不妊治療

    不妊治療専門医が教える、妊娠できる体づくりに欠かせない習慣とは?

    公開日:2020.07.01 / 最終更新日:2021.03.10

    不妊治療専門医が教える、妊娠できる体づくりに欠かせない習慣とは?

    スポンサーリンク

    妊娠しやすい体とは、どんな状態でしょうか? 長野県の「佐久平エンゼルクリニック」では、男女双方からの治療と栄養療法を基本とした体質改善サポートで一日でも早い妊娠を目指します。

    そんな佐久平エンゼルクリニックの院長・政井哲兵先生に、妊娠できる体づくりで大切なことを教えてもらいました。

    長野県下で有数な体外受精を行うことのできる技術と最新の設備を提供

    Q 妊娠できる体づくりのためにできることってなんですか?

    「食事に気をつけ体を動かすこと。太陽の光も浴びましょう」

    久平エンゼルクリニック 院長 政井哲兵先生

    鹿児島大学医学部卒業。東京都立府中病院(現・東京都立多摩総合医療センター)、日本赤十字社医療センター、高崎ARTクリニックをへて、2014年に佐久平エンゼルクリニックを開院。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

    婦人科検診で体の状態を知ることも大切

    妊活を前に、妊娠できる体づくりをしておくのは、とてもよいことです。

    最近受診される患者様は、知識が全くない状態で来るかたもいれば、かなり勉強して、自分の治療方針について明確な意思をもって来られるかたも多くいらっしゃいます。男性側の性交障害、たとえばセックスができない、勃起障害など、現代社会のストレスを反映したような悩みを抱えておられるかたも多く、男性も女性も、早い段階で妊娠できる体づくりについて考え、ぜひとり組んでいただきたいです。

    まず、妊娠しやすい体とは、どんな状態をいうのでしょう。

    たとえば、月経が月1回定期的に来ているかどうか。そして、基礎体温をつけているかたであれば、低温期と高温期がきちんと2相になっているかどうか、などです。

    月経痛がひどい状態は決してよい状態ではありませんから、寝込むほどのひどい月経痛があるようなかたは、子宮内膜症など別の病気が存在する可能性も考えられます。

    待合室。鳩時計にステンドグラス、待ち時間が楽しくなりそう

    また、当院に受診されたかたで、これまで婦人科検診を1度も受けたことのないというかたもいらっしゃいました。女性にとって婦人科を受診するのは勇気がいることかもしれませんが、ご自身の体の状態を知る上でも、婦人科検診はぜひ受診しておいてください。

    スポンサーリンク

    では、妊娠できる体づくりのために、 できることをご紹介していきます。

    生活面について

    現在喫煙しているのであれば、絶対にやめましょう

    タバコの煙にはニコチン、一酸化炭素、シアン化合物などが含まれており、血管収縮作用もあります。妊娠中のタバコは流産や早産を引き起こす一因になるほか、胎児の発育遅延が起こったり、妊娠前であっても、卵子の質の低下を招くおそれも。男性の場合も、精子の数や運動性を低下させるといわれているほか、奥さまが非喫煙者でも、ご主人の喫煙による副流煙によって悪影響を受けます。

    男性も女性も、赤ちゃんを望まれるのであれば、すぐに禁煙するようにしましょう。

    運動や体を動かす習慣を取り入れましょう

    ふだんから運動したり、体を動かす習慣をとり入れることも大切です。エレベーター、エスカレーターをやめて階段を使うようにする、駅から職場までまたは職場から家まで少し歩いてみるなど、小さなことからで構いません。体を動かすことを習慣化させてください。

    太陽の光を浴びましょう

    太陽の光を浴びる生活も大事です。ビタミンDの合成が活発になり、妊娠体質になっていきます。日焼けが気になって、太陽の光を避けるように過ごしているかたも多いかもしれませんが、なるべく外に出て太陽の光を浴びることを心がけてください。

    食事面について

    素材を生かしたバランスのよい食生活を心がけ、毎日きちんと3食とりましょう。特に朝食は欠かさないようにしてください。なるべく手作りのものをとり入れるように工夫してみたり、ファストフードやインスタント食品はできるだけ避けて、肉、野菜、穀類、魚、乳製品など、バランスのよい食材を普段の食事にとり入れるようにしましょう。

    適正体重を目指しましょう

    また適性体重の維持も大切です。やせすぎや肥満は妊娠しにくくなります。

    自身の身長をもとに、BMI(体重 ㎏ ÷ (身長 m)²)や適性体重( (身長 m)² × 22)を知っておくとよいでしょう。BMIは18.5〜25未満が普通体重とされています。

    もし現在、不妊治療で通院している場合は、その施設でぜひ相談してみてください。当院では患者様ごとに最善の治療法を提案できるように努めています。

    たとえば食事面で不足する栄養素はサプリメントで補充したり、明らかに普段の食生活に問題のある場合は料理のレシピ本を貸し出したりなど、患者様の栄養状態が改善するよう、明確で具体的な方法をとるようにしています。

    わからないことがあれば遠慮なく質問してほしいです。

    出産後の人生も考えて治療法を提案

    そして妊娠するために最も大切なことは、 「絶対に妊娠したい、お母さんになりたい」という明確な目標を持ち続けることです。

    そうすることで、体づくりや生活習慣など、これから自分がやるべきことが明確になりますし、またその自分の夢をかなえてくれるパートナー選び(=治療施設選び)に際しても、どの施設が一番最適なのか、自分の希望に沿った治療ができるのかなどが明確になってくると思います。

    培養室。培養士が患者さんからお預かりした卵を大切にとり扱っています

    当院では、目の前にいる患者様一人ひとりが必ずお母さんになれるようにサポートするという信念をもって治療に臨んでいます。

    時には厳しいことを伝えなければならない場面もありますが、あいまいにせず、そのような状況下でも最善を尽くして患者様といっしょに歩む医療を進めています。

    また、出産後の子育てを考え、2年かかるかたは1年、1年かかるかたは半年でなど、できるだけ早く妊娠し、その後の人生の多くの部分を、生まれてくるお子さんと過ごす有意義な時間に充てていただきたいと思います。

    リカバリールーム。採卵後はこちらでお休みいただけます

    妊活に対しては長く先が見えないというイメージをお持ちのかたも多いと思いますが、当院では患者様一人ひとりの状況を正確に把握して、結果を一日でも早く出せるよう、治療法の提案を行っています。

    また、システマチックな診療体制ではなく、スタッフと患者様の距離を近く、気軽に相談しやすい雰囲気づくりを重視しています。

    悩んでいるかたはぜひ一度ご相談ください。

    佐久平エンゼルクリニック

    長野県佐久市長土呂1210-1
    「佐久北IC」「佐久IC」より車で約5分、JR「佐久平駅」より徒歩10分

    8:30~12:00、14:00~17:00
    水曜・土曜の午後、日曜・祝日は休診
    ※木曜午後は不定休

    ☎︎0267-67-5816
    https://www.sakudaira-angel-clinic.jp/

    スポンサーリンク

    あかほしLINE