後の特定不妊治療費助成事業に申請をされた方の体験談をご紹介します。どんなポイントに気をつけたかなど、アドバイスも聞いているので、これから申請する方は参考にしてくださいね!

    共働きで所得が多くてあきらめていたけど、所得制限が撤廃され、助成金がもらえた!

    夫婦ともに正社員なので所得を合算すると、「特定不妊治療費助成事業」の対象となる上限所得額をオーバーしていたむむさん。今回の拡充で所得制限が撤廃されたことで、助成の要件をクリアすることができました。むむさんに、妊活にかかったリアルなお金状況について伺いました。

    むむさん不妊治療データ

    むむさん(28歳)、夫(29歳)。2020年6月に結婚。夫婦ともに正社員。神奈川県在住。

    妊活歴9カ月 。28歳で結婚し、間もなく妊活をスタート。最初のクリニックで体外受精を受けましたが、陰性の結果となり転院を決断。仕事と両立させながら不妊治療を継続。採卵で、19個の卵の受精に成功して凍結。昨年末に凍結胚移植を行ない、今年3月に妊娠を確認し、治療を終了しました。

    妊活・不妊治療ヒストリー

    【不妊治療専門クリニック①】
    検査 ⇒ 体外受精 ⇒ 陰性

    【不妊治療専門クリニック②に転院】

    体外受精
    注射や投薬による治療のため毎日通院
     ↓

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    採卵
    30個中4個が未熟卵、26個が成熟卵
    15個体外受精→ 9個受精
    11個顕微受精→ 10個受精
    計 19個が受精卵に
     ↓
    凍結
     ↓
    凍結胚移植
     ↓
    妊娠確認

    これまでのおもな費用

    不妊治療専門クリニック①
    検査、治療、薬代(体外受精)約73万円

    不妊治療専門クリニック②
    検査、治療、薬代(体外受精)約80万円

    計 約150万前後

    「特定不妊治療費助成」の対象になった治療とかかった費用

    採卵〜培養・・・41万2,500円
    移植・・・ 11万円
    合計・・・ 52万2,500円

    助成金⇒30万円

    妊活の費用はその都度、貯金をおろして捻出

    妊活費用は、ある程度は、独身時代に貯めておいた貯金をおろしてまかないました。健康保険適用外の特定不妊治療費の金額が大きいので、共働きとはいえ、捻出するのはやはり大変でした。

    治療が継続する場合は、貯金でまかなうのも限界があるので、生活費のほうをもっと節約する必要に迫られたと思います。

    所得制限の撤廃であきらめていた助成金が!

    助成事業の拡充前は、夫婦合算の所得が730万円未満という制限がありましたが、この制限がなくなったおかげで助成対象になり、令和3年1月1日以降に終了した治療が対象だったので、今回、申請することができました。もらえる助成はないとあきらめて治療を進めていたので、助成金で治療費全額をまかなえなくても、少しでも返ってくるだけで嬉しいです。

    ただ、助成の対象となる体外受精や顕微受精に至るまでの間、通院での検査、治療、薬代などの出費も多いので、その分の助成金がもう少し拡充されればいいなと思います。

    妊活はお金のことも含めて情報収集が大事

    今はSNSなどで同じ境遇の方のブログや投稿を参考にすることができるので、クリニックの情報や同じ治療をしていて、どんな結果につながったかなどについて情報収集することにも役に立つと思います。

    また「特定不妊治療費助成」の申請については、必要書類を確認することも大事。クリニックによっては「受診等証明書」を自己申告しないと作成してくれないところもあるので、事前に確認しておくといいと思います。

     住んでいる自治体と両方もらえた!助成制度をチェックしたことでプラス10万円の助成金が

    現在3歳の長男を人工授精で授かり、2年前から2人目の妊活中のKさん。長男のときと比べて思うように妊活が進まず、その分、治療費負担が大きくなっています。「特定不妊治療費助成事業」の助成金を妊活費用にどのように活用しているかを伺いました。

    Kさん不妊治療データ

    Kさん(34歳)、夫(31歳)、長男(3歳)。2014年に結婚。Kさんはフリーランスで仕事をしています。2人目の妊活歴は2年。埼玉県在住。

    妊活・不妊治療ヒストリー

    長男のときと同じクリニックで2人目の妊活をスタート。人工受精6回をへて、体外受精にステップアップ。妊娠判定ののち、地域の産婦人科に転院しましたが稽留流産に。再びクリニックに転院して治療を再開。体外受精を経て、現在、凍結胚移植の待機中。

    【長男を授かるまでの妊活】
    地域の産婦人科
    タイミング指導9周期
     ↓
    不妊治療に特化したレディースクリニックへ転院
    タイミング法2周期
     ↓
    検査
     ↓
    人工受精
     ↓
    3回目で息子授かる

    【2人目の妊活】
    長男のときと同じクリニックで不妊治療再開
    検査
    前回よりさまざまな数値が悪く、漢方・サプリメントを開始
     ↓
    人工受精6回
     ↓
    採卵
    自己注射・通院による注射で排卵誘発。採卵は全身麻酔で
     ↓

    体外受精
    膣剤、膣ジェル、内服薬でホルモン補充
     ↓
    妊娠成立
     ↓
    地域の産婦人科に転院
     ↓
    稽留流産
     ↓
    元のクリニックにて治療再開
     ↓
    凍結胚移植予定

    これまでのおもな費用

    長男の妊活費用(地域の産婦人科代を含まず)
    検査、治療、薬代 11万5,000円

    2人目の妊活費用
    サプリメント代、検査、治療、薬(体外受精)・・・82万円
    通院交通費・・・4万5,000円

    計 98万円

    「特定不妊治療費助成」の対象になった治療とかかった費用

    体外受精・・・56万8,000円

    助成金⇒30万円+住んでいる自治体の助成金10万円

    長男の教育費と妊活費用の両立が難しい!

    フリーランスで仕事をしていますが、私の収入は長男の教育費用に貯めています。妊活費用は夫婦の収入とこれまでの貯蓄から捻出していますが、今年度から保育料が割高な園に入園したので、学費と治療費の両立が厳しいです。今後も不妊治療が続くとすると、治療費を払っていけるか心配です。

    2回目以降の申請も30万円助成されるのが助かる

    拡充前は1回目の申請では30万円の助成金を受け取ることができましたが、2回目以降は15万円。今回の拡充で、治療ステージにもよりますが、2回目以降も上限30万円の助成金がもらえるので助かります。

    夫からは、控えている凍結胚移植(2回目の体外受精)以降の費用を出すのは難しいと言われていました。ですが、拡充によって、2回目以降の体外受精にも30万円の助成金が出ることで、夫を説得しやすくなりました。続けていく希望が生まれました。

    事前の情報収集で妊活ビジョンを描く

    自分が住む地域の自治体の助成制度をしっかり調べておくことは大事だと思います。

    私が通っているクリニックはとても親切で、住んでいる自治体では初回申請に限り治療開始時の年齢が35歳未満の場合10万の上乗せがあることを教えてくれましたが、普通は自分で一から調べることになると思います。

    もらえるはずのお金がもらえず、治療を途中であきらめることになるのはもったいないので、治療を開始する前ではなく、妊娠を考え、妊活を始めようと思ったタイミングで調べておくのがオススメです。わたしも実際そうでしたが、助成制度や不妊治療について調べることで自分の妊活ビジョンも描きやすくなると思います。

    あかほし(赤ちゃんが欲しい)編集部より

    実際に申請をしたお二人にお話を伺いました。今回拡充されたのは国が実施している「特定不妊治療費助成事業」。対象となるのは、体外受精・顕微授精にかかった治療費です。また、助成の対象になるためには、都道府県が指定した医療機関で治療を受ける必要があります。指定医療機関については各自治体のホームページに案内がありますので、確認してくださいね。

    うっかり助成金をもらいそこねないためにも、正しく理解して、確実に利用していきましょう。

    ※具体的な実施内容は自治体によって異なります。お住まいの都道府県や市区町村に確認してください。

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