不妊治療

    【不妊の原因は女性だけじゃない!】男性の不妊原因について特徴まとめました

    公開日:2020.09.27 / 最終更新日:2021.02.11

    【不妊の原因は女性だけじゃない!】男性の不妊原因について特徴まとめました

    スポンサーリンク

    乏精子症(ぼうせいししょう)

    精液中の精子の数が少ない状態。自然妊娠するには1mlあたり4000万個※以上の精子がいることが望ましいとされるが、これが1500万個※の基準を下回ると、乏精子症と診断されます。

    多くは、精子の運動率が低い精子無力症と合併していることも。治療、漢方薬やビタミン剤などを服用しながら、人工授精や体外受精を行うのが一般的です。

    精子無力症(せいしむりょくしょう)

    精液中に運動している精子の割合が低く、運動率40%※の基準値を下回る状態。精子の運動率0%の場合は「精子不動症」といい、精子が死んでいて動かない場合は「精子死滅症」といいます。

    不妊治療としては人工授精、運動率が30%※未満なら顕微授精を行います。精子死滅症の場合でも、数回射精してわずかに生きている精子が見つかる場合もあり、見つからない場合でも精巣を切って精子をとり出す方法があります。

    精子奇形症(せいしきけいしょう)

    精液中に、形に異常のある精子の割合が多い状態。奇形精子症ともいいます。

    正常な男性の精液中の精子も80%ほどは奇形精子だが、これが96%※以上奇形であるとわかった場合に、精子奇形症と診断されます。頭部に奇形がある精子はDNA情報が正常でなかったり、前進する力が弱かったりするので、不妊の原因となります。治療は、正常な精子を選別して、顕微授精を行います。

    膿精液症(のうせいえきしょう)

    本来は精液中に確認できない白血球が、何らの原因で異常に増える状態。基準は、精液1ml中に白血球が100万個※以上。

    自己免疫機能として白血球が戦闘態勢に入り、精子の運動率が悪くなってしまう。悪化すると精子の質が低下し、精子無力症を引き起こすケースもある。抗生物質を内服して治療する。

    ※これらの数値は一つの目安です

    男性不妊原因とそれぞれの治療法

    そのほか男性不妊原因

    精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)

    精巣のすぐ上の静脈の血流が滞り、こぶのようにふくらむ状態。

    スポンサーリンク

    精索静脈瘤ができると血流の悪化や温度の上昇おこるため、精巣に悪影響が出て精子をつくる働きが衰えてしまいます。一般成人男性の約15%にみられます。

    不妊治療としては、漢方薬やビタミンEを服用しながら人工授精や体外受精・顕微授精を行う。手術を行う場合もある。

    精路通過障害(せいろつうかしょうがい)

    精子の通り道にトラブルがある状態。精子の通り道が完全にふさがっている「精管閉鎖」、精管が詰まって射精された精液中に精子がいない「閉塞性無精子症」、出口とは反対の膀胱側に射精されてしまう「逆行性射精」などがある。

    治療としては、精管を通す手術や、精巣から精子を採取して体外受精・顕微授精を行います。

    男性の検査はほぼ1日で終了します

    男性の検査では、精液や精巣の検査が行われ、ほぼ1日で終了します。検査での精液の状態は、体調やちょっとしたストレスなどに左右されやすく、その結果しだいでは、複数回検査を行うこともありますが、女性が安心して治療をすすめるためにも男性側の検査も重要です。

    夫が検査を先送りしている間に妻の年齢が上がり、妊娠しにくくなる可能性もあります。最初から夫婦そろって検査を受けることはとても大切です。

    ※出典:「妊活 治療と生活アドバイス」(主婦の友社)

    >>男性の検査についてもっと知りたい方はこちら

    スポンサーリンク

    あかほしLINE