気づいたら39歳に。自然妊娠を目指していたけれどアラフォーの壁に直面!|大堀恵さん2人目妊活【前編】

アイドルグループAKB48、SDN48で活躍し、「めーたん」の愛称で親しまれる大堀恵さん。2024年12月に待望の第二子を出産し、二人の女の子のママになりました。
「長女を出産後、すぐにでも2人目を授かりたかったのですが…」という大堀さん。
全3回のインタビューでは、第二子で初めて経験した妊活や、10年ぶりとなる妊娠・出産までの道のりについて、たっぷりお話を伺いました。*インタビューの内容は出産前(2024年12月)時点のものです。
関連記事→「ママ、流産したの?」長女に伝えた命の大切さ。不妊治療を経験して思うこと|大堀恵さん2人目妊活【後編】
自然妊娠をめざしていたら時間が過ぎてしまい…
長女の出産は2014年、30歳のとき。夫婦ともに「すぐにでも赤ちゃんが欲しい」と思っていたので、挙式の翌月に妊娠がわかったときには、うれしくて、ありがたくて。
まさか2人目を授かるまでに10年もの時間がかかるなんて、このときは思いもよりませんでした。
長女は緊急帝王切開となったため、お医者さんから「次の妊娠までは2年くらいあけてください」と指導を受けました。
初めての子育てにバタバタの日々のなか、そろそろ2人目をと思い始めてからも気づけば1年。夫とも「なかなか授かれないものだね」なんて話しながらも、産婦人科の受診など次のステップが話題に上ることはありませんでした。
というのも、1人目の妊娠があまりにスムーズで、赤ちゃんが欲しいという願いがすぐにかなったこともあり、「赤ちゃんは授かりもの。いつか自然にやってきてくれる」という思いが強かったんです。
その後、確か長女が4〜5歳のころに産婦人科を受診し、不妊スクリーニング検査を受けました。
検査の結果は、夫婦ともに異常なし。さらに、卵子の在庫数の目安になるというAMH値は、年齢平均よりも高めの数字でした。検査を受けてますます、わが家の2人目妊活の方針は間違っていないと確信することに。
「どこも異常がないのなら、やっぱり自然に任せるほかない」
本格的な治療には進まず、夫婦でのタイミング法を続けるうちに、またも数年が過ぎていったのです。
生理のたびに落胆するのが日常に
私は生理周期も安定していて、排卵日周辺には鈍痛があるタイプ。自己流のタイミング法でも大きなズレはないはずだというひそかな自信がありました。排卵日が近づいてくると、夫にLINEで卵の絵文字を送るのが、夫婦の間のサインに。
「妊活を続けていると、タイミングをとるのも義務に感じられてつらい」という声も聞きますよね。「今日を逃すと、今月のチャンスをムダにしてしまう!」という義務感というか、使命感というか…。わが家ももれなくそうでした(笑)。
ムードというより、もはやスポーツ?でも、ムードがなければダメってわけではないですよね。夫婦で協力して「よし、頑張ったぞ!」というのでも全然いいと思うんです。ただ、夫が協力的だからこそ、うれしい報告ができないことには心が痛みました。
毎月生理がくるたびにがっかりして、「今月もダメだった」と焦って。生理が少しでも遅れると「もしかして…!」と期待して、妊娠検査薬もどれだけ使ったか数えきれません。
陰性の1本線を見るたびに湧き上がるのは、夫に対して、また、2人目の誕生を楽しみに待っているにちがいない両親に対して「申し訳ない」という思いです。
頭では誰も悪くないと分かっていても、どこかで自分を責めてしまうしんどさがありました。でも、その繰り返しは、ある意味では日常のことになっていたんですよね。
「いつかきっと…」と思ううちに30代が終わろうとしていた、というのが正直なところです。
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