体外受精の「採卵」は痛い?卵がとれないこともあるの?【不妊治療専門医に聞いてみた】|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
不妊治療
めざましい生殖医療技術の進歩により、ポピュラーな治療法となった「体外受精」。生殖補助技術(ART)と呼ばれる最先端の医療です。いまや18人に1人が体外受精によって誕生した赤ちゃんという時代になりました。
今回はそんな「体外受精」の重要なプロセス”採卵”について、妊活メディア「あかほし」の読者さんから寄せられた、疑問&気がかりを、不妊治療界の名医・塩谷ドクターにお答えいただきました。
体外受精について、正しい知識を持ち、治療について理解していきましょう。
体外受精は、卵子と精子をそれぞれ取り出して人工的に受精させ、育った受精卵を体内に戻す方法です。
排卵日にいきなり行えるものではなく、できるだけ質のよい卵子を取り出すために、注射や薬で卵巣を刺激して、卵子を卵巣内でしっかりと成熟させます。出典:『妊活 治療と生活アドバイス』
体外受精の治療の流れを詳しく知りたい方はこちら⬇︎
約2週間かけて卵胞が十分に成熟したら、採卵日が決まります。いよいよ採卵です。そこで不安な「痛み」「卵がとれないのでは?」の気がかりにお答えいただきました。
麻酔をしっかりしますから安心してください
採卵は針を刺しますから、確かに痛いです。だからこそ当院では麻酔をしっかりしています。
当院の採卵時の麻酔は、完全に眠る静脈麻酔と、局所麻酔があります。ただし卵が1~2個の場合は、鎮痛剤ということもあります。
おすすめは局所麻酔で、採卵時に痛くないのは当然ですが、採卵したあとも麻酔がしばらく効くので、採卵後も痛くありません。ただしこの局所麻酔ができる病院は、まだ多くはないのが実情です。
採卵自体がこわいという人は、静脈麻酔がおすすめ。目が覚めたら終わっています。いずれにせよ、できるだけ痛くない方法で行いますので安心してください。
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