不妊治療

    子宮筋腫の手術。開腹手術と腹腔鏡手術について知りたいです【不妊専門Dr.教えて! 】

    公開日:2020.02.09 / 最終更新日:2020.02.08

    子宮筋腫の手術。開腹手術と腹腔鏡手術について知りたいです【不妊専門Dr.教えて! 】

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    妊活を始めると疑問やお悩みがつねにでてきますよね。
    こんなこと病院で聞いていいのかな、主治医にはちょっと聞きづらいな

    そんなベビ待ちさんの体や治療に関する気がかりに、不妊治療専門ドクターが答えてくれます。実際に妊活メディア”あかほし”に寄せられたお悩みなので、ご自身のお悩みや疑問に似た相談があるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね

    子宮筋腫の手術。ふさわしいのはどちらの方法?

    子宮筋腫が2つ見つかり、それぞれ5.5cmと3cmとのことでした。2年ほどタイミング法でトライしましたが授からず、転院をしました。転院先では子宮筋腫が10cmで1つあると言われました。また転院をし、総合病院で筋腫切除の手術をする予定です。

    子どもを授かりたいので、開腹手術をして、早く妊活を再開させたいと考えています。でも、体へのダメージを考えると腹腔鏡手術もいいのかな、と思っています。どちらの手術がふさわしいのか知りたいです…

    また、子宮筋腫の術後に妊娠することはできるのでしょうか。教えていただきたいです。

    開腹手術と腹腔鏡手術。それぞれにメリット・デメリットがあります

    3㎝、5.5㎝だった子宮筋腫が10㎝まで成長し、開腹手術を行う予定とのことですね。
    子宮筋腫の手術には開腹手術腹腔鏡下手術があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。

    子宮筋腫に対する開腹手術のメリットは、大きな子宮筋腫でも核出が可能で、直接目で見て術中も手で触って確認しながら行うため、小さな筋腫も取り残しが少ないことや、子宮の筋層の縫合がより確実にできる、などがあります
    一方、デメリットとして、おなかの傷が大きくなる、手術後の入院期間が腹腔鏡手術に比して長い、術後の回復が遅い、おなかの中の癒着が腹腔鏡下手術より多い傾向がある、などがあります。

    腹腔鏡下手術のメリットは、おなかの傷が小さくて済む、入院期間が短い、術後の回復が早い、術後の痛みが少ない、おなかの中の癒着がより少ない傾向がある、などがあります。
    一方、デメリットとして、子宮筋腫の場所や大きさによっては手術ができないことがある、手術時間が長くなる傾向がある、妊娠した場合の子宮破裂のリスクが開腹術に比し高い傾向がある、開腹術に移行する可能性があり得る、などです。

    それぞれにメリット、デメリットがあり、これらの点やご本人の子宮筋腫のサイズや位置などから、担当の医師に総合的に判断していただいて、よりメリットが多いと思われる手術を選択していただければと思います。

    なお、いずれの方式であっても、これから妊娠を希望される方は子宮筋腫だけを摘出し、当然ながら子宮自体は残しますので、その後妊娠は可能です。ただし、手術後数か月は子宮の傷が治るのを待つ必要があり、その間は避妊が必要となります。子宮筋腫核出後の分娩については、一般的には帝王切開となります。
    また、腹腔鏡下手術は、設備と技術が必要となりますので、実施可能な施設が限られます。

    回答くださったのは

    田園都市レディースクリニック
    院長
    河村寿宏先生

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    東京医科歯科大学医学部卒業。同大学附属病院などに勤務後、デンマーク留学などをへて、2000年に田園都市レディースクリニックを開院。東京歯科大学医学部臨床教授も務める。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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