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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 赤ちゃんは欲しいけど、性交渉をもてない…セックスレスカップルの妊活法とは【神奈川レディースクリニック】

赤ちゃんは欲しいけど、性交渉をもてない…セックスレスカップルの妊活法とは【神奈川レディースクリニック】

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基礎知識
2026/08/12 公開

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私に合うクリニックが分かる!あなたの希望をかなえるおすすめのクリニックをピックアップ。

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赤ちゃんは欲しいけど、性交渉をもてない…セックスレスカップルの妊活法とは

神奈川レディースクリニック
理事長 兼 院長
山本 篤 先生

ひとりで抱え込まずプロに頼ってみても

「子どもは欲しいけれど、どうしてもその気になれない…」。妊活を始めたとたん、義務感や排卵日のプレッシャーから夫婦のセックスレスに悩むカップルは、実は珍しくありません。周りの熱量と自分たちの現状を比べては、「レスなのは私たちだけ?」と孤独やあせりを感じ、パートナーを責めては自己嫌悪に陥ってしまう。そんな出口のないトンネルの中にいるような苦しさを、ひとりで抱え込んでいませんか?

もしふたりの間だけで解決するのがむずかしいと感じたら、まずは専門医やセックスカウンセラーなど、プロに頼ることから始めてみましょう。もしハードルが高いと感じるなら、「シリンジ法」という選択肢もあります。さらに、レスに悩む時間をショートカットして、人工授精や体外受精といった生殖医療の力を借りるのも妊活の形のひとつです。

新しい命を授かるためにどちらかが無理をするのではなく、今のふたりのままで一歩前へ進むための具体的なヒントを見つけてみませんか?

データで見る夫婦間のセックスレス

妻が30歳以上の場合、半数以上の夫婦がセックスレスに
国立社会保障・人口問題研究所の2021年のデータによると、妻の年齢30~34歳の場合、過去1ケ月間セックスレスだった割合は51.1%に。35~39歳は54.1%、40~44歳は59.3%と年齢が上がるごとにその割合も高くなっています。一方、子どもをもつ予定の夫婦に限定すると、妻の年齢30~34歳の場合、過去1ケ月間セックスレスだった割合は53.4%、35~39歳では57.2%。子どもをもつ予定の夫婦のほうが、セックスレスの割合が高いことがわかります。

セックスレスだけど、子どもが欲しい…そんなときどうする?

1. 医師など、専門家に頼る
レスの問題を夫婦ふたりだけで話し合おうとすると、どうしても感情的になったり、お互いを責めて傷つけ合ったりしがちです。そんなときこそ、第三者である専門家を頼ってみましょう。不妊治療クリニックの医師への相談はもちろん、夫婦の性の悩みに特化した「セックスカウンセラー」の手を借りるのもおすすめ。心理的なアプローチからふたりの心のすれ違いをひもとき、プレッシャーをやわらげる具体的なアドバイスをもらうことができます。

セックスカウンセラー・セラピストとは?
性に関する問題は友だちにも相談しにくく、非常にデリケートな悩み。秘密に近いような内容を話すのに、本当にセックスカウンセラーを信頼できるのか…少し不安になるかたも多いと思います。実は医師や心理士などが所属する日本性科学会という専門家の団体があり、セックス・カウンセラーとセックス・セラピストを認定しています。学会認定のカウンセラーやセラピストなら安心して相談できるでしょう。

セックス・カウンセラー
性に関する不安や悩みに対し、カウンセリング技法や各種相談過程を通して、広く性相談に関わる。間接的に性機能障害に関わり、結果的にこの障害を解消することもあるが、これが主目的ではない。

セックス・セラピスト
より限定された専門的職能により、性機能障害の直接的な治療を行う。医師、臨床心理士、保健師、助産師、看護師、その他医療職としての資格、あるいはこれらと同程度の技能を有する。

日本生性科学会のホームページには、学会認定セックス・セラピスト、セックス・カウンセラーの名前が掲載されています。気になるかたは確認を。

2. シリンジ法を試してみる
針のないプラスチック製の注射器(シリンジ)のような器具を使い、自宅で精液を女性の腟内に注入する妊活方法です。「シリンジキット」としてネットなどで手軽に購入できます。

●一般的な使用法
①男性が専用の容器に精液を採取
②カテーテルをつけたシリンジで、精液を吸い上げる
③女性がシリンジを腟に挿入する

●注意点
あくまで「タイミング法の代替」と考えましょう。やり方自体は人工授精と似ていますが、クリニックで行われる人工授精は、精液を洗浄濃縮して行われます。またシリンジ法は精液を腟内に挿入するのに対し、人工授精は子宮内に医師が注入します。したがって精子の運動率が低い場合などはむずかしいこともあります。

3. 人工授精や体外受精を検討する
「シリンジ法で結果が出ない」「年齢的にあせりがある」という場合は、ためらわずに生殖医療の力を借りてみましょう。セックスレスという状況は、不妊治療クリニックを受診する立派なきっかけになります。排卵日に合わせて自然に授かるのを待つ「タイミング法」を飛び越え、人工授精や体外受精へとステップアップすることも、赤ちゃんを迎えるための選択肢のひとつです。

●医療を頼る3つのメリット
①「性行為ができるか・できないか」に一喜一憂する必要がなくなり、夫婦間のギスギスした空気が一気に解消される。
②年齢が気になっている場合も、時間をムダにせず、より妊娠率の高い方法に挑戦できる。
③さまざまな検査によって、レス以外に不妊の原因がないかを調べることができる。

企画:サンワードメディア

監修
監修

東京大学薬学部薬学科卒業後、2005年東京医科歯科大学(現・東京科学大学)を卒業。同大学附属病院周産女性診療科、2010年国立成育医療研究センター不妊診療科などをへて、2020年より神奈川レディースクリニック及び六本木レディースクリニックに勤務。2025年3月より現職。日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本生殖医学会専門医・指導医、日本性科学会認定セックスカウンセラーとして、同クリニックでセックスカウンセリングも行っている。

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