え?世界平均は週2回!日本人は世界最下位。圧倒的に回数が少ないといわれているコトの実情とは?【ドクター監修】
当たり前のことですが、セックスをしなければ赤ちゃんはできません。さらに妊活を目的とするのなら、大事なのはその回数です。「妊活をはじめるカップルに、まず言いたいことは、日本人はもっとセックスを楽しんでほしいということです。」聖隷浜松病院リプロダクションセンター長の今井医師にお話を聞きました。
世界平均は週2回のセックス
日本人のセックス頻度は世界平均よりも圧倒的に少ないのが実情です。2005年にイギリスで行われた調査(※)によると、世界平均は週2回。日本人の平均は週1回以下で、調査対象となった41カ国中で最下位でした。
不妊治療で相談に来る患者さんに、セックスの回数を質問すると、「月に1~2回」と答えるカップルが多く、世界平均は週2回だと説明すると、「えっ! そんなにしないといけないんですか」と驚きます。
※ SSL International 社の性に関する国際調査「2005 Global Sex Survey」より
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セックスしたい!という欲求をふやすために
避妊せずに1年間セックスをして妊娠しない場合を不妊症と定義しますが、これは週に2回セックスをしていることが前提。セックスの回数が日本のように少なければ、妊娠率も低くて当たり前。赤ちゃんが欲しいと思ったら、まずはセックスの回数を増やしてほしいですね。
現代の日本人カップルはとても忙しく、ネットやSNSなどふだんから情報量を多い生活をしています。そのため、自分の性と向き合う時間が少ないといえます。自分の本能を感じるくらい気持ちに余裕があると、セックスしたい!という欲求もふえると思います。
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2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。
3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。
4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。
5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。
6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。
7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。
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