不妊治療

    クロミッドの効果・副作用・飲み方までくわしく!男性不妊にも使うの?【不妊治療専門医監修】

    公開日:2019.10.31 / 最終更新日:2020.10.19

    クロミッドの効果・副作用・飲み方までくわしく!男性不妊にも使うの?【不妊治療専門医監修】

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    クロミッドは、クロミフェンという薬剤の商品名です。同じような効果を持つ薬としてセロフェン、セキソビットなどがありますが、その中でも不妊治療の現場で最もよく使われている薬です。飲んでいる妊活女子が多いことから、「どんな人が服用するの?」「私に合ってる?」「飲み忘れたときは?」「使いすぎると子宮内膜がペラペラになるってほんと?」など、ソボクな疑問がたくさん。不妊治療専門医にお答えいただきました。

    クロミッドとはどんな薬?

    クロミフェンという薬剤の商品名がクロミッドです。

    クロミッドの効果は「卵胞発育促進」と「卵巣刺激」

    妊娠の仕組みを大まかに説明すると、次のようになっています。

    ①卵巣の中でいくつかの卵胞(卵子を包んでいる細胞)が大きく育つ
    ②最も大きく育った卵胞が十分に成熟すると、中の卵子が卵胞の壁を破って外に飛び出す
    ③飛び出した卵子は卵管で精子と出会い受精する
    ④受精卵は細胞分裂を繰り返し、成長しながら子宮へと運ばれる
    ⑤受精卵が子宮内膜に着床すると、10日ぐらいで妊娠反応が出る

    クロミッドは、妊娠の仕組みのになんらかの問題がある場合に使われます。
    一般的にクロミッドは排卵誘発剤と言われますが、のように卵胞がうまく育たないトラブルにも作用します。その働きは、「排卵誘発」と言うよりも、「卵胞発育促進」と言うほうがしっくりきますね。

    また、クロミッドは排卵障害がなくても使われることがあります。卵胞の発育をしっかり起こしたり、複数個の卵胞の発育を促すのが目的で、これを「卵巣刺激」とよびます。排卵にいわばアクセルを入れてやるイメージです。

    クロミッドがこうした働きをするのは、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌を促すからです。このホルモンがしっかりと分泌されることで、卵胞が十分に育ち、排卵のタイミングになった時にはグンとアクセルがかかってスムーズに排卵されるのです。

    使いやすく、副作用が少ない

    クロミッドは最もよく使われている排卵誘発剤ですが、それにはいくつかの理由があります。

    1日30~60円と安い

    クロミッドの薬価は1錠100円ぐらいです。服用は1日1~2錠ですから、健康保険3割負担の人なら1日30~60円ほどの出費です。不妊治療には多くのお金がかかりますから、この安さは魅力的ですね。
    もちろん、「安いけれど効果がない」では意味がありません。一定の効果が認められるからこそ、広く使われているのです。

    副作用が少ない

    不妊治療では、ホルモン分泌に働きかけるさまざまな薬が使われます。そのため、気分が悪くなったり便秘やじんましんが出たりする人もいます。どんな薬にも副作用の可能性はありますが、クロミッドは副作用が比較的少ない、おだやかに作用する薬です。長い間使われてきた実績があり、大きな副作用のないことがわかっています。

    手軽に使える

    注射には通院が必要です。排卵誘発剤を体に入れるために毎日通院するのは、時間的にも肉体的にも負担が大きいですね。自宅で錠剤を飲むだけのクロミッドは、その簡便さからも広く使われています。

    クロミッドの使い方・いつからいつまで飲むの?

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