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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 有名人も治療していた〈チョコレート嚢胞〉妊娠を目指すなら手術一択?【不妊治療専門医監修】

有名人も治療していた〈チョコレート嚢胞〉妊娠を目指すなら手術一択?【不妊治療専門医監修】

2026/07/13 公開
チョコレート嚢胞

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自分の体のことはもちろん、不妊治療の内容をきちんと理解するために、不妊治療専門医が「体の不安と気がかり」に関する疑問にお答え。

今回は、菜々緒さんや小倉優子さん、藤崎奈々子さん、渡辺美奈代さんも治療していたという「チョコレート嚢胞」について解説してもらいます。

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【質問】右卵巣にチョコレート嚢胞(のうほう)があります。腹腔鏡手術で切除したほうがいい?

〈質問者データ〉
30歳/夫の年齢40代/妊活歴1年半/既往歴:チョコレート嚢胞

右卵巣にチョコレート嚢胞があると診断されました。腹腔鏡手術で切除したほうがいいのでしょうか?

【回答】妊娠こそが子宮内膜症の最大の治療

チョコレート嚢胞

チョコレート嚢胞は卵巣の内部にできた子宮内膜症で、チョコレート嚢腫と呼ばれることもあります。

●子宮内膜症
卵巣や卵管など、子宮以外の場所に子宮内膜が増殖したもの。出血をくり返すことで周囲と癒着し、かたくなることもある。

●チョコレート嚢胞
卵巣の中に子宮内膜が増殖し、病巣が袋(嚢胞)をつくって、その中に古い血液がたまった状態。子宮内膜症にかかっている人の20~30%に見られます。たまった古い内膜や血液がドロッとしたチョコレートのように見えることからこの名前で呼ばれています。

チョコレート嚢胞の主な症状は、月経痛が年齢とともに強くなってくることで、月経時以外でも下腹部痛や腰痛、骨盤痛などを感じることがあります。

チョコレート嚢胞によって卵巣が腫れると、卵巣機能が損なわれて排卵が起こりにくくなり、また癒着が卵管に及ぶと、卵管が詰まって精子や受精卵が通れなくなります。

チョコレート嚢胞は手術で切除することで、妊娠率が向上するとは限りません。近年は、手術によって卵の数が減ってしまうなどのリスクがあるので、できるだけ早く妊娠をめざすことが望ましいと考えられるようになっています。

体外受精を選択することに抵抗がないなら、手術をせずに体外受精に進むのが、妊娠の可能性は最も高いといえます。

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1980年奈良県立医科大学を卒業し、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科医長に着任。86年オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎から研鑚を積む。90年神戸中央市民病院に着任。産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。これまでに約10,000 人の妊娠をサポート。著書『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)が好評。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。2026年5月より院名が「ENA山下ウィメンズクリニック」に変更となり新体制でスタート。

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