特別な材料は必要なし!授かり薬膳

特別な材料は必要なし!授かり薬膳

第14回

卵子の質を高める②

前回に引き続き、卵子の質を高める薬膳をご紹介します。
卵子の質を高めるには、栄養となる「血」と、生殖機能に関わる「腎」を補うことが大切ですが、それらがしっかりと働かなければ意味がありません。働く=動かすためには「気」が大切ですから、「気」を補うことを意識しています。「補血」「補気」をセットにすることで、卵子の質を効率よく高めることができます。

さらに、「気血」は食べたものから作られますが、胃腸が弱っているとうまく作ることができません。そこで胃腸を元気にすることもポイントにおきました。夏は冷たいものを食べたりなど、胃腸が疲れやすい季節。これらのメニューで体を元気にし、妊娠をめざしましょう。

薬膳の考え方のもと、バランスをとったメニューになっていますから、3品一緒に摂ることをおすすめします。

  • ・・・「気」を流す食材
  • ・・・「血」を流す食材
  • ・・・体を温める食材
  • ・・・「気」を補う食材
  • ・・・「血」を補う食材
  • ・・・「腎」を補う食材

※「腎」はホルモンを管理しているところで、腎が弱くなると生殖機能が衰えてきます。
妊活では「腎」を補うことも重要です。

※「気」「血」「津液」については、こちらを(https://akahoshi.net/health_food/)を参考にしてください。

牛肉とショウガのご飯

胃腸を元気にする、牛肉とショウガを使った炊き込みご飯。ショウガの風味がきいて、食べ応え満点です。

牛肉とショウガのご飯

材料(2人分)

1カップ
牛肉 100g
ショウガ 50g
醤油 大さじ1
大さじ1

作り方

ショウガは千切りにし、牛肉は切り落としを用意する。

炊飯器に全て入れて炊く。

マグロのマリネ

マグロ、セロリ、玉ねぎと、「気」を動かす食材を使ったメニュー。陳皮はみかんの皮を干したもので、漢方薬としても使われています。

マグロのマリネ

材料(2人分)

マグロ 2人分
セロリ 1/4本
玉ねぎ 1/4個
陳皮 5g(なくても可)
大さじ2
ひとつまみ

作り方

セロリと玉ねぎは5ミリのサイコロ状に切る。

ボウルに酢と塩を入れてよく混ぜる。そこへ①の玉ねぎとセロリ、陳皮を加えて1時間ほど置く。

食べやすい大きさに切ったマグロを入れて和える。

カボチャとキャベツのスープ

カボチャ、キャベツ、さつまいも、しいたけとすべて「気」を補う食材を使った、具だくさんスープ。味付けは塩・こしょうだけですが、野菜からおだしが出て、滋味深いおいしさです。

カボチャとキャベツのスープ

材料(2人分)

カボチャ 200g
キャベツ 2枚
さつまいも 1/3本
しいたけ 2枚
小さじ1
こしょう 適量
ローリエ
3カップ

作り方

カボチャとキャベツ、さつまいもは食べやすく切る。しいたけはスライスする

鍋に水3カップと①とローリエを加えて火にかける。途中で塩、こしょうを加える。
カボチャとさつまいもが柔らかくなったら、最後に塩・こしょうで味を整える。

瀧本靖子先生

瀧本靖子先生

中国医学研究家、国際中医師、国際薬膳師、日本薬膳師、管理栄養士、オールアバウトガイド、ソムリエ協会認定ワインエキスパート。実践女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業後、漢方と食事で病気の治療をする病院の食養内科に勤務。その後、老人福祉施設で管理栄養士として勤務。その頃、中医学のおもしろさに魅了され、中医学、薬膳を学ぶ。2005年4月に横浜・青葉台で「薬膳料理レストラン心味」を開店。2006年より「薬膳教室心味」をスタートさせる。

薬膳料理教室 心味
http://www.yakuzen-cocomi.com/

調理アシスタント:日本薬膳師
http://yakuzen-jissengakuin.jp/license

薬膳で、妊娠する人が増えています!

瀧本先生が主催する「薬膳教室心味」では、妊活中の方向けの講座も実施しています。そこで、薬膳を受講し妊娠された方からコメントをいただきました。食事や生活の参考にしてくださいね。

≫ 妊娠された方からのコメントはこちら

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