【妊娠につながる生活習慣】妊活中の運動、なにを、どれくらいすればいい?
illust/中村久美
画像ギャラリー妊活スタート/ふだんの生活のふり返りからはじめましょう。
毎日基礎体温をはかったり、排卵日を計算してセックスをしたり、自己流でがんばっていてもなかなか妊娠しない…。
そんなときは、ふだん、なにげなくしている行動や習慣を見直してみることをおすすめします。これまでの生活をガラリと変えることばかりが妊活ではありません。
日常生活の中に、妊活へつながる“いいこと習慣”を取り入れることで、妊娠に近づけることがあります。気負いすぎず、気軽に始められる“いいこと習慣”をご紹介します!
【妊活にいいこと】通勤の往復で20分歩く!
★こんないいことが!
●20分でも毎日歩くことで血行がよくなり、子宮、卵巣が元気に!
妊娠力をアップさせるためにも運動をすることはとてもたいせつ。
ただ、仕事が忙しかったり、もともと苦手だったりで、大人になってから運動をしなくなった人も多いのではないでしょうか。
運動するとよいことは2つあります。
まず、筋肉をつけることで全身の血流がアップし、子宮や卵巣などに必要な栄養分が流れるようになり、活性化させることができること。
もう1つは、筋肉は熱をつくり出すという役割もあるので、筋肉量をふやすと、子宮や卵巣など体内の臓器をあたたかくできるということです。
そうはいっても、運動習慣がない人がいきなりマラソンや何かスポーツを始めるのは、ハードルが高いと思います。
おすすめは通勤時間を利用したウォーキング。駅までの時間を徒歩で、朝10分、 帰り10分。合計20分歩くように心がけましょう。筋肉の75%は下半身についているので、ウォーキングで効率よく体をあたためられますよ。
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不妊治療に長年携わる生殖医療専門医、内科医、栄養の専門家など、各分野のエキスパートが教える“妊娠力が高まる習慣”をご紹介しています。
生活リズム、食事、睡眠、ヨガなどさまざまな切り口で、忙しくても「無理せず続けられるもの」をピックアップしています。
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イシハラクリニック副院長。
漢方医療、自然療法などにより、治療にあたる。わかりやすい医学解説に定評があり、テレビ、ラジオ、執筆活動など幅広く活躍中。東洋医学にもくわしく、冷えに関する著書多数。2児の母。
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