不妊治療

    受精卵着床のベストタイミングを調べて妊娠率UP!【不妊治療専門医監修】

    公開日:2020.11.20 / 最終更新日:2020.11.25

    受精卵着床のベストタイミングを調べて妊娠率UP!【不妊治療専門医監修】

    Answer
    「受精卵は胚盤胞という成長段階で着床するので、胚盤胞移植のほうがERA検査の結果をより正確に反映できます」~吉田先生

    胚盤胞でなければいけないわけではありませんが、受精後2~3日目の分割卵が、ちょうど5日目に胚盤胞になるとは限りません。なかには6日目に胚盤胞になる場合もあるでしょう。
    現在は、培養液および培養技術の進歩により、着床直前の胚盤胞までの培養が可能になっています。ERAの検査で精度の高い着床時期を調べたのですから、着床のずれが生じる可能性のある分割期胚より着床直前の胚盤胞を移植するほうが、検査結果をより正確に反映できます。
    当クリニックでは ERA検査をする場合、移植できる胚盤胞ができてから、検査を受けていただくことをおすすめしています。特に年齢が高くなるにつれて、受精卵の染色体の数的異常の割合がふえ、胚盤胞まで育つ確率が低下します。検査を受けて着床時期が明確になっても、戻せる胚盤胞がなければ、何のために検査したのかということになりかねません。検査費用も安くはありませんので、しっかり胚盤胞を準備してから検査につなげたいものですね。

    ERA検査は一度受ければOKですか? 何度も受ける必要はない?

    ERA検査の結果は、周期によって大きなずれが生じることはないといわれています。検査を受けて、着床に最適な時期が決まれば、その後の胚移植は全てそれに合わせて行なえばいいと考えていただいてかまいません。
    また、ERA検査とセットで受けられる検査に、子宮内膜の細菌の種類と量を調べる「EMMA検査」と、感染性慢性子宮内膜炎の有無を調べる「ALICE検査」があります。EMMA検査の結果、着床のしやすさにかかわる子宮内膜の乳酸菌の量が少なければ、膣剤で補充できます。慢性子宮内膜炎は着床不全の一因になることがわかっていますが、適切な抗生剤を投与することで予防と治療が可能です。
    当クリニックでは ERA検査とセットで検査することをおすすめしています。

    監修/山下湘南夢クリニック 吉田先生

    お答えいただいたのは
    山下湘南夢クリニック
    副院長 吉田雅人先生

    1993年、山形大学医学部卒業後、同大学産科婦人科学教室入局。2001年、医学博士号取得。愛育レディースクリニック院長、やはたウィメンズクリニック副院長をへて13年、山下湘南夢クリニック勤務。翌年より副院長に就任。生殖医療専門医。抗加齢医学会専門医。

    山下湘南夢クリニックのホテルのような待合ロビーは、水の音がやさしく響き渡る癒やしの空間です。

    採卵や胚移植のあと、体を休める安静室は、自然光がたっぷりと入る明るいお部屋です。

    2F待合室は南欧調のラウンジです。間接照明のやさしい光が室内を照らし落ち着いた雰囲気となっています。

    培養室には最先端の機器がそろい、専門スキルを持つ胚培養士が常勤しています。欧州で実績のある医療機器認証済の培養器を輸入、臨床導入しました(国内初)。高度生殖医療研究所が併設され、医局、培養室と連携しながら最前線の研究を実施しています。

    山下湘南夢クリニック

    住所 神奈川県藤沢市鵠沼石上1-2-10ウェルビーズ藤沢4F
    アクセス JR東海道線・小田急江ノ島線「藤沢駅」南口から徒歩4分、 江ノ島電鉄線「藤沢駅」徒歩3分
    電話 0466-55-5011 

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