夜中に訪れた激しい腹痛の結果…。どこか楽観的に見えた夫の本心とは【100人の妊活・不妊治療記＃005】

夫まで泣き出したんです。本当は心配はしていたけど、ネガティブなことを言わないよう気を遣っていたと初めて夫の本心がわかりました。そこからは、本音で話しができました。

そして夜中、激しい腹痛に襲われ…

そのころ出血も始まっていてナプキンをしていたのですが、ある日の夜中に激しい腹痛が。生理痛よりもずっと激痛で、なんとかロキソニンを飲んでそのまま就寝しました。

翌朝、トイレに行くと血の塊が出ていて、病院に電話をするとその塊をナプキンに包んで持ってきてと指示がありました。すぐにきれいなナプキンに包み、ビニール袋に入れて病院へ。エコーで子宮を見ると、やはり赤ちゃんはいなくなっていたんです。

医師からは手術で摘出する可能性もあると話があったため、どこか「この妊娠は手術で終わるんだろうな」と覚悟していた私は、自然に出てきたことにびっくり。その日は仕事を休みましたが、突然のことに悲しさでいっぱいでした。

その後は子宮をきれいにするための薬を内服しながら、仕事にも復帰。体調は安定しており、何かしていると悲しい気持ちもまぎれたので、仕事があってよかったです。エコーで子宮がきれいになったことが確認できると、医師から妊活は２回ほど生理を見送ってから再開するよう指示されました。

タイミング法に再チャレンジするも、なかなか授からず…

それから２回ほど、妊娠したときと同様の自己流タイミングでがんばってみたのですが妊娠には至りませんでした。