体外受精の採卵期、胚移植期に気をつけたい20のこと。【妊娠しやすい体作り】|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
不妊治療
体外受精はARTと呼ばれる高度不妊治療。治療プロセスや費用の負担も少なくないので、心も体も整えてのぞみたいものですよね。そこで数々の実力派不妊治療クリニックの漢方外来を担当され、株式会社ウィメンズ漢方代表をつとめる住吉忍さん(薬剤師、国際中医師)に、体外受精の「採卵するとき」「胚移植をするとき」に分けて、心がけたいポイントを伺いました。西洋医学の最先端技術と伝統の中医学の相乗効果で、受精卵の着床率の底上げをめざしましょう。
体外受精とは卵巣から卵子を採取(採卵)し、精子と受精させたうえで、子宮に戻して着床させる方法です。一般不妊治療(タイミング法、人工授精)を続けても妊娠しないときに進みます。体外受精はARTと呼ばれる高度不妊治療で、治療プロセスや費用負担が少なくないことから、心身を整えてのぞみたいものです。
卵子は4~6ヶ月ぐらいかけて成熟します。ですから採卵期前から食事や運動、睡眠などに気をつけて、日々健康的に過ごしましょう。
また採卵期は体がぷるぷるとうるおっていることが大切だと、中医学では考えられていますが、現代女性の体は乾きぎみ。とくに加齢とともに体を温める力、うるおす力は低下してきます。ここでは体を乾燥させない、うるおいをできるだけ逃さないために気をつけるべきことを中心に採卵期に心がけたいことを説明します。
●サウナなどで、大量に汗をかきすぎない。
●夜更かしをしない(中医学では、睡眠中は体をうるおす時間)。
●香辛料の効いた辛いものを食べすぎない。
●肉を食べるなら、潤す食材である豚肉がおすすめ。保水力のある野菜をしっかりと食べる。
●エアコンの風が直接当たらないように過ごす。
体外受精では毎日の注射など採卵日までがんばった女性を、パートナーはぜひねぎらって!この日ぐらいは「姫気分」をプレゼントしてあげてください。
●一般的に不妊治療専門クリニックでの採卵は朝早い時間に行われることが多いもの。採卵でクリニックに行くときに、「送っていこうか」など、男性から声をかけて送っていく。
●帰宅時など、「おつかれさま」とねぎらいのことばをかけ、女性が喜ぶものをプレゼントする。思いつかない場合には、ミニブーケなどいかがでしょうか? 花をプレゼントされて喜ばない女性はまずいません。
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