体験談

    妊娠8週のある朝、突然つわりがなくなり…。子宮をズタズタにされたような気持ちに【不妊治療専門医監修】

    公開日:2019.12.23 / 最終更新日:2019.12.24

    妊娠8週のある朝、突然つわりがなくなり…。子宮をズタズタにされたような気持ちに【不妊治療専門医監修】

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    流産とは…

    流産とは、妊娠22週までに何らかの原因で胎児が亡くなってしまうこと。
    流産の多くは妊娠10週未満に起こり、流産の原因の6~8割は受精卵側(受精卵の染色体異常によって成長がストップ)の原因で起こる偶発的なものと言われています。

    流産を経験者の実体験を語ります

    授かった命との思いもかけない別れ。それでも、悲しみを乗り越えてママになることをあきらめなかった妊活卒業生はたくさんいます。

    流産したときの様子は?つらさや悲しみの乗り越え方は?次の妊娠までの治療は?
    今回は、結婚前から卵巣嚢腫を患っていて結婚とほぼ同時に不妊治療をスタートした*Chiemi*さんの体験談をご紹介。
    不妊治療専門ドクターからのアドバイスとメッセージも参考になります。

    妊娠8週目の朝、突然つわりが消えました…

    結婚前から卵巣嚢腫を患っていたため、結婚とほぼ同時に不妊治療をスタート。自分に原因があると思っていたけれど、夫には乏精子症が! 顕微授精2回目の移植で妊娠が判明して一人目を出産しました。その後1回目の顕微授精のあと、平成28年10月に妊娠4週目で判定陽性が。翌週には胎嚢も確認できました。
    でもその翌週の健診で、「あれ?心拍が確認できない。あれ? ああ、ありました!」と、医師が心拍を探したりする場面もあったけれど、「驚かせないでよ~」なんて思っていました。ところが、妊娠6~7週目からあったつわりが、妊娠8週目のある朝起きると、突然なくなっていたのです。大好きなコーヒーも飲めないくらいつらかったのに、飲める。食事も食べられるし、出血もしている。その日は次の健診2日前で休診日だったので、不安になりながら翌日受診すると、流産していると告げられました。

    子宮をズタズタにされたような気がして悲しくて悔しくて、、

    2日後に手術と決まり、その間はあっという間で、悲しかったけれど何も感じるひまがありませんでした。でも、手術後は夜も寝られず、子宮をズタズタに傷つけられたような気持ちで、悲しくて、悔しくて、「なんで自分だけ?」という思いが頭の中を回っていました。
    夫に話すと、「わかった。体はだいじょうぶ?」と言ってくれましたが、平然とした感じに聞こえてしまいケンカに。あとからよく聞くと、「自分の責任(男性不妊)で私につらい思いをさせてしまって、かける言葉がなかった」と。夫なりに気をつかっていたみたいです。

    ●ドクターより●

    流産後は自分のせいだと感じたり、誰かを責めたくなることも。でもそれは、心が回復するために必要なことかもしれません。

    凍結していた受精卵で妊活を再開!

    流産から2カ月後に不妊治療を再開。そのときはまだ以前に採卵した受精卵が1個あったので、移植からのスタートになりました。流産から約5カ月後に再度採卵し、3個の受精卵のうち1個を戻して妊娠せず、2回目の移植で妊娠!「胎嚢が確認できても心拍が確認できても流産することもある」と今回は気を引き締め、安定期に入るまでは周囲に言わないように。ふだんの生活ではなるべく安静を心がけ、重いものを持たないように、ジャンプしたりしないように気をつけました。
    私の場合、夫と向き合ったことで流産の悲しみに立ち向かえたのかなと思っています。

    ●ドクターより●

    腹圧がかかるので、妊娠したら重いものは持たないほうが◎。ジャンプが原因で流産になることはありません。

    ドクターからのメッセージ

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    ご主人とは時にケンカをすることでお互いの本音をぶつけ合い、前進できた。二人三脚で流産を乗越えた、すばらしいご夫婦だと思います。

     

    監修

     
    峯レディースクリニック
    院長 峯 克也先生

    日本医科大学医学部卒業後、同大学大学院女性生殖発達病態学修了。木場公園クリニック、新宿ARTクリニックをへて、東京・自由が丘に峯レディースクリニックを開院。厚生労働省研究班「不育治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究」にも協力する、不妊&不育症に詳しいドクター。

    取材・文/荒木晶子 構成/片桐理恵

     

    「流産乗り越え体験談」は『赤ちゃんが欲しい2020冬号』に掲載されています!

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