不妊治療

    そろそろ?人工授精から体外受精へすすむ目安が知りたい!【年代別で解説/不妊専門医監修】

    公開日:2020.10.15 / 最終更新日:2020.10.22

    そろそろ?人工授精から体外受精へすすむ目安が知りたい!【年代別で解説/不妊専門医監修】

    スポンサーリンク

    カップルそれぞれのカラダのこと、受精について「赤ちゃんが欲しい」と思い、妊活するなかで、知っているようで知らないことが多いことに気がつきます。

    不妊治療の進め方もクリニックによって違いがありますね。セカンドオピニオンとして、主治医以外にも聞いてみたいこともでてきますよね。

    今回は、人工授精から体外受精にステップアップするタイミングについて。このままでいいの?と同じく悩んでいる方も多いのではないでしょうか。不妊治療専門ドクターにお答えいただきました。

    人工授精にトライ中。体外受精へのステップアップの目安を知りたいです

    アップルパイさん(34歳)/ 妊活歴1年6カ月

    タイミング法を試みたあと人工授精に進み、現在3回目に挑戦中です。ドクターからは「人工授精は6回が目安。それ以上トライしてもかまわないが、体外受精を考えては」と言われました。

    体外受精へのステップアップは、どのように考えればいいのでしょうか?私が現在34歳で、年齢も気になります。

    【体外受精へのステップアップ】30代前半、30代後半で分けて考えましょう

    年齢や症状によって違いますが、30代前半なら一般不妊治療は1年間、30代後半は半年を目安に考えましょう

    ●タイミング法と人工授精を一般不妊治療といい、体外受精や顕微授精をART(生殖補助技術)といいます

    30代前半の場合

    30代前半であればタイミング法6カ月(6回)、人工授精6カ月(6回)を目安にARTへのステップアップを。1年間、しっかりタイミングを合わせて治療しても妊娠しないなら、一般治療では解決できない要因があるのかもしれません。

    30代後半の場合

    30代後半からは妊娠率の低下が顕著になります。40歳くらいまでは、タイミング法と人工授精をそれぞれ3カ月がステップアップの目安です。

    40代の場合

    40歳以上は、最初からARTをおすすめします。妊娠の鍵になるのは卵子の質ですが、加齢による卵子の質の低下を止めることはできません。

    スポンサーリンク

    時間的な余裕が少ないと考えて、妊娠の可能性が高い治療を第一選択肢に。
    たとえば、37歳で体外受精をして受精卵を凍結(凍結胚という)、第一子を妊娠・出産したあと、凍結胚が残っていれば、37歳時点での凍結胚で第二子の治療にトライできます。

    一方、一般不妊治療を繰り返して年齢を重ね、やっと体外受精をしたら採卵できる卵子の数は少なく、40歳で妊娠、41歳で出産、第二子の治療は42歳で再び採卵から…となると、どうでしょうか?

    年齢が若いほどARTの妊娠率は高いのです。早めにステップアップするのが、最近の不妊治療の考え方です。

    お答えいただいた先生

    山下レディースクリニック
    院長
    山下正紀先生

    山下レディスクリニック  院長 山下正紀先生

    奈良県立医科大学卒業。京大産婦人科入局。舞鶴市民病院産婦人科医長を務める。オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎を学び、帰国後、舞鶴市民病院にて近畿発のGIFT法による妊娠に成功、体外受精もスタート。神戸中央市民病院に着任(産婦人科医長、体外受精チーフ)。平成9年4月 山下レディースクリニック 開業。平成16年(神戸三宮磯上通)にクリニックを移転。

    『赤ちゃんが欲しい』秋号は好評発売中

    Amazonで購入する!

    楽天で購入する!

    スポンサーリンク

    あかほしLINE