特別な材料は必要なし!授かり薬膳

特別な材料は必要なし!授かり薬膳

第21回

血流をよくする①

妊活において血の流れや量はとても大切です。
なぜなら大事な卵を保管している卵巣の血管は細く、血流の流れが悪くなりやすいからです。卵巣は生命を維持することとは直接関係のない臓器であるため、衰えやすいのです。
中医学では「気」を増やして流す力を強くするか、「血」を増やしてそのものを強くすることによって、血流がよくなると考えます。

血流が悪くなる原因には、冷えや加齢、ストレス、運動不足など多々ありますが、今回ピックアップするのは気の不足によるもの。
疲れたり空腹になると、手足が冷たくなるのは、「気」が足りなくなっているからです。「気」には体温を維持する働きがあるため、「気」が足りなくなると血液のめぐりが悪くなり、末端が冷えてきます。ですから特に疲労感があって血行不良の人にはおすすめです。

薬膳の考え方のもと、バランスをとったメニューになっていますから、3品一緒に摂ることをおすすめします。

  • ・・・「気」を流す食材
  • ・・・「血」を流す食材
  • ・・・体を温める食材
  • ・・・「気」を補う食材
  • ・・・「血」を補う食材
  • ・・・「腎」を補う食材

※「腎」はホルモンを管理しているところで、腎が弱くなると生殖機能が衰えてきます。
妊活では「腎」を補うことも重要です。

※「気」「血」「津液」については、こちらを(https://akahoshi.net/health_food/)を参考にしてください。

焼き芋のお粥

自然な甘さの焼き芋が、おかゆにぴったり。食欲のないときや、身体が疲れているときなどにもオススメのやさしい味わいです。

焼き芋のお粥

材料(2人分)

1カップ
適量
6カップ
焼き芋 小さめ1本
(市販のものでOK)

作り方

米を洗っておく。焼き芋は食べやすい大きさに切っておく。

土鍋に焼き芋以外の材料を入れて炊く。お米が少しやわらかくなってきたら、焼き芋を入れる。

お米がやわらかくなるまで炊く。

鶏肉とサトイモのくず煮

やさしいとろみのある煮物です。鶏肉には「気」を増やす働きがあり、サトイモは胃腸の働きを整えたり、体内の余分なものを排出する働きがあります。余分なものが排出されれば、流れもよくなりますよ。

鶏肉とサトイモのくず煮

材料(2人分)

鶏肉 200g
サトイモ 2個
くず粉 小さじ1
大さじ1
薄口醤油 小さじ1
ひとつまみ

作り方

鶏肉、サトイモは一口大の乱切りにする。

鍋に①とひたひたの水を入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして、サトイモが柔らかくなるまで煮る。

薄口醤油、塩を加え5分ほど煮たら、水で溶いたくず粉を加えて、火を通す。

キャベツの炒め物

オイスターソースの風味がきいた炒め物は、野菜たっぷりで彩りも鮮やか。食べ応えもありますよ。

キャベツの炒め物

材料(2人分)

キャベツ 4枚
しいたけ 4個
エリンギ 1本
パプリカ 1/2個
オイスターソース 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1

作り方

キャベツ、しいたけ、エリンギ、パプリカは食べやすい大きさに切る。

フライパンにオリーブオイルを引き、①を炒める。

②にオイスターソースを加え、ひと炒めする。

瀧本靖子先生

瀧本靖子先生

中国医学研究家、国際中医師、国際薬膳師、日本薬膳師、管理栄養士、オールアバウトガイド、ソムリエ協会認定ワインエキスパート。実践女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業後、漢方と食事で病気の治療をする病院の食養内科に勤務。その後、老人福祉施設で管理栄養士として勤務。その頃、中医学のおもしろさに魅了され、中医学、薬膳を学ぶ。2005年4月に横浜・青葉台で「薬膳料理レストラン心味」を開店。2006年より「薬膳教室心味」をスタートさせる。

薬膳料理教室 心味
http://www.yakuzen-cocomi.com/

調理アシスタント:日本薬膳師
http://yakuzen-jissengakuin.jp/license

薬膳で、妊娠する人が増えています!

瀧本先生が主催する「薬膳教室心味」では、妊活中の方向けの講座も実施しています。そこで、薬膳を受講し妊娠された方からコメントをいただきました。食事や生活の参考にしてくださいね。

≫ 妊娠された方からのコメントはこちら

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