体験談

    二人目は迷わず、不妊治療を選択しました【神戸蘭子さんインタビュー】

    公開日:2019.03.19 / 最終更新日:2019.04.03

    二人目は迷わず、不妊治療を選択しました【神戸蘭子さんインタビュー】

    スポンサーリンク

    20代のころから生理不順で、無排卵月経や多嚢胞性卵巣症候群などのトラブルがあった神戸蘭子さん。一人目は排卵誘発剤の服用で自然妊娠したものの、二人目を考えたとき、同時に不妊治療することを決めました。「二人目妊活」ならぬ「二人目治療」について、お話をうかがいました。

    20代、妊娠する準備はととのっていると思い込んでいた

    結婚後に多嚢胞卵巣症候群の診断を受け、妊活をスタートした神戸さん。排卵誘発剤を飲みながらのタイミング指導で、第一子を授かりました。神戸さんは、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたときの衝撃を「頭が真っ白になった」と振り返ります。

    「多嚢胞という漢字の圧迫感もすごいというか……。症状の説明が書かれたプリントもいただいたのですが、ちっとも頭に入ってきませんでした。妊娠できないんじゃないかって、ただただこわくて。

    もともとずっと生理不順で、初めて婦人科を受診したときには、無排卵月経と診断されていました。でも、そのときはまだ20才。『妊娠しづらいです』と言われてもピンとこなかったんですよね。

    自然に治ることもあるからと言われて、とくに治療もしてなかったんです。その後、20代後半になってピルを飲むようになってからは生理周期も安定して、生理前のイライラや不調も解消。

    定期的に婦人科に通院する習慣もできたので、もう完璧だ!って思い込んでいました」

    多嚢胞性卵巣症候群と診断。その後、自然妊娠

    「それが、結婚してピルをやめたら、また生理がこない。改めて検査してもらったら、多嚢胞性卵巣症候群であることがわかりました。妊娠する準備はととのっていると思い込んでいたから、余計にショックが大きかったですね」

    妊娠がわかったのは、不妊治療専門クリニックへの転院を検討していたときでした。

    「途中、お休み期間もはさみながらトータルで2年くらい通院しました。人工授精にステップアップしたほうがいいかも、と思いながらも、最後にあともう1回だけ、と祈るような気持ちでのタイミングで妊娠。うれしくて、泣きながら夫に電話したことを覚えてます」

    二人目を考えたとき、すぐに不妊治療を決意

    明るいキャラクターで知られる神戸さんも、妊活中、期待しては生理が来て落ち込んでの繰り返しは苦しかった、と振り返ります。リセットした日は、朝までお酒を飲んで発散することもあったとか。

    それでも、赤ちゃんが1才になるころには、もう一度妊活に向き合うことを決めました。

    「妊娠しづらいことはわかっているから、最初から病院に直行しました。産後は体質が変わると聞くし、以前からは考えられないくらいの健康的な生活を送っていたので、もしかしたらスムーズに妊娠できるかも、という淡い期待もあったのですが。そううまくはいかないですね」

    スポンサーリンク

    今でも忘れられないのは卵管造影検査

    前回の治療は、産婦人科でのタイミング指導まで。2人目は年齢のこともあり、不妊治療専門クリニックの門を叩きます。

    「今でも忘れられないのは、子宮卵管造影検査。あれは本当に痛かった!痛みに強いほうだと思っていたんですけれど、歩けないくらいしんどくて。陣痛の次に痛かったかもしれません。

    でも、いろいろな検査をして、多嚢胞以外には心配な所見はないってわかったことで、『大丈夫、妊娠できる』という気持ちが強くなりました」

    不妊治療クリニックでの治療に戸惑いも

    治療の流れはひと通り把握しているつもりだった神戸さんですが、専門クリニックでの治療には戸惑うことも多かったそう。

    「大きなクリニックだったこともあってか、機械的な印象を受けたんですよね。先生が言うがままに治療の方針が決定していって、処方された薬を飲んで、決められた日に通院して。最初は、温かみがない気がして、ちょっと悲しい気持ちになったこともあります。

    タイミング的に休日の診察を受けることも多くて、子どもの預け先を探すのもひと苦労でした。でも、私もだんだんと慣れて、淡々と治療に向き合うように。妊活で精神的に鍛えられたのか、だいぶ強くなった気がします。治療に必要ならなんでもやりますよ!という気持ちになりました」

    一番つらかったのは「薬の副作用」

    そんな神戸さんも、これだけは慣れなかった、と話すのが、治療薬による副作用です。

    「人工授精のあとに、黄体ホルモンを充実させる薬を飲んでいたのですが、眠さやだるさ、吐き気がひどくて。精神的にも浮き沈みが激しくなって、涙がポロポロ……。つわりに近いような症状だから、妊娠したかもしれないって期待しちゃって、リセットしたときは余計にどーんと落ち込んじゃうんですよね。

    大好きなハンドメイドに没頭することが、いいストレス解消になりました。お酒に溺れていた1人目のときより、リセット時の対応もうまくなりましたね」

    治療をオープンにして自己暗示

    2度の妊活で、たくましさを増した神戸さん。妊活のことを隠さずに発信していたことも支えになった、と語ります。

    「『赤ちゃん欲しいけど、全然できなくてさ!』と、周囲にあっけらかんと話したら、すごくラクになったんです。自分にも、そんなに深刻なことじゃないって自己暗示をかけられたというか。

    いまや妊活はちっとも珍しいことではないですよね。気軽におしゃべりしたほうが、情報もたくさん入ってくる気がします。自分なりの気持ちの発散法を見つけて、抱え込みすぎないことが大切かなと思います」

    (赤ちゃんが欲しい2019冬『神戸蘭子さんインタビュー』より)

    関連リンク:神戸蘭子さんのポジティブ妊活

    神戸蘭子1982年宮崎県生まれ。文化女子大学服装学部卒業。学生時代からファッション誌のモデルとして活躍。アパレルブランド勤務を経て、2008年よりタレント活動もスタート。14年に結婚、16年5月に第一子となる長男を出産。18年に1点ずつ仕上げるハンドメイドブランド「CIEL BONBON」をオープン。19年3月に第二子を出産。

    スポンサーリンク

    あかほしLINE