特別な材料は必要なし!授かり薬膳

特別な材料は必要なし!授かり薬膳

第18回

男性が元気になる②

前回に続き、男性が元気になるメニューです。

妊活中の男性は会社の中で中間管理職の世代で、上司と部下にはさまれて、いろいろとストレスを抱えている人も多いでしょう。仕事も忙しく、疲れきって「妊活どころではない…」という男性もいるかもしれません。

そこで今回は、生殖機能を司る「腎」や、体の栄養の素である「血」を補う薬膳をご紹介します。すっぽんやレバー、ハツなど、元気になる食材をそろえました。ちょっと調理が難しそうに感じるかもしれませんが、すっぽんは缶詰を利用、レバーやハツも赤ワインで煮込むだけなので、とても簡単。ここぞというタイミングで、パートナーに作ってあげてくださいね。

薬膳の考え方のもと、バランスをとったメニューになっていますから、3品一緒に摂ることをおすすめします。

  • ・・・「気」を流す食材
  • ・・・「血」を流す食材
  • ・・・体を温める食材
  • ・・・「気」を補う食材
  • ・・・「血」を補う食材
  • ・・・「腎」を補う食材

※「腎」はホルモンを管理しているところで、腎が弱くなると生殖機能が衰えてきます。
妊活では「腎」を補うことも重要です。

※「気」「血」「津液」については、こちらを(https://akahoshi.net/health_food/)を参考にしてください。

養生お粥

すっぽんスープを使ったおかゆです。高級食材のすっぽんですが、缶詰スープならお手軽。やさしいおいしさで元気になりますよ。

具だくさん・補気パスタ

材料(2人分)

1/2カップ
すっぽんスープの缶詰 1缶
ネギ 1本
しめじ 1/2袋
ひとつまみ
2カップ

作り方

米を洗っておく。ねぎは斜めに、しめじは食べやすく切っておく。

土鍋に水を入れて洗った米、すっぽんスープの缶詰、ネギ、しめじを加えて火にかける。

沸騰したら弱火にして、ふたをずらして20分~30分煮る。最後に塩で味を整える。

レバーとハツの煮込み

ハツは豚の心臓です。中医学では弱い臓を食べるとその臓器が強くなるとされ、心臓を食べることで、心、つまりメンタルを強くできると考えます。心労がかかる妊活中の男性にはおすすめです。

レバーとハツの煮込み

材料(2人分)

レバー 100g
ハツ 100g
赤ワイン 100cc
黒酢 大さじ2
バルサミコ酢 大さじ2
黒砂糖 適量
醤油 大さじ2

作り方

フライパンに油をひいて、レバーとハツを焼く。

軽く火が通ったら、赤ワインを加えてアルコールを飛ばす。

調味料を加えて、ふたをして5分ほど煮込む。

ほうれん草のポタージュ

ひよこ豆を使ったコクのあるポタージュ。にんにくの風味もきいていて、ほうれん草が苦手な人にもオススメ。ほうれん草のグリーンがテーブルに映えます。

ほうれん草のポタージュ

材料(2人分)

ほうれん草 100g
ひよこ豆 40g
たまねぎ 1/2個
オリーブオイル 少々
にんにく ひとかけ
塩・こしょう 適量
3カップ

作り方

ひよこ豆は柔らかく茹でる。

鍋にオリーブオイルを入れて、みじん切りにしたにんにくとたまねぎを炒める。

そこへ、適当な大きさに切ったほうれん草と水3カップ、①も加え塩、こしょうで味を整える。

味が整ったらミキサーにかける。

瀧本靖子先生

瀧本靖子先生

中国医学研究家、国際中医師、国際薬膳師、日本薬膳師、管理栄養士、オールアバウトガイド、ソムリエ協会認定ワインエキスパート。実践女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業後、漢方と食事で病気の治療をする病院の食養内科に勤務。その後、老人福祉施設で管理栄養士として勤務。その頃、中医学のおもしろさに魅了され、中医学、薬膳を学ぶ。2005年4月に横浜・青葉台で「薬膳料理レストラン心味」を開店。2006年より「薬膳教室心味」をスタートさせる。

薬膳料理教室 心味
http://www.yakuzen-cocomi.com/

調理アシスタント:日本薬膳師
http://yakuzen-jissengakuin.jp/license

薬膳で、妊娠する人が増えています!

瀧本先生が主催する「薬膳教室心味」では、妊活中の方向けの講座も実施しています。そこで、薬膳を受講し妊娠された方からコメントをいただきました。食事や生活の参考にしてくださいね。

≫ 妊娠された方からのコメントはこちら

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