ERA検査(子宮内膜着床能検査)

ERA検査(子宮内膜着床能検査)とは?

体外受精において、良好な受精卵を複数回移植しても妊娠に至らない場合に行う検査です。着床に最適なタイミング、“着床の窓”がいつ開くかを遺伝子レベルで調べます。ERA検査をすることにより各患者様における“着床の窓”の結果から移植の時期を判断し、妊娠・出産をしていただくため実施しております。

検査方法は?

検査の正確性を期するため、ホルモン補充周期で行います。

  1. エストロゲン製剤(エストラーナテープ)を月経2日目頃から貼付開始
  2. 月経10日目〜14日目ごろ内膜の厚さを確認(状況によっては省くこともあります)
  3. 胚移植実施相当日当日に子宮内膜組織を採取し検査に提出

子宮内膜組織採取の時間は5分程度です。麻酔は行いませんが、痛みに弱いかたは事前に鎮痛剤を使用する場合があります。なお、検査周期では移植は行いません。

また、ERA検査と同一周期に、同じ検体で検査が可能なEMMA(エマ)検査〈子宮内マイクロバイオーム検査〉、ALICE(アリス)検査〈感染性慢性子宮内膜炎検査〉ができます。

EMMA検査(子宮内マイクロバイオーム検査)とは?

近年注目されている子宮内細菌フローラを検索する検査です。子宮内にラクトバチルスと呼ばれる乳酸菌が少ないかたでは、妊娠率の低下、継続妊娠率の低下、生児出産率の低下につながります。

また、乳酸菌(善玉菌)が少ないかたでは子宮内が悪玉菌優位となり、これがいわゆる慢性子宮内膜炎と呼ばれる状態を作ります。慢性子宮内膜炎は不妊症女性の約30%、習慣性流産(不育症)を引き起こしているかたに関しては60%に及ぶとも言われており、不妊症、不育症という一連の病態に関係している可能性が考えられています。

ALICE検査(感染性慢性子宮内膜炎検査)とは?

慢性子宮内膜炎の原因菌を検出し、適切な治療法を推奨します。特に反復着床不全を経験した場合などが対象になります。

当院は2019年11月でご卒業された患者様が2,950人を超えました。体外受精や顕微授精、凍結融解胚移植など高度な生殖医療を提供するクリニックとして、スタッフ一同、一生懸命皆様のご期待に添えるように今後も誠意をもって、一つでも多くの家族が幸せであると実感できる医療を提供し、最大限のサポートをさせていただきます。これが、私たち立川ARTレディースクリニックの使命だと思っています。当院の患者様は20代前半から40才以上の患者様もたくさんいらっしゃいます。無料で電話相談も開始しましたので、ぜひお気軽にご相談ください。

右島富士男 先生

教えてくれたのは

立川ARTレディースクリニック 院長
右島富士男 先生

北里大学医療系大学院修了。医学博士。北里大学病院産婦人科、IVFなんばクリニックなどを経て、2010年に開院。スタンフォード大学・ノースウエスタン大学産婦人科への留学経験をもとに最先端の医療を提供。北里大学医学部産婦人科専任講師。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。

立川ARTレディースクリニック

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