【不妊Dr.相談】タイミング療法中です。漢方は「当帰芍薬散」がいいの?34歳|妊活webマガジン 赤ちゃんが欲しい(あかほし)
不妊治療
妊活を始めると出てくるわからないことやお悩み。
こんなこと病院で聞いていいのかな、主治医の先生には聞きづらい…
そんなベビ待ちさんの体や治療に関する気がかりに、不妊治療専門ドクターが答えてくれます。
ご自分に似た相談があれば、ぜひヒントにしてみてくださいね!
今回教えてくれたドクターは…
英ウィメンズクリニック理事長 塩谷雅英 先生 です。
婦人科を受診したところ「基礎体温が全体的に低いから」と、「当帰芍薬散」を処方されました。
まずは、この漢方を服用しながら、タイミング法で様子を見ることに。この時期に服用する漢方はこれが最適ですか?
相談者データ▶︎ 34才/腹部超音波検査問題なし/タイミング法に挑戦中
「当帰芍薬散」は、婦人科ではよく処方される代表的な漢方です。漢方薬は、その人の体調に合ったものが処方されます。
「当帰芍薬散」は、「虚証(きょしょう)」といって、華奢な体格のかた、そして、「瘀血(おけつ)」といって、血のめぐりが悪いことが原因で、冷え、頭痛、不眠、生理痛などに悩んでいるかたにおすすめです。この漢方を服用することで、全身に必要な栄養素を与え、血行をよくするのと同時に、水分代謝がととのうことで、冷えや生理不順を改善します。
1カ月ほど、服用してみて、効果を感じることができないようなら、主治医に相談し、漢方をかえていただくのがよいでしょう。『赤ちゃんが欲しい2019夏』掲載
塩谷雅英 先生
1985年島根医科大学卒業。京都大学産婦人科に入局後、体外受精チームに所属し、不妊の臨床に取り組む。1994年より神戸市立中央市民病院に勤務、兵庫県初の顕微授精児誕生に貢献。2000年、英ウィメンズクリニックを垂水駅前に開設、2004年に、三宮にクリニックを開設する。
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