特別な材料は必要なし!授かり薬膳

特別な材料は必要なし!授かり薬膳

第22回

血流をよくする②

妊活において、血流をよくすることは非常に大切です。血流が悪くなる原因として、冷えや加齢、ストレス、運動不足などさまざまなものがありますが、前回は「気の不足」に着目し、「気」を増やす薬膳料理をご紹介しました。

今回は、血流が悪くなる原因はわからなくても、とりあえずこれを食べておけば血流改善に役立つ、というメニューです。赤ワインや黒豆、アンチョビやカレーパウダーなど、とにかく血流をよくしてくれる食材を組み合わせました。このメニューを摂って血流を改善し、卵巣や子宮にしっかりと血を送れる体をつくりましょう。

薬膳の考え方のもと、バランスをとったメニューになっていますから、3品一緒に摂ることをおすすめします。

  • ・・・「気」を流す食材
  • ・・・「血」を流す食材
  • ・・・体を温める食材
  • ・・・「気」を補う食材
  • ・・・「血」を補う食材
  • ・・・「腎」を補う食材

※「腎」はホルモンを管理しているところで、腎が弱くなると生殖機能が衰えてきます。
妊活では「腎」を補うことも重要です。

※「気」「血」「津液」については、こちらを(https://akahoshi.net/health_food/)を参考にしてください。

黒米と赤ワインの炊き込みご飯粥

黒米は玄米の一種ですが、玄米のように手間がかからないのに、栄養はたっぷりの食材。赤ワインと一緒に炊き込むと、お赤飯のような色合いのご飯ができあがります。

黒米と赤ワインの炊き込みご飯粥

材料(2人分)

1カップ
黒米 大さじ2
1/2カップ
赤ワイン 1/2カップ
舞茸 1パック
醤油 大さじ1

作り方

舞茸は食べやすい大きさに切っておく。

炊飯器に全ての材料を入れて炊く。

黒豆とアンチョビと手羽中の煮もの

血流をよくするアンチョビを、調味料的に使った煮ものです。アンチョビといえばイタリアンのイメージが強いですが、こうやって調味料代わりに使うのもおすすめです。

黒豆とアンチョビと手羽中の煮もの

材料(2人分)

手羽中 1枚
黒豆 乾燥で40g
アンチョビ 4枚
じゃがいも 1個
にんじん 1本
黒きくらげ 4g
塩・こしょう 適量

作り方

黒豆を一晩水で戻しておく。

手羽中は一口サイズに切る。じゃがいも、にんじんは食べやすい大きさに切る。黒きくらげは水で戻してから、石づきを取る。

手羽中と黒豆を戻し汁ごと鍋に入れ、ひたひたになるように水も加え火にかける。

途中でアンチョビ、にんじん、じゃがいも、黒きくらげを加えて野菜がやわらかくなるまで煮る。

アンチョビが自然に煮とけて塩味がつくので、味を見ながら最後に塩、こしょうで味を整える。

オニオンカレースープ

カレーの香りが食欲をそそるスープです。「気」を流すたまねぎに、血流をよくするカレーパウダーを加えました。食欲のないときも、このスープならおいしくいただけますよ。

オニオンカレースープ

材料(2人分)

玉ねぎ 1個
鶏がらスープ 4カップ
カレーパウダー 適量
ローリエ 1枚
塩・こしょう 適量
適量

作り方

フライパンに油を薄く引き、薄切りにした玉ねぎを入れて火にかけよく炒める。

途中でカレーパウダー、塩、こしょう、鶏がらスープ、ローリエを加えてひと煮立ちさせれば完成。

瀧本靖子先生

瀧本靖子先生

中国医学研究家、国際中医師、国際薬膳師、日本薬膳師、管理栄養士、オールアバウトガイド、ソムリエ協会認定ワインエキスパート。実践女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業後、漢方と食事で病気の治療をする病院の食養内科に勤務。その後、老人福祉施設で管理栄養士として勤務。その頃、中医学のおもしろさに魅了され、中医学、薬膳を学ぶ。2005年4月に横浜・青葉台で「薬膳料理レストラン心味」を開店。2006年より「薬膳教室心味」をスタートさせる。

薬膳料理教室 心味
http://www.yakuzen-cocomi.com/

調理アシスタント:日本薬膳師
http://yakuzen-jissengakuin.jp/license

薬膳で、妊娠する人が増えています!

瀧本先生が主催する「薬膳教室心味」では、妊活中の方向けの講座も実施しています。そこで、薬膳を受講し妊娠された方からコメントをいただきました。食事や生活の参考にしてくださいね。

≫ 妊娠された方からのコメントはこちら

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