1人ひとりの背景も把握して治療をプランニング。 医療者側の工夫で、仕事と治療の両立をサポート【働く女性にやさしいクリニック・麻布モンテアール レディースクリニック】

仕事をしながら忙しい毎日のなかでも妊娠をめざすには?共働きにもやさしいクリニックを紹介していきます。
1人ひとりの背景も把握して治療をプランニング。 医療者側の工夫で、仕事と治療の両立をサポート
東京都
麻布モンテアール レディースクリニック
院長 山中 智哉先生
1998年山梨医科大学卒業。同大学産婦人科、国立甲府病院産婦人科、NTT東日本関東病院、不妊治療専門レディースクリニック等をへて、2019年6月、麻布十番にクリニック開院。医学博士、日本専門医機構認定産婦人科専門医。
〈麻布モンテアールレディースクリニック〉
働きながら通いやすいポイント
●火曜・木曜は20時まで診療
●土曜・日曜も診療
●受診回数を減らす工夫
●患者さんの背景もふまえて計画
働きながら不妊治療を受けられる診療体制
患者一人ひとりのライフスタイルや治療歴を丁寧に把握し、それぞれに最適なプランを提案している「麻布モンテアールレディースクリニック」。通院中の患者さんの約7~8割が仕事と治療を両立されているそうです。
「当院は火曜と木曜は20時まで診療しており、土日も対応しています。体外受精を含め、すべての治療をこの枠内でスケジューリングできますので、仕事を続けながらでも無理なく通院できます。予約制で時間指定も可能ですので、予約時間のみ職場を抜けて受診される方も多いです」と山中院長。
働きながらの不妊治療では、通院の負担をいかに軽減するかが大きな鍵となります。
「クリニック選びの際には、治療方法の選択肢が幅広く、自分の生活スタイルに合った計画が立てられるかどうかが重要です。特に体外受精は、治療法によって通院頻度やスケジュール調整のしやすさが大きく変わってきます」
新たにフロアを増設。新しい待合室は白と木目を貴重とした待合室は開放的な空間で、光が差し込み暖かみのある明るい雰囲気です。
たとえば、自然周期での体外受精は、生理周期に合わせて採卵・移植を行うため、スケジュールが読みづらく、仕事との調整が難しくなりがちです。一方で、排卵誘発を用いた刺激周期や、ホルモン補充周期による胚移植であれば、ある程度日程のコントロールが可能。仕事と両立しながら進めやすくなります。
「当院では1回の採卵で複数の胚を凍結保存し、仕事を続けながら第二子・第三子の妊娠・出産を実現されている方も多くいらっしゃいます。診察では、超音波検査や尿中LH検査、ホルモン値などから先の展開を見越して計画を立て、できるだけ少ない通院回数で進められるよう努めています」
こうした患者さんの負担を減らしながらも、最善の成果を目指す姿勢、丁寧かつ計画的なアプローチが、長く安心して治療を続けられる環境を支えています。
待ち時間もリラックスできるよう待合室には水槽も。
患者さんの背景を丁寧に聞き取り、最適な治療計画を提案
「一人ひとりに合った治療計画を立てるためには、その方の生活背景まで理解することが欠かせません。私は診察の際にしっかりとお話を伺い、たとえば『平日は仕事で休めない』『第一子の育児で受診できる時間が限られる』『出張がある』『この期間は旅行予定がある』などの情報もカルテに記載しています。
こうしたライフスタイルに関する情報まで加味して、最適な治療スケジュールを提案しています」
同クリニックでは、基本的にすべての患者さんを山中院長が診察しており、個別性の高いプランニングが可能です。「全体像を常に把握しているからこそ、細かな悩みにも寄り添いながら、一貫した診療を提供できます」と山中先生。
たとえば、タイミング法では、排卵前の受診が理想ですが、次回受診が排卵後になってしまう場合でも、あらかじめ排卵日を予測して指示を出しておくことで対応可能です。
「次にいつ受診できるのか、診察時に患者さんと共有しておくことが大切です。『受診可能な日』『絶対に来られない日』『調整すれば来られるかもしれない日』を事前に教えていただけると、よりスムーズな治療計画が立てられます」
培養室。精子や卵子、受精卵が大切に管理されています。
体外受精においても、夫婦双方のスケジュールに配慮した調整を行っています。
「排卵誘発によって5個以上の採卵が見込まれる場合には、ピルで卵巣の状態を整えておきます。ピルを飲み終えてから4〜5日後に生理が来ることがわかっているため、ピルの服用期間を調整することで、ご夫婦の都合に合わせて採卵日を設定することができます。ご主人の都合がつかない場合には、精子凍結によって対応することも可能です」
また、胚移植の際に完全自然周期を希望される方には、排卵日を待つ必要があると思われがちですが、軽度の排卵誘発剤を用いることで、数日の範囲でスケジュールの調整が可能です。
笑顔あふれる明るいスタッフの皆さん。一丸となり妊活をサポート。
院長自らが行う無料の不妊カウンセリングでまずは相談を
同院では「治療の前にまず不安や疑問を話してほしい」という思いから、院長・山中先生による無料の不妊カウンセリングを実施しています。
「『自分に不妊治療が必要なのかわからない』『どのように治療を始めればいいかわからない』といったご相談から、『他院で治療しているけれど結果が出ない』というセカンドオピニオン的な内容、あるいは卵子凍結についてのご質問など、さまざまな内容に対応しています。
一人あたり15〜20分ほどしっかりお時間を取り、納得いくまでお話を伺います。その後、希望される方はそのまま検査を受けていただくケースも多いですね。まずは一歩を踏み出してみたい、少しだけ話を聞いてみたいという方も、ぜひ予約のうえでお気軽にお越しください」
山中先生は「仕事を続けながら不妊治療を行うことは、十分に可能です」と力強く語ります。
「“この日しか来院できない” “この日でなければ採卵できない”というような一方的な医療ではなく、私たち医療者側が工夫を重ねることで、治療スケジュールはある程度柔軟に調整できます。もちろん予定が大きくずれそうな場合には、できるだけ早くお伝えし、余裕を持ってお仕事の調整ができるよう配慮しています」
治療と仕事、両方を大切にしたい女性にとって、両立は決して不可能ではありません。
「たしかに、2つのことを並行して行うのは、どちらか一方に専念するよりも負担は大きくなるかもしれません。ですが、医療者側の柔軟な対応と、ご本人のちょっとしたスケジューリングの工夫次第で、無理のない両立が実現できます。仕事も妊娠も、どちらも大切な人生の一部。それぞれの状況に寄り添いながら、私たちがしっかりと支えていきます」
麻布モンテアール レディースクリニック
住所:
東京都港区麻布十番1-5-18 カートブラン麻布十番3階・5階
アクセス:
東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口より徒歩7分
都営大江戸線「麻布十番駅」7番出口より徒歩3分
電話:
03-6804-3208
診療時間:
月曜・火曜・木曜~日曜 9:00~13:00
月曜・金曜 14:00~18:00
火曜・木曜 15:00~20:00
土曜・日曜 14:00~16:00
※水曜は休診日
公式HP:
https://www.monteart.jp/
企画/サンワードメディア





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