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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 体外受精に保険適用されるのは何回まで?回数と年齢のギモン【保険診療と自由診療Q&A】

体外受精に保険適用されるのは何回まで?回数と年齢のギモン【保険診療と自由診療Q&A】

妊活ライフ
2025/03/29 公開

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保険診療で体外受精をしたいけれど、よくわからない…。『あかほし』会員から寄せられた質問に、峯レディースクリニック院長の峯克也先生にお答えいただきました。

関連記事【不妊治療とお金】人工授精や体外受精は保険診療?どんなときに自費になる?

Q.休んでいた不妊治療を再開したいとき、注意する点は?

体外受精にトライしていましたが、妊活をお休みしようかと考えています。もし保険診療で治療を再開したい場合に、注意する点はありますか?

A.年齢による体外受精の回数制限をよく考えて

保険診療で胚移植を行う場合、40歳未満は6回まで、40歳以上43歳未満は3回までと回数が決まっています。さらに、治療周期中に43歳を迎えた場合は、たとえ保険適用の回数が2回残っていても、その周期の胚移植で保険診療は終了となります。

毎月排卵しているから毎月採卵できると思っているかたもいますが、実際には検査を行って、採卵、受精、胚移植、凍結などのステップがあるため、時間がかかります。そのため、あと3ヶ月ほどで43歳になるというときに保険適用で胚移植を3回したいと言っても、できない可能性が高いのです。余裕をもって再開することを考えましょう。

Q.体外受精をしている途中で40歳になったら?

来月で40歳になります。体外受精をしている途中で40歳になったら、保険診療の回数はどうカウントされますか?

A.39歳までに治療計画を立てれば6回まで

体外受精の胚移植をしていて、その途中で40歳になったとしても、39歳のうちに治療計画を立てておけば、保険診療で体外受精や顕微授精をして胚移植できる回数は6回です。

ただし、39歳で妊娠・出産し、40歳になってから「次の子どもを体外受精で」という場合は、妊娠・出産でリセットされているので、保険適用される回数は3回になります。

次のページ>>転院を考えている場合、保険診療の回数など注意点は?

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監修
監修

日本医科大学大学院女性生殖発達病態学修了。同大学産婦人科学教室で講師や生殖医療主任、木場公園クリニック勤務などをへて、2017年6月に峯レディースクリニックを開院。父も産婦人科医で母は助産師の家庭に育ち、現在は2児の父。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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