〈郡司りかさんの妊活〉結婚から9年、ママになります!不妊治療で授かれたことが、とても誇らしい【後編】
YouTubeチャンネル(郡司りかチャンネル)で、ご自身のリアルな妊活ライフを発信している動画クリエイターの郡司りかさん。先日公表された「妊娠しました動画」が大きな反響を呼びました。
そこで、郡司さんにあかほし編集部が最速インタビュー!約9年に及ぶ妊活・不妊治療について振り返っていただきました。
体外受精にステップアップしてからも、赤ちゃんを授かるまでの道のりは平坦ではなかった郡司さん。それでも「妊活、不妊治療をしたからこそ、得られたものもある」と断言するその言葉には、励まされる方も多いはず。全3回のインタビュー最後となる後編では、体外受精のリアルについてお話いただきました。
前のインタビューを読む>>避妊をやめたら妊娠すると思っていた。不妊治療クリニック探しも難航して【前編】
「体外受精すれば授かる」そう思っていたけれど…
体外受精治療での採卵時、私は麻酔についての知識がほとんどなく、「体への負担が低い」という理由で、静脈麻酔ではなく局所麻酔を選びました。ところが、採卵が想像以上に痛くて、痛くて!「不妊治療中で大変なこと、つらかったことは?」と聞かれると、真っ先にあの痛みを思い出すほどです。ただ、痛みの感じ方には個人差があり、全然痛くないという人もいますので、念のため。
そのときに採れた卵子は10個。質のいい8個を受精させて、実際に受精したのが5個、そこから培養して最終的に凍結できた胚は2個でした。クリニックのすすめで2つとも凍結することにし、翌々月に移植しました。
人工授精のときと同様、「体外受精をすれば授かるだろう」という気持ちがあり、だから、1回目の胚移植で陰性だと知ったときはショックした。ものすごく期待が大きかったし、「赤ちゃんが生まれたら、どんなことをしようか」など、夫ともいろいろと話をしたりして。とにかく夫婦で「これで妊娠できるね」とワクワクしていました。でも結果は、陰性。
2人ともどこにも問題ないのに、体外受精して授からないのはなんでなんだろう?そんな気持ちが頭の中をグルグル回って、まるで見えない敵と闘っているような気分に。でも、以前のようにそこで治療をお休みとはならず、わりとすぐに「じゃあ2回目を」という気持ちになりました。休んでしまったら、そのぶん年齢も上がっていくし、凍結してある受精卵があるのだから、やっちゃおう!っていう感じでしたね。

ドキドキの採卵!
涙が止まらなかった化学流産。夫の言葉が私を救ってくれた
2025年2月、2回目の胚移植で陽性になったときは、言葉にできないほどうれしかったです。タイムラプスで見た受精卵もかわいくてかわいくて!ふたりで「まんまるちゃん」と名前をつけました。でも、残念なことに化学流産(妊娠反応が陽性だったのに、子宮内に胎嚢が確認できない状態)してしまったのです。
先生から、化学流産はわりとふつうにあることなので気にする必要はありませんという説明を受けたのですが、それでも、自分の何がいけなかったんだろう?仕事で立ちっぱなしの日があったからかな?もっと気をつけられることがあったんじゃないかな?と、自分を責めるような気持ちにもなりました。
化学流産だと告げられたときは、本当にショックが大きくて涙が止まりませんでした。夫も同じ気持ちだったと思いますが、流産を告げられたその日に、ふたりで2時間くらい話し合ったんです。そのときに彼が、「胚は乗り物だと思う」と言ってくれました。
「流産したからといって、ふたりのまんまるちゃんがいなくなったわけではない。今回の乗り物(胚)だと、もしかしたら元気に生まれることができないかもしれない。だから今回はこれに乗らないで、元気に生まれることのできる次の乗り物が来るまで待っててね。今回の化学流産はそういう意味で、まんまるちゃんは絶対に来てくれる」
夫のこの言葉と考え方に、私はものすごく救われました。最初は、化学流産したことについては後日フォロワーさんにさらっと伝えようと思っていたのですが、この夫の考え方はぜひフォロワーさんと共有したい!と思い、化学流産だとわかった当日、泣きはらしてむくんだ顔のままYouTubeを撮りました。
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