不妊治療

    【不妊治療の検査】「血液検査」では何がわかるの?どう検査するの?

    公開日:2020.07.28 / 最終更新日:2020.07.31

    【不妊治療の検査】「血液検査」では何がわかるの?どう検査するの?

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    タイムリミットがある妊活において大切にしたいのが「時間」。時間をムダにしないためにも、検査や治療は積極的に受けたいものです。

    赤ちゃんが欲しいと思ったら、まず検査を。不妊治療の第一歩は検査から始まります。体のかかえる思わぬことがわかったり。不妊原因が見つかることも。早めの受診が妊娠への近道とも言えます。

    検査も妊活の1ステップ! 知っておきたい女性の検査を紹介していきます。

    【不妊治療の検査】どんなふうに検査をするの?どんなふうに進めるの?

    生理周期に合わせて血液検査や超音波検査などをおこないます

    【不妊治療の検査】どんなふうに検査をするの?どんなふうに進めるの?

    妊活では、検査で不妊の原因を探ることが欠かせません。そのため一般的な不妊治療では、はじめに生理の周期に沿って基本の検査を行います。

    生理周期7日目ごろの低体温期には、血液検査や超音波検査、卵管に関する検査をおこないます。生理周期14日目ごろには、排卵日を予測するための検査をします。内容は、血液検査や超音波検査のほか尿検査や頸管粘膜検査です。

    生理21日目ごろの高温期には黄体ホルモンの検査をおこない、月経期にはホルモンの基礎値をはかったり、超音波で卵巣の予備能力を調べたりします。

    検査をすべて終えるまでには1〜3周期かかります。また、必要な場合は精密検査をおこない、並行して治療もすすめていきます。

    【不妊治療の検査】血液検査で何がわかるの?

    疾患や感染の有無がわかります

    血液検査では、ホルモン量や甲状腺の疾患、クラミジア感染の有無などがわかります。不妊原因になる甲状腺の疾患やクラミジア感染があった場合は、その治療が優先されるので、初回に調べるのが基本です。

    血中ホルモンの量は生理周期内で変わるため、低温期、排卵期、高温期それぞれに行ないます。生理が規則的にきている人は、生理2〜5日目に卵巣刺激ホルモンや黄体化ホルモンの基礎値を調べます。

    【血液検査】おもな検査項目、数値はどう見るの?

    血液検査のおもな検査項目、数値はどう見るの?

    おもな検査項目と見方は次のとおりです。

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    FSH(卵巣刺激ホルモン)検査

    エストロゲンが低い生理中の値が重要。1けたなら正常、2けただとかなり弱っていて、20以上は要注意。

    ▶︎FSH(卵巣刺激ホルモン)って?

    卵胞を育てる働きをするホルモンのこと。排卵を促すホルモン(黄体化ホルモン=LH)とともに、正常な排卵に欠かせないホルモンで、このふたつのバランスが悪かったり不足したりすると、排卵障害や月経不順の原因になる。FSHの値が低い場合には、飲み薬でFSHの分泌を促したり、FSHそのものを注射して卵巣を刺激したりして治療を行う。

    TSH(甲状腺ホルモン)検査

    数値が高くても低くても妊娠しづらくなるといわれ、0.39以上4.0以内が正常。
    同じ甲状腺ホルモンのFT4の数値(1以上4・7以内)とあわせ、疾患の有無が診断できます。

    LH(黄体化ホルモン)検査

    この値が7以上で、FSHの値より高いと多嚢胞性卵巣症候群の可能性があります。

    ▶︎黄体化ホルモン(LH)って?

    下垂体前葉から分泌される生殖腺刺激ホルモン。黄体形成ホルモンともいう。女性に対しては、成熟した卵胞から排卵と、その後の黄体形成を促進する働きを持つ。卵胞を育てる働きをするホルモン(卵巣刺激ホルモン=FSH)とともに、正常な排卵に欠かせない。

    男性に対しては、精巣の細胞を刺激して、男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌を促す。

    P(プロゲステロン)検査

    子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態に変化させる働きがあるため、高温期に調べます。10以上なら正常、10未満だと黄体機能不全の疑いがあります。

    AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査

    卵巣の予備能力がわかります。2~4あれば問題なし。年齢にもよりますが、1以下だと治療が必要です。

    血液検査の項目は病院によって違うの?

    血液検査の項目は基本的に同じですが、それぞれのクリニックによって、追加でおこなう検査があるなど、多少違うことはあります。

    不妊治療用語集一覧、『赤ちゃんが欲しい2019夏』より

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